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2011.12.06そのほか

冬のおくりもの

12月に突入して、今年も残すところわずかとなりました。節電のご時世、家々のイルミネーションも控えめ。激動の一年のしめくくりをこれまでにない複雑な気持ちで迎えている方も多いかと思います。さまざまな思いを抱えながら、それでも一日一日は静かに過ぎていくものです。

12月のcopseは贈り物にふさわしい小物が登場。ひとつはホームスパンのショール。ホームスパンは羊毛を用いた毛織物のことですが、もとはイギリスから伝来した技法。ハリスツイードなどで知られていますが、軽くて温かく風合いのよい織物です。手で紡ぎ、染織し、手機で織るという昔ながらの技法で今もホームスパンをつくる清野(せいの)工房は、意外にも上石神井の住宅街の一角にあり、ご両親がはじめたホームスパンを今は娘の詳子(みつこ)さんが中心となって継承しています。本当に手に取ると驚くほど軽くて、ふかふかとあたたか。複雑かつ鮮やかな色彩にも驚かされます。

さらにもうひとつ、益子に工房のあるANDADURAの革小物。「やわらかな革の風合いを表現したい」という山本祐介さんの作品は、ふんわりと丸みをおびて、手にすいつくようになじみます。シンプルなデザインながら新鮮さを感じるのは使い勝手のよい機能を探り、見事にカタチにしているところ。手のひらにすっぽりはまる、引っ張るだけで出し入れできる小銭入れや、ファスナーを開ければ机の上でトレーのようにして使えるペンケースなど、さりげない工夫が心地よく、使う度にうれしい気持ちになります。

そのほかgrueのセンスあふれるリースもあります。がんばった自分に、お世話になった方への贈りものにしていただけると幸いです。

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