【入荷情報】Sashikiの帽子
五月晴れに恵まれ、昨日でrippleさんの洋服展、無事終了いたしました。
毎日草木で染めた色を眺めて過ごす幸せな日々でした。
はじめてのご紹介でしたが、草木染めの色やrippleさんの洋服にご興味を持ってくださる方、rippleさんのファンの方で連日にぎわいました。
あらためてお礼申し上げます。
お待たせしておりましたSashikiさんの帽子が入荷。
今年は日よけにも活躍するつばが広めの帽子がたくさん!
エレガントなデザインが素敵です。
rippleさんの洋服とも相性抜群なので引き続き、copseの定番として店頭でご紹介したいと思います。
【企画展】「ripple用品店」展は28日まで!
rippleさんの洋服展もいよいよ終盤。連日、たくさんの方にお越しいただいておりますが、まだまだ素敵な洋服がたくさんあります。土曜にお持ちいただいたエプロンドレスやフレアパンツをご紹介。エプロンドレスはシンプルなのにさりげなく可愛らしさとエレガントさが漂う人気アイテム。民族衣装からインスピレーションを得ることが多いそうで、エプロンドレスもシェーカー教徒の洋服のような静謐な佇まいを醸しています。
問い合わせの多いヒエン夫人のワンピースやカレンチュニックは、生地をたっぷり使った贅沢が特徴。実際に着てみると、着姿が綺麗に見えるデザインされていることがよくわかります。見たことのない鮮やかな色合いに目を奪われがちですが、ログウッドや藍、ヤシャブシなどで染めたシックな色合いもため息が出るほどの美しさ。土曜まで、ぜひrippleさんの洋服を楽しみにお越しくださいませ。
「日常を彩る服〜ripple洋品店」展
【作家紹介】筒井幸彦(山ぶどうかご)
かご好きの憧れといえば山ぶどうかご。
かごのなかの王様、キングオブかごというべき風格を備えています。
見た目は一見、地味な(失礼)蔓の籠ですが、使い込むほどに
鈍い光を放ちながら艶やかに変化する姿は、街角で出会えば思わず振り返るほど。
ブランドものに匹敵するお値段ですが、生活道具を超えた唯一無二の魅力があります。
そんな山ぶどうのかごをつくるのが長野県中条に暮らす筒井幸彦さんです。
筒井さんは山ぶどうの蔓を採取するところから、蔓を剥ぎ、かごに編みあげるまで
すべての工程をみずかなら手で行っているのが特徴です。
山ぶどうはその材料を手に入れるのが至難の技。
北国の山奥にしか自生しておらず、何十メートルもの高い木の上まで
巻きつくようにしてつるを伸ばすのが特徴。
山師のように木に登り、ときには10センチを超える太い枝を落としながら作業します。
しかも、かごに使えるのは外皮を剥いだ内皮のみ。
この剥ぐ作業は水分が多い梅雨時の3週間しかできないため
一年分の材料を手に入れるため、なんども山に入ります。
山ぶどうの実を食すクマの住処も近く、クマと遭遇する危険も。
そんな大変な思いをしながらも、どんな重いものを入れても丈夫で折れることのない
山ぶどうは昔から珍重されてきたのです。
筒井さんのかごは、節や曲がったところをうまくいかして
おおらかに仕上げているところが魅力。
細かく緻密であるほど価値があるとされる山ぶどうかごですが、
節や曲がったつるも生かしながらざっくりと編むことで
のびのびと天を目指して蔓を伸ばす山ぶどうの魅力が伝わって
なんともいえないおおらかな気持ちになるのです。
なんといっても磨けば磨くほどに増す光沢も魅力。
ぜひ育てるように愛用できる、山ぶどうかごを見つけてください。
【企画展】ripple洋品店のものづくり
五月晴れ続きのなか、「日常を彩る服〜ripple洋品店」好評開催中です!土曜は桐生から岩野さんご夫妻が工房チャツネさんのパンとともに来店。次々とお越し下さる方と和やかなひとときでした。久美子さんには着こなし方や民族学的な考察から生まれたデザインのことなど、開人さんからは桐生はもとより大阪や浜松で生地の織るところからオーダーして、好みの素材をつくり草木で染めていることなど、洋服づくりの詳細を教えていただけました。生地からこだわってひとつひとつ染めて(ものによっては何十回も!)、しかも少し頑張れば買える値段で実現されているということにも驚かされます。それにしても素敵なご夫妻。たまたま桐生に生まれ育ち、たまたま着たい服をつくりはじめたらいろんな出会いに恵まれて。五月の風のようにさわやかなお二人ですが、台風の目のごとく、日本のものづくりに大きな風を起こし始めている気がします!ぜひrippleさんの洋服の魅力を手に取って感じていただければと思います。
「日常を彩る服〜ripple洋品店」展
【企画展】明日から「ripple洋品店」展!
