2015.09.18|木工
【お茶の時間】小塚晋哉さんの木工
いよいよ「お茶の時間」展も明日までとなりました。最後になりましたが木工作家の小塚晋哉さんのご紹介。京都で制作されている小塚さんは、京指物の学校で木工を学ばれ独立されました。
今回、トレイお皿、カッティングボード、カトラリーなどご紹介させていただいていますが、木の持ち味をいかしながらディテールにこだわった仕上がりは、やはり指物を学ばれた方だからかと思う繊細さです。カトラリーやカッティングボードも細部まで美しい。個人的に気に入っているのが白漆のボウル(写真上 直径10×H6㎝ ¥4800)。黒い漆を塗ったあとに黄味を帯びたマットな白で仕上げていますが、下地の黒が見え隠れするテクスチュアが銅版画を思わせます。陶器と思って手に取るお客さまも多く、あまりの軽やかさに驚く方も。
このボウルのほかオーバル皿(長さ22㎝ ¥6500)など深さのある器を作られているのも魅力です。端材でつくるカッティングボードや小さな器もいろいろ。今回、好評をいただいてるのがスクエアのトレイ(45㎝各 ¥4500)で、
プレートや飾り台などいろいろ使っていただけます。
明日からシルバーウィークですね。ランチのご用意ありますので、最終日ぜひいらしていただけると幸いです。