2016.12.14|ガラス
【冬のおくりもの展】八木麻子さんのガラス
ガラスというと夏のイメージですが、八木麻子さんの
作品は秋の終わりや冬のはじめの澄んだ空気がお似合い。
どうしてもこの季節にご紹介したいと思っていました。
アクセサリー用のボックスにも描かれている花びらは、
八木さんのアイコンとも言えるモチーフです。
八木さんが制作されているのは“フュージング”という技法。
板ガラスやガラスフリットを専用の糊を使用して貼付け、
電気炉内で加熱することによりガラス同士を熔着させ、
さらに削ったり形を整えて完成させる方法です。
吹きガラスと異なり、色あわせや形の表現の自由度が高いのが特徴。
さらに、色彩の美しさを表面をストレートに表現するため
光に反射しないよう表面をマットに削ることで
凛とした雰囲気のなかに、やわらかな色が溶け合う作品に仕上げているのです。
可愛らしい印象ですが、身につけてみるとやわらかな
ガラスの光沢が品良く、装いに洗練を与えてくれます。
今回はアクセサリー中心となっていますが
ピアスは1個から選んでいただけ左右の組み合わせも自由。
さっそくつけてきてくださったお客さまの素敵なピアスを見て
うらやましく、ふつふつとピアス熱が湧いてきました。笑
イヤリングやブローチ、髪留めなどアイテムも豊富。
箱も素敵で、おくりものにも喜ばれること請け合いです!