光り輝く五月晴れ!明日からいよいよripple洋品店さんの洋服店スタートです。草木で染められた色はもちろん、デザインもバリエーション豊かで試着したい気持ちをぐっとこらえて、準備にいそしんでおります。
チュニックやワンピース、コートなどラインナップも充実。しかし自然から生まれた色は本当にきれいですね。鮮やか過ぎることなくしっとり落ち着いた色合いが肌になじむように着こなせそうです。
色は光によって違って見えるもの
だから一年で一番光がきれいなこの時期に、rippleさんの洋服をご紹介したいという念願が叶いました。
草木から生まれた色の美しさ、着心地のよいデザインをぜひ楽しんでいただければと思います。ガラ紡に草木染めした靴下も届いています。なお欠品中のエプロンドレスとパンツは21日(土)に岩野さんが在店の際にお持ちくださるとのことです。では明日から、お待ちしております!
「暮らしを彩る日常服〜ripple用品店」展
5月19日(木)〜28日(土)*会期中無休
*5月21日(土)岩野さんご夫妻在店日(rippleさんの工房兼ショップ探訪記はこちら→◎)
*5月21日(土)桐生の「工房チャツネ」の自家製酵母パン販売
*copseに初めてお越しの方は大泉学園駅から道のりブログをご参照ください→● 大泉学園駅より徒歩約10分。車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆
【企画展】5月19日より「ripple洋品店」展
GWが終わった途端、待っていたように雨が降り始めました。光に輝く緑はもちろんですが、雨に濡れ日ごとに陰影を描く木々の美しさにため息がこぼれます。
「ripple洋品店」の洋服をはじめて見たとき、自然の色から生まれたその鮮やかな色合いと豊かなバリエーションに驚かされました。ripple(りっぷる)は、桐生を拠点に岩野開人さん、久美子さんご夫妻が手がけるブランド。週に一度オープンのアトリエ兼ショップがあり、敷地内にはたくさんの色を煮出す染め場もあります。
久美子さんがデザインした洋服を、さまざまな自然の色に染め上げるのは開人さん。なにより独自の染色技法により色落ちの心配なく着こなせるというのは画期的です。素材にもこだわり、古くからの染織の産地として知られる桐生の地の利を生かして、地元の機屋さんでオリジナルを織ってもらうこともあるそう。生地のほとんどを地元で調達し、近隣の職人が縫製。「街を一周するだけで一枚の生地が洋服に仕上がる」というローカルなものづくりも魅力です。
「ものづくりの輪が少しずつ広がれば」という思いのもと〝ripple=波紋〟と名付けたように、歴史ある街の新しいものづくりが少しずつ注目を集めています。光り輝く5月、素晴らしい色彩と着心地のよいデザインを備えた「ripple洋品店」展にぜひいらしてください。
*5月21日(土)岩野さんご夫妻在店日
*5月21日(土)桐生の「工房チャツネ」の自家製酵母パン販売
【お知らせ】今週末は井のいち/『井』13号は〝走る!〟
今週末はいよいよ「井のいち」です。井のいちのメンバーも関わっているフリーペーパー『井』13号が発行しました。今回の特集は〝走る〟。ちょうどランニングを始めたいと思っていた矢先、絶妙のタイミングです。やはりみなさん、石神井公園周辺を走っている様子。近くに気持ち良く走れる場所があるというのは幸せですね。あとは実行あるのみ‥‥。たべものやITOHENさんのレシピ「にんたま」もおいしそう〜。店頭でお配りしていますので、ぜひご覧くださいね。
【お知らせ】5月15日は「井のいち」へ
お天気に恵まれたゴールデンウィーク、みなさま満喫されましたでしょうか?copseも一週間お休みをいただき、キャンプに出かけたり、公園でピクニックしたり、のんびり休日を楽しみました。合間に「井のいち」の準備も少しずつ。今年は5月15日(日)開催です。場所はおなじみ石神井氷川神社。copseはいつものように焼き菓子や瓶詰めの保存食をたくさんご用意して、ランチをいつも出してくれているスノウドロップさんと一緒に出展。器や木工、洋服など定番の品も持参する予定です。場所は参道奥の右側です。なお15日は出展のためお店はお休みさせていただきます。なんだかお休みばかりで恐縮ですがよろしくお願いいたします。
【入荷情報】ハーブブレンド
「ハーブとアロマテラピー灯り」さんのハーブティの取り扱いをはじめました。ハーブは昔からヨーロッパで薬として活用されてきたもの。灯りさんは、そんなハーブが持つ自然の力を健康管理に生かしたセルフケアを提案しています。人気のハーブティは今回、下記の3種が入荷しています。
「花々」ふんわりお花のなかにレモンが香るリラックスブレンド
「かぜとつち」ある理科のバジルやルイボスのややスパイシーなリフレッシュブレンド
「たねとね」食物繊維を多く含んだハーブを主体にしたデトックスブレンド
ネーミングもセンス良く、贈り物にも喜ばれそうです。母の日の贈り物にいかがでしょうか?
