入荷情報<lifartのフレグランスキャンドル>
各地で大雪の影響がでているようですね。スーパーも品薄状態ですが、雪で閉じ込めているエリアは本当に心配です。長野•松本で製作されているlifartからフレグランスキャンドルが入荷しましたが、予定より2日遅れの到着。高速道路を始め各地で道路が寸断されたなか、よくぞ届いてくれた!という気持ちになります。大豆素材と天然素材でつくられたフレグランスキャンドル、雑味のないクリアな香りは静かな冬の夜にぴったりです。kodama(ヒノキの精油を使った木の香り)や、shinano(リンゴ)といったオリジナルのフレグランスのほか、ミックスシトラス/ラベンダー&ローズ/ロータス/カモミールが入荷しました。各2310円。プレゼントにもおすすめです。
soso展〜暮らしのもと〜
2週連続大雪の週末になりました。予想以上の雪で、大変勝手ながら本日、臨時休業いたします。といっても店の前で雪かきしていると思いますが。
来週20日(木曜)〜「soso展」が始まります。sosoさんは愛知県一宮市でカフェとギャラリーをされていると同時に、木全俊吾さんは木と金属で家具や小物を、今川ゆきこさんは布ものを製作されています。ふとしたきっかけでホームページを見つけ、昨年思い切ってうかがったらさらにびっくり。築100年の実家を改装した空間に自作のキッチンやテーブルが溶け込み、心洗われる空間が広がっていました。「生活の場から生まれたものを、この空間のなかで見て欲しい」と、作品を浮かび上がらせる空間づくりに感動しました。厚かましく、ご相談差し上げたところ、遠方にも関わらず今回の企画展が実現することになりました。いつかcopseの空間で家具から小物まで、空間全体を楽しんでいただける企画展をしてみたいと思っていたのですが、その願いがようやく叶いそうです。sosoの空間に叶いませんが、copseがどんな変貌を遂げるかとても楽しみにしています。
入荷情報〈WESTSIDE33の鍋〉
極寒のなか、ヤンマ展の熱い日々が修了しました。最後、もう一回見たい〜、追加でオーダーしたいといいながら大雪で断念した方も多かったようで残念。今月の下旬から、ヤンマさんの受注会がスタートしますので、もっとヤンマ!という方はこちらのスケジュールをチェックしてください→◎ そんなこんなで静かな日々が戻りました。京都からWESTSEDE33の鍋が到着。片手鍋や人気の銅の卵焼き器など。打ち出しのお鍋は使い込むほどに美しく、使い勝手も抜群ですよ。なお、来週からsoso展がはじまります。詳細はまた近々お知らせしますが初の家具の展示とことで、今月のランチ営業が今週のみ!となり申し訳ありません。明日はまたしても雪の予報ですが土曜までスノウドロップのメニューはこちら→ニンジンと鶏肉のスパイスクリーム煮/芽キャベツと紫ブロッコリーのフリット/ごぼうのバルサミコ煮/サツマイモごはんです。暖まりにいらしてくださいね。
ヤンマ展は明日まで
予報通りの大雪のようで、どんどん積もっていますね〜。20年降りの大雪の予報が当たるかも〜!?ということで、シンパカフェさんのランチ、悩んだ挙げ句に延期にしてよかったです。ヤンマ展もいよいよ明日まで。雪にも負けず、店は開けておりますのでぜひいらして、ゆっくりたくさん試着してくださいませ。今回、たくさんの方にお越しいただき、たくさんの方に試着していただきましたが、さまざまな体型の方に対応するデザインや、体のラインを美しく見せるカッティング、生地を変えて楽しめる豊かなバリエーションなど、ヤンマさんの洋服づくりに感嘆しました。ダボダボパンツは男女兼用可能。なんてお得なんでしょう!「高齢者の方に縫ってもらうためにも、できるだけデザインはシンプルに、手頃な価格で、なおかつ長く着こなせるものを」というのがヤンマのコンセプト。そこには見た目の格好良さや美しさだけを追求するのとは違う、普遍性に基づくものづくりがあります。決して恵まれたといえない環境や制約された条件を背景に、職人技と工業化を融合する。ミッドセンチュリーのアイテムや北欧の家具がそうであったように、時代を超えて愛されるロングライフデザインとしての共通項をヤンマの服に感じます。
そして、次なるものづくりを目指してヤンマさんはインドに飛ばれたそう!さらなる展開に乞う期待! 洋服とともに赤飯堂さんの原画や、会津木綿を幕板にした組み木のおひなさまもお待ちしていますよ。
*初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。
明日のランチ
熱狂に包まれたヤンマ展もいよいよ日曜まで、あと2日となりました。明日8日はシンパカフェさんに房総からいらしていただく予定でしたが、大雪との予報!ご相談の結果、延期させていただくことになりました。涙 楽しみにしてくださった方、ご予約いただいていたお客さま、本当に申し訳ありません! 先週のnuanさんに引き続き、とても楽しみにしていたのにとても残念です。必ずやリベンジしたく、またの機会にお願いしたいと思います。ランチは延期になりましたが、店は通常通りオープンします。大雪&都知事選と波乱含みの週末になりそうですが、ヤンマ展もお忘れなく!
