夏きものの楽しみ
夏きもの展もいよいよ明日までとなりました。素敵ね〜と見てくださる方が、週末に近づくほどに多くなっているようで、とてもうれしく思います。その方に似合う柄や、着ていく場所によって、おすすめする品って変わるんですね。あたりまえのことですが、あまり魅力を感じていなかったものでも、合わせる方によってすごく素敵に見えることがあって、毎日新鮮な発見があります。ということで、コーディネートとともにおすすめアイテムを一挙紹介! 夏に着たいシーンを考えると、まずはお祭りなどのイベント。目にも涼やかな風情あふれる浴衣がひとつあると気分も盛り上がります。左上のあじさい柄の紺白浴衣は伝統的な定番アイテム。正統派ですが、品があってやっぱりいいなあと思います。
ただし浴衣は湯かたびら。高貴な方が入浴する際に着るきものが、始まりだそう。そのため浴衣で、電車に乗ってお出かけ〜というのは少々難しいかもしれません。そこで浴衣のほかにも、お出かけ用も欲しいところ。ピンクや赤のラインが入った小千谷縮(左上)や、洋服感覚で着れる格子の綿麻きもの(右)、藤井絞のグリーンを大胆に染めた絞り(左)は、モダンな雰囲気で活躍しそうです。もちろん現実は、2枚も無理! そこで浴衣としても、きものとしても楽しめる柄を選べば、一枚で着回すことができます。たとえば、生成り地に柄も控えめに百合の花をあしらった浴衣(右)は、上品な柄ゆきできもの感覚で着こなせそう。藤井絞りの紺地に飛び絞り(右の2点)は、帯を変えるだけで浴衣に、きものにと楽しめます。男性ものも少しご用意。こちらの藤井絞りの立巻(たつまき)絞りは、男性におすすめした逸品。ちょい悪おやじに着てもらいたい〜。個人的にはDM用に仕立てた雪花絞り→◎の色違いバージョンの冒頭の3色の雪花絞りがやっぱり好きかも。ほかにもまだまだ、素敵な浴衣やきものがあってご紹介しきれませんが、ぜひ明日までcopseの浴衣やきものに会いに来てくださいませ。
*初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。