<GWの営業について>
今週は5月1日(日)まで通常営業。来週(5月5日〜8日)はお休みをいただきます。次の営業は5月12日(木)となります。
【入荷情報】工房イサド
額(ナラ、B5サイズ)¥20000
気がつけばゴールデンウィークも目前!すっかり緑輝く季節となりました。
左上(タモ、25×16.7×H1.8㎝+把手10㎝)¥7200、右上(タモ、30×15.5×H1.8㎝+把手10㎝)¥7000、左下(30×17×H2㎝+把手10㎝)¥8000、右下(30×16×H1.5㎝+把手10㎝)¥7500
工房イサドさんから久々に入荷アイテムが到着しました。今回のメインは額縁! 最近、イサドさんが力を注いでいるアイテムのひとつですが、グラフィカルでいて、素材感を余すことなく生かしたデザインに、ひと目惚れしました! 厚みを生かした贅沢なデザインが、そこはかとなく力強さを漂わせます。
丸盆(クリ/濃染、直径30㎝)¥13000、丸盆(クリ、直径30㎝)¥12000
懐かしいような、新しいような。そんな普遍性を備えた存在感がなんともイサドさんらしい。
右上(タモ、22.4×12×H1㎝)¥4200、右中(タモ、17.8×14.5×H 1.2㎝)¥4000、右下(タモ、17.8×14.5×H 1.2㎝)¥4000、左上(タモ、27×14×H1㎝)¥4800、左中(ケヤキ、26×12×H0.8㎝)¥4200、左下(クリ、13×15.2×H1.8㎝)¥5000
右上(セン、直径11.5㎝)¥2800、右中(チーク、直径12㎝)¥3000、右下(キハダ、直径12㎝)¥3000、左上(チーク、直径11.5㎝)¥2800、左中(ケヤキ、直径11.5㎝)¥2800、左下(マツ、直径11.5㎝)¥2200
額縁のほかにも栗材のお盆やカッティングボード、コースターも入荷しています。
お盆は栗渋で染めたものとプレーンの2種、カッティングボードも大きめをたくさん送っていただきました。写真でアップしきれないほどありますので、お探しのサイズや木の種類などご要望ありましたらお問い合わせくださいませ。
明日から久々にスノウドロップのランチも再開。30日までの週替わりメニューは豚肉の照り焼きつくねと蕗/大泉産レタスサラダ/ジャガイモとそら豆の煮物などです。
<GWの営業について>
今週は5月1日(日)まで通常営業。来週(5月5日〜8日)はお休みをいただきます。
【花器展】「花器のある暮らし」明日最終日
盛況をいただいております「花器のある暮らし」展もいよいよ明日が最終日となります。
日ごとに新緑が萌え出ずるころ、季節を満喫していただける展示ができて本当によかったと思います。
花や緑を身近に過ごすだけで心が静まり、穏やかな気持ちになりますね。
なにより、眺めていたい器があるだけで、住まいに飾る場が生まれ、それが顔となる気がします。
毎日、器たちをディスプレイしながら、最終日直前に駆けつけた東京ステーションギャラリーのジョルジョ・モランディ展を思い出しました。
モランディはものを描くと同時にものとものとの関係に美しさを見出し、生涯をかけてそのテーマを追求しました。
配置によって微妙に変わるものともののバランス、陰影、フォルム感など、作品展からいかにものを配置するかということを教えられたような気がします。
少しは今回の展示に生かされたでしょうか?
