お茶碗続々到着!
「おいしいゴハンのためならば」展に合わせて、作家さんや窯元から続々作品が到着! まずトップにご紹介したいのが愛知•瀬戸市の野口 淳さん。「シンプルなご飯という素材に似合う、素朴にして洗練された器」というイメージを求め、今回初めてお願いしましたが、予想以上に素晴らしい、土味のするさまざまな器を送ってくださいました。これまた初となる砥部 中田窯からは染め付けの茶碗や大小の蕎麦猪口がどっさり!鱗や市松、十草といった文様は伝統柄ですが、骨董のような味わいと現代に通じるモダンさの両方を兼ね備えて、時代を超えた普遍の美しさが宿っている気がします。4月の「はるがきた」展にもご協力いただいた野村亜矢さんからは、三角おにぎりを思わせるお茶碗や小どんぶりが到着。手びねり独特のフォルム感があり、異なる色彩や柄ゆきは、手に取って眺めるだけでも楽しいです。信楽の八木橋 昇さんは黒釉、粉引、飴釉など、さすが〜とため息が出るほどバリエーション豊か。写真は三島手の親子茶碗。高麗茶碗の写しを子ども用につくるとは、なんて粋で可愛く、贅沢なんてしょう! 夏に訪れた安永正臣さんからは土器を思わせる野趣あふれる手びねりの器や、美しい白磁の器が。あの大きな薪窯で焼かれたのだと、稲穂が揺れていた伊賀の地を思い出しました。
このほか「ヨシタ手工業デザイン室」や秋谷茂郎さんの器のことはまた明日! あれもこれも素敵なお茶碗ばかりで、「十人十色」もとい「一人十色」となりそうなほど。一点モノも多数あり、ぜひお早めにおでかけください!