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nuanさん@ヤンマ展
昨日はヤンマ展にnuanさんがご登場。はるばる群馬•高崎から!たくさんのせいろを抱えてお越し下さいました〜。nuanの芳賀さんもヤンマのヘビーユーザーとのこと。この日も白いワンピを素敵に着こなしていました。しかもディスプレイ用の小道具までご持参!ランチボックスの包装や盛りつけまで美しく、おいしいばかりか抜群のセンスに脱帽いたしました。ランチボックス、一つひとつ手が込んでいてびっくり&感動ものでした。事後報告で本当に残念なのですが、一人でも多くの方とこの感動を分かち合いたいと思うほど、nuanさんすごかったです。
というか、お誘いくださったヤンマさんさすがです〜。夕方までナナさん&ノイちゃんは熱心にボンボン作りに没頭。2日間、お疲れさまでした!
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山崎ナナさんインタビュー〈後編〉
訪れた人の心をわしづかみにするYAMMAの威力。魅力を超えた魔力の秘密とは!?ものづくりの背景をうかがうインタビューの後編をお届けします。前編はこちら→◎
コプス:ヤンマさんの受注会をメインにした販売方法も独特ですね。お店を持とうと、思わなかったんですか?
ナナ:それはないですね。最初3〜4ヶ所で始まった受注会が、現在全国20ヶ所程度に広がりましたが、私にとってヤンマの活動と、舞台の仕事は同じ感覚なんです。つまり、デザインって果てしなくあって、どんな風にもつくることができる。でも予算や舞台のコンセプトに合わせて舞台衣装をつくってきたように、展示会をしているお店やお客さんのイメージやニーズに合わせて洋服をつくるから迷わずデザインできるんです。ちょうど店が舞台で、店のオーナーは舞台監督、洋服を着てくださるお客さんは役者さんという感じ。それに自分が店をはじめたら、店という舞台を自分でつくることになるし、あくまで洋服をつくることに意識を集中したいのです。
コプス:そういえば“ヤンマ産業”のブランド名もユニークですね。
ナナ:一般のお洋服って、結構値段がしても、バーゲンになれば7割とか半額になったりしますよね。あんなに高かったのに……って、がっかりしたり。それが普通の販売方法になっていますが、そんなお客さんの気持ちを裏切るような売り方はしたくなかった。もっと適正価格で無駄なくつくる方法があるんじゃないかと。アパレル産業のあり方を、製造段階から考えたいという意味合いも込めて「ヤンマ産業」としました。大量生産ではない丁寧なものづくりを目指して、デザインは私が、縫製は高齢者というスタイルも、ヤンマスタート当初から始めたものです。受注会でオーダーしてからお届けまで3〜4ヶ月お待たせしますが、ロスがありません。
コプス:数ヶ月といえば、普通のブランドなら次のシーズンに入れ替わってしまうタイミングですね。待ってでも欲しいと思ってもらえるブランドは早々ありません。
ナナ:5年前、始めた当初から今も定番になっているものも多く、タックスカート、キュロット、Vネックシャツ、ワンピースなど現在30型ほどあります。以前着てよかったから、今度は違う色でとか、一度に何枚も買えないけど次はあれ!と思っている方もいるので、受注会では新作を加えつつ、以前の型を再登場させることもありますがラインナップの中心は定番のアイテムです。でも生地だけでなく裾の長さをオーダーできるので、自分のスタイルに合わせられるのが特徴です。とにかく、毎回少しずつ買い足してくれる方が多いですね。なにより洋服は着てもらわないと意味がないし、売れなければお店の負担になるだけ。いくら自分がいいと思っても、ディレクターである店主が必要ないと思えばそれまでです。だから、値段やデザインなど、悩んだときは店のオーナーに相談します。店主に限らずアドバイスしてくれるオブザーバーに恵まれたこと、受注会でお客さんと接することで直に反応を感じながらデザインしてきたので、これまで必要とされるものづくりをしてこられたのかもしれません。
コプス:これからはどんな風にヤンマを育てて行く予定ですか?