まだ素敵な作品がたくさん揃っておりますので、どうかお見逃しなくいらしてください。
なお24日(日)はお休みをいただきますのでご了承くださいませ。
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
【花器展】安永正臣さんの花器
釉薬の筒型器 ¥40000
「花器のある暮らし」展もいよいよ終盤となりました。
瓜型の焼締 ¥10000
先日の雨宮ゆかさんの花活け講座でも大活躍だったのが陶芸家の安永正臣さんの作品。安永さんの作品に数名の方よりお問い合わせいただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。安永さんは焼き物の産地、三重県伊賀で焼締や白磁など土味のする作品を制作されています。
筒型の焼締 ¥25000
焼締は通常、釉薬をかけず高温で焼きあげた器を指しますが、安永さんの焼締は硬質な表情を備えながら、釉薬や泥を加えて、何度も焼いてイメージするテクスチュアに仕上げているそうで、オブジェのような佇まいが魅力。
釉薬の丸型器 ¥22000
また、石を削り出したような丸味を帯びた白い器は、釉薬のみを素材につくりあげたもの。斬新な手法により、やわらかなフォルムと独特の質感を表現することに成功しています。
白磁 ¥22000
蓋物(蓋つき)¥22000
「お茶碗展」や「コップとカップ展」にご参加いただいて以来でしたが、数年ぶりに拝見して格段に作風が広がり、素晴らしいお仕事をされていることに驚かされました。
白磁のマグ 各¥3000
陶土や釉薬を扱う店で働いたご経験を生かして、素材を駆使しながら作り上げる豊かな表情はもちろんですが、どれも作為を感じさせない自然から生まれたようなテクスチュアを備えていて惚れ惚れします。
発送にも対応しております。サイズや詳細などお問い合わせありましたらcopse <info@copse.biz>にご連絡くださいませ。
壺 ¥15000
焼締壺(大)¥22000、(小)¥3500
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
【レポート】雨宮ゆかさんの花活け講座を行いました
今日は「日々花」を主宰されている草花研究家の雨宮ゆかさんの花活け講座を開催。ムスカリやジューンベリー、チューリップなど那須の生産者の方から取り寄せてくださった花や枝ものなど春のお花をたくさんご用意くださいました。花器の形にあわせた活け方の方法や、花材の組み合わせ方など教わったあと、今回の展示から好きな作品を選んでさっそく実践。みなさん、悩みながら、ご指導いただきながら活けましたが、これがどうしてどの方の活け方も素晴らしく、これまで眺めていた花器の印象が大きく変わりました!ということで、みなさんの作品を一挙公開!長田佳子さん作のグリーンの器はユニークな形に合わせてフォルムを楽しんで、安永正臣さんの丸い石ころのような器は、まるで草花が生えたような風情を漂わせて。雨宮さんも「みなさん日頃からお花を楽しまれている感じ。質問も具体的でぐいぐい吸収されてすごかった〜」と驚かれていました。最初は不安そうだった方も、最後は「楽しかった〜、ためになりました!」とうれしそう。なにより可憐な花に囲まれているだけで心和みました。それにしても発見が多くて刺激的なひとときだったなあ。雨宮さん、ありがとうございました!
花器のある暮らし展は23日まで。まだまだ素敵な花器が揃っていますのでぜひ、お出かけくださいね。
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
【花器展】福岡彩子さんの花器
今週は花器のある暮らし展のため23日(土)まで、お休みなく営業中。今日も月曜にもかかわらずたくさんの方にいらしていただきました。今回の企画展ではじめてご紹介させていただいているのが陶芸家の福岡彩子さん。独自に調合された釉薬の色彩や繊細なフォルムが洗練された美しさを放っています。そこにあるだけで、まるで静物画のような世界を描き出し、知らず知らずに引き寄せられる感じ。花やグリーンを合わせてもいいですが、オブジェのように飾ってみたくなる器です。ピッチャーやコンポート皿も素敵です。
今日から、ささやかなランチプレートも登場。豆腐キッシュ、春菊のペンネ、人参ドレッシングのサラダ、BlancChienのパンと根菜のミネストローネ。お天気のよい日はテラス席も気持ちよい季節になりました。ゆっくりいらしていただけると幸いです。
*明日は雨宮ゆかさんの花活け講座のため12時オープンとさせていただきます。
【イベント】明日はBlanc chienのパン!
