5月14日〜「Iron warm_ plus×eda」展
来週から鉄や木で家具を制作されているIron warm_ plus(アイアン•ワーム•プラス)さんの個展を行います。古い鉄工所をアトリエに、店舗の什器や看板、建築家からの依頼による窓枠や家具、階段まで!制作されています。幅広いオーダーに対応するだけでなく、廃材などを使ったオリジナルの家具やオブジェもユニーク。工房にうかがって、ただっぴろい工場のような空間に無骨な家具やオブジェが整然と配された、まるで秘密基地を思わせる空間に足を踏み入れたときの衝撃は忘れられません。みずからの手で廃材もアートに変えるその姿に、ものづくりの原点に触れた気がしました。Iron warm_ plusを知ったのは、copseのスタッフでもあるドライフラワーgrueの内藤さんとテーブルを探していたのがきっかけでした。鉄脚に天板は無垢材、お教室用にもしたいから長さ2m×幅1mは欲しい、無骨ながら繊細なフォルムという細かな要望のほか、2階のリビングまでどのようにして階段から入れるか、という難題もありました。思いつく限りの作家さんや工房に相談しましたが、地方の作家さんで搬入の問題がクリアできなかったり、予算オーバーだったり、なかなか納得のいくテーブルに出会えません。諦めかけていたとき、Iron warm_ plusのwebに偶然たどりつき、これだ!とうかがいオーダー。天板は杉板を古びた風に染色して、鉄脚もイメージ通り細めにしてもらいながら見えない部分で補強されているので、ぐらつく心配も無用!搬入は直接、伊香賀さんが現場で脚と天板を組み立ててくれることで、まさに理想のテーブルが手に入ったのでした。合わせてスツールや表札もお願いして。そのすばらしい仕事ぶりに触れ、ぜひcopseでご紹介したい、しなければと思いました。しかも奥様の静枝さんは[eda]としてご活躍の布ものの作家。古い生地を仕入れてバッグ類やブックカバーなどを制作されていますが、こちらも大介さんのお仕事にしっくりなじむ風合いです。在店してくださる日程は、オーダーのご相談も受けてくださいます。なかなかぴったりサイズのものって見つけにくいもの。お二人の世界観に触れていただくのはもちろん、ぜひこの機会にイメージに合う家具に出会う機会になれば幸いです。
最終日の23日はご夫妻おすすめの料理家、チモンズの岩本恵美子さんによる出張ランチも予定しています!
<Iron warm_ plus×eda〜鉄と木と布と>
5月14日(木)〜23日(土)*会期中無休(24日はお休み)
伊香賀さん在店日/5月14(木)、16(土)、17日(日)、23日(土)