ナナ:オリジナルの生地を以前からつくってみたかったのですが、もしかしたら実現するかも!?ということで近々、インドに行ってきます!(笑)
コプス:それは楽しみですね。その前にコプスでのヤンマ展。楽しみにしています!(インタビューは1月20日にEKI by yammaにてさせていただきました)
ヤンマ展初日
昨日の朝は晴れていたのに、オープン時間近くなるとだんだん雲行きが怪しくなり、ざわざと風が吹き始めました。さすが嵐を呼ぶオンナ〜と密かにつぶやいたりして(すいません)。ということで、ヤンマ展の初日を無事、終えました!会津木綿の受注にあたふたしたり、生地のラインナップを完全に把握できてなかったり……初めてということでお許しくださいませ〜。ずらりと並んだ洋服を前に、最初はゆっくり見ていた方が、だんだんスイッチが入って目の色がキラキラ&ギラギラ変わっていくパターン多し。「これもあれも気になるう!!」と次々試着しては悩んで所要時間2時間という方もいました。笑 会津木綿やリネンの独創的なカラーバリエーションはもとより、フレアスカート感覚のキュロットや、シンプルだけどフェミニンなデザインなど、どの服もありそうでない!のがヤンマの魅力。さまざまなブランドをチェックしている洋服好きの方も形相が変わるはずです。着る人やコーディネートによって雰囲気が異なるので、ぜひ着てみてくださいね。明日、あさっての土日は山崎ナナさんも在店してくださいます。初めてご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。
明日から「ヤンマが街にやってきた!」
日ごと日差しが春めくこのごろ、色とりどりのヤンマの服がどっさり届きました! 会津木綿や色バリエーション豊富なリネンの洋服は手にも心地よく、広げるたびにワクワクうれしい気持ちがふくらみます。店のなかも一気に春になった気分。明日からいよいよ「ヤンマが街にやってきた!」展です。ヤンマが街にやってきた〜と口にするだけで、なんだか歌い踊り出したくなる気分ですが、洋服もまさにそんなアイテムばかり。2月4日にワークショップをしてくださる木木さんのソーイングセットも到着。ヤンマのタグに採用された赤飯堂、小関セキさんの原画も展示させていただきます。
会津木綿のパンツやスカート、ワンピは受注可能ですが、リネン類は即売のみです。店内の写真は明日アップします!*はじめてcopseにご来店の方は、copseへの道のりブログをご参照ください→◎
山崎ナナさんインタビュー<前編>
copse初のYAMMA展に先立って、ヤンマ産業デザイナー、山崎ナナさんにインタビューさせていただきました。できるだけ生の声をお伝えしたく一問一答形式でご紹介します!
コプス:ヤンマ展のお知らせをブログやフェイスブックにアップして以来、連日のようにお問い合わせがすごいです。受注できる商品できますか?とか、大好きなヤンマの服でバッグがつくりたい!とか。
ナナ:ありがたいですね〜。今回は、会津木綿だけですが会期中受注もしますので!
コプス:うれしいです。私もスカートを愛用していますが、履き心地もよく大好きです。実はヤンマ産業のこと、あまり知らない気がして。ヤンマのスタートはいつでしたか?
ナナ:2008年ですね。現在のように洋服を展開するようになったのは2009年の春ごろでした。
コプス:洋服をつくられる前は何をされていたんですか?