花器のある暮らし展も3日を過ぎ、器はもちろんお花を楽しみにたくさんの方にいらしていただいております。今日はガラスの井上枝利奈さんから追加作品も到着して、ますます華やいだ雰囲気になりました。
明日は富士見台のパン屋さん、Blanc chien(ブランシャン)の天然酵母パンの販売です。Blanc chienは住宅街にある小さなパン屋さん。週に2度の営業ですが、遠方からわざわざ買いに来る方やお取り寄せする方も多いという、パン好きのなかでは知られた名店。そういえば今回ご参加いただいている大阪在住の陶芸家・福岡彩子さんもBlanc chienさんをご存知で、びっくり!明日、たくさん作ってくださる予定なので、楽しみにいらしてくださいね。
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
【企画展】初日!「花器のある暮らし」展
本日から「花器のある暮らし」展はじまりました。
5名の陶芸家と2名のガラス作家による花器。
個性的でフォルム感に富んだ作品が揃い、見ごたえのある展示となりました。
ちなみに飾る前はこんな感じ。それぞれのフォルム感が際立って素敵ではありますが、何かもの足りない感じ。
cotitoさんが花を活けてくださると、器はもちろん空間も生き生きと輝きはじめました。
そしてそして、小さな店にはお花コーナーも登場。
一本からお花を買っていただけるので、花器と一緒にお花を買ってくださる方もたくさん。
早速飾ります〜と楽しそうに帰ってくださる姿をみて、お花もご紹介できて本当によかった。cotitoさんに感謝です!
住まいに飾る場所を持つこと、飾りたくなるものを置くこと。それだけで暮らしがぐっと素敵に変化する気がします。
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
4月17日(日)12時〜天然酵母「Blanc chien」のパン販売
*copseに初めてお越しの方は大泉学園駅から道のりブログをご参照ください→● 大泉学園駅より徒歩約10分。車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆
【企画展】4月14日〜「花器のある暮らし」展
入学、入社、新学期……満開の桜とともに新しいことの始まりそうな春到来です。来週14日(木)〜「花器のある暮らし」展を開催します。5名の陶芸家と2名のガラス作家さんにご参加いただくスペシャルな企画展。食卓で使う料理のためのウツワも好きですが、飾る器、眺めていたくなる器が好きです。用をなさずとも、存在感を放つオブジェのような存在。住まいのあちこちに器がごろごろしているのは、きっとのそのせいですね。飾る楽しみを見つけると器の見方が広がり、暮らしが一層輝く気がします。今回は西荻のハナトオカシcotitoさんにコーディネートをお願いしています。小さな花屋さんですが、シックなセレクトはもちろん、見たことのないアーティスティックな植物にうかがうたび刺激を受けます。花やグリーンだけでも購入いただける予定ですので、こちらもお楽しみに。春を満喫していただきたいと温めてきたこの企画を、一番楽しみにしているのは私かもしれません。19日(火)は「日常の花を生ける」をテーマに教室を主宰されている草花研究家の雨宮ゆかさんの花活け講座を開催→◎ 花活けのコツを教わるだけで、器もより美しく映えるもの(下の写真はゆかさんから借用)。こちらもまだ残席ありますので、お申込みお待ちしています!
