2016.10.04|そのほか
【入荷情報】ZEPA(室内履き)
セルビアのルームシューズ「ZEPA(ゼパ)」が入荷しました。
ZEPAは地元のお母さんたちが編む、伝統的な室内履きです。
旧ユーゴスラビアだったセルビアは、1900年代から2006年に独立するまで、
幾多に渡る内紛や空爆に見舞わられ、人々は生命の危機に常に脅かされてきました。
このZEPAは紛争や災害で傷ついた人々を支援するサポートするプロジェクトから
生まれたもの。
このサポートを行うのが日本の特定非営利活動法人「JEN(ジェン)」です。
紛争で家や財産を失い、不安を抱えている人々を対象に
グループセラピーのワークショップを行ってきました。
楽しくZEPAを編むことが心身のケアとなるだけでなく、売上金の一部は海を渡り
女性たちが自立して生きるための支援活動の一環となるのです。
こんな可愛いルームシューズで、ささやかな支援ができるなんて素敵ですよね。
実は20年来の友人がこのスタッフとして活動し、ただいまセルビアを訪問中。
ルームシューズを編んでるお母さんたちには今回、会えないそうですが
日本の支援が社会に貢献されているか、機能しているか
独立から10年の現状を視察する旅だそう。
ひとつひとつのルームシューズに編んだ人の名前が記されて
色合いはもちろん毛糸の太さやサイズもまちまちなのも手づくりの魅力に満ちて、
眺めているだけでほっこりやさしい気持ちになります。
くるぶしの上まであるから、あたたかさも格別。
もうすぐやってくる寒い季節に向けて、足元から冬仕度をはじめてみませんか。
ZEPA ¥3800+tax