「花器のある暮らし」
4月14日(木)〜23日(土)*会期中無休
参加作家/厚川文子、長田佳子、小川麻美、福岡彩子、安永正臣(陶)、井上枝利奈、伊藤嘉輝(ガラス)
<イベント>
4月17日(日)12時〜天然酵母「Blanc chien」のパン販売
<ワークショップ>
4月19日(火)10時〜雨宮ゆかさんの花活け講座
雨宮さんに活け方、飾り方を教わります。参加費¥3500+tax (花材込み)
*お申込みはinfo@copse.bizにお願いいたします。
【作家紹介】加藤育子(木工)
加藤育子さんが制作されているのは静岡県藤枝市。
古い平屋の一軒家の納屋を改装して工房にしています。
藤枝は焼津市や静岡市に隣接した内陸の街。
富士山を背景に北部は山々が連なっています。
加藤さんのご主人は藤枝の森林組合に所属する木こり。
山を守るため、木を伐採し森を再生するため植林するのが仕事です。
加藤さんは伐採された木が、そのまま使われることなく山に置かれる様子を見て
「伐られた木を使えるものにして山の命を引き継ぎたい」という
思いに駆られ、木工訓練校に通うことからはじめたそう。
「樹齢700~1,000年の木を切る現場に立ち会ったとき、
年輪は細かく縮れ、古木は中心が空洞化し、力がかかった部分は
鈍い輝きを放っていました。誰にも作れない自然が作り出す美しさ。
でもキケンだからと伐られ捨てられるばかり。
自然に畏敬の念を持ちながら、きこりさん達の仕事に敬意を払い
木と向き合う仕事がしたいと思いました」。
そして加藤さんは伐採された木を生木のまま旋盤にかけ、プレートやボウルに仕上げます。
木工作品の多くは何年も乾燥させてから加工するのが通常。
生木のまま旋盤の機械にかけると、水分の多い樫は水しぶきが上がり、
桜からはピンク色の樹液がしたたり落ちるそうです。
山の命をいただく・・・山への感謝の気持ちが、
存在感にあふれた力強さを宿した作品を作り出すのです。
仕上げに使うのは、野生に近い状態で育てている日本ミツバチの蜜蝋。
養蜂まで手がけることで、山の恵みを丸ごと作品に託します。
藤枝を訪れたとき、山に連れていただきました。
山肌を縫うように曲がりくねった道をいくつも走ると、
ぽっかりと目の前が広がる尾根に出ました。
急斜面に立つと遠く駿河湾まで見渡す、絶景が広がります。
道路から離れたこんな現場では、伐り出された丸太を
みずから背負子(しょいこ)に背負って
細い山道を何往復もしながら運び出すのだそう。
想像するだけで大変な作業です。
もうひとつ連れていただいたのは、山あいの小さな神社。
昔から集落の人々に守られてきたシンボルのような存在の
鎮守の森を伐るという仕事では、ヤマザクラをはじめ
樹齢を経た木々がたくさん伐り出されました。
地域で大切に守られた木が、新たな命を宿し、生活を彩り長く愛される器となる。
悠久の時を超えて今、こうして使うことのできる幸せを実感します。
【ワークショップ】雨宮ゆかさんの花活け講座
< 4月19日(火) 10:00〜 / 終了しました >
花冷えの日々が続いていましたが、ようやく今日は晴れて春本番。お花見気分が盛り上がります。明日から4月!4月14日(木)〜5名の陶芸家と2名のガラス作家による「花器のある暮らし」展を開催する予定。会期中の19日(火)は草花研究家の雨宮ゆかさんに花活け講座をしていただきます。日常の穴を活ける器をテーマに昨年、『花ごよみ365日』(誠文堂新光社刊)を上梓された雨宮さん。文字通り365日、毎日花のある暮らしがご紹介されていて、眺めているだけで吸い込まれる美しさ。花器もまた、存在感を放って素敵です。今回の展示にご登場いただく厚川文子さん、小川麻美さん、安永正臣さんの器も登場していますよよ。そういえば小川麻美さんは、雨宮さんのお花教室にも通われていたそう。季節を楽しみ、日々の暮らしを彩る花活け講座、とても楽しみです!
<雨宮ゆかさんの花活け講座>
4月19日(火)10時〜 参加費¥3500+tax(花材込み)
展示の花器に花を活けながら、活け方、飾り方を教わります。
ご予約はcopse <info@copse.biz>まで。
【入荷情報】chicu+chicu 5/31
日ごとに春めいてきました。先月、個展をさせていただいたチクチクさんの洋服が入荷しました。個展でも人気だったバルーンスカートも入荷しました。ボトム中心となっていますが、入荷アイテムは以下です。
バルーンスカート(白、黒、グレー)
ワイドパンツ(白、グレー)
チクチクパンツ(白)。
白系のものが多く、これからの季節におすすめ。ぜひご覧いただければ幸いです。
今日からの週替わりランチは、桜の香りのおこわ/じゃがいもの木の芽和え/人参と柑橘のサラダ/肉団子とかぶの煮物/豆腐となめこの麹スープ。桜も咲き始めましたね。春爛漫のランチをお楽しみくださいね。