ナナ:え〜っと(遠い目をして)、いつからお話すればいいかな。もともと、舞台美術や衣装の仕事をしていたんですね。東京藝大の在学中からはじめて、卒業後もそのままフリーランスで。オペラや時代劇、現代劇などジャンルは問わず。舞台にはプロデューサーや監督がいて、そのイメージや予算をもとに私が衣装のスケッチを描き、製作まで行います。洋服をつくるという発想はなく、あくまで“衣装”の感覚。舞台でいかに美しく見えるかとか、動いたときに効果的に見せるのはどうしたらいいかと考えながらつくりました。シルエットや全体の雰囲気といった大きな部分をイメージしてから、ディテ—ルをデザインしていくのですが、そのプロセスは今、洋服をつくるようになっても同じですね。
コプス:なるほど舞台のお仕事がベースになっているんですね。そういえばこのEKIの空間もまるで舞台のようです。でも舞台のお仕事から、どうしてヤンマが始まったのですか?
ナナ:舞台の仕事は面白いけど結構大変で忙しいときは2〜3人のスタッフと仕上げることも。子どもが生まれたこともあり違う事をしようと思いました。でもアパレルを始める気はなくて、どうしてもデパートやバーゲンとか苦手なんですよ。そこに並ぶ商品をつくることなんて出来そうにないな……と、流行とか考えるのも苦手だし……ということで、最初はバッグなどの布雑貨をつくって、以前から好きだった店で扱ってもらいました。製造段階で、工場で大量生産ではなく、ご近所の高齢の方に縫製をお願いして、少量生産で行こう!というのは初めから決まっていたので簡単なものから始めました。すると、あるときお客さんから洋服はできないの?といわれて、“できますよ〜”と、つくったのが丸首シャツとキュロット。今も定番のアイテムですが、これが思いがけず好評で。
コプス:最初につくったものが今も定番になっているというのはすごいことですね。
ナナ:洋服を買いに出かけても、「これがなければいいのにな〜」とか「これが余計なんだよな〜」と感じることが多かったので、「すべてそぎ落とそう」と、これ以上ない!というほどシンプルにつくっています。マイナーチェンジもしましたが、ほぼ最初のままですね。
(後編はこちら→◎)
ヤンマ展速報
日差しが春めいてきました〜。ここ数日は陽気が続くようで、うれしいですね。来週30日(木)〜いよいよヤンマ産業さんの洋服展です。連日「受注はありますか〜?」「リネンのパンツが欲しいのですが……」といったお問い合わせをいただいておりましたが、パンツ、キュロット、ワンピなど会津木綿のものは受注可能とのことです!三年パンツ(お子さん用)も会津木綿なのでオーダー可能です。
カラーバリエーション豊富なリネンも各色揃えてくださるそうですが、現品限りとなる予定なので、早い者勝ちになってしまいそうです。私も会津木綿のスカート愛用していますが、がしがし洗濯しても張りが損なわれず、藍の縞も素敵でとても気に入ってます。木綿のデザインは種類も多いので、選ぶのも楽しみですよ。
という事で来週30日〜のヤンマ展につき、スノウドロップのランチは来週以降しばらくお休みになります。今週の週替わりごはんは、牛スープと冬瓜のクッパ/糸こんにゃくとごぼうのいためもの 花山椒添え/蕪あんの揚げ出し/聖護院大根とりんごのサラダです。明日までぜひ、いらしてくださいね。
*2月4日(火曜)のワークショプ「ヤンマの会津木綿でバッグを作ろう」は11時〜/14時〜いずれも満席になりました。キャンセル待ちのみ受け付けております。
「外環の2」続編
お店と関係のない道路のことばかりで恐縮ですが、どうしても書き留めておきたくお許しください。外環の2の「広く意見を聴く会」に先日行ってきました。従来のルートを基本に道路幅が異なる3案を東京都が提示したことは前回書きましたが→◎ 代替案がなぜ採用できないかという理由も当日、説明がありました。道路の同サイドにすでに中高層以上の建物が建ち、道路の距離も長くなり、所要時間も長くなる……などが理由(左図参照)とのことです。でも立ち退き工事の経費は記されておらず。資料のすべてにいえることですが、説明だけを聞いていると、緑化率を上げ、周辺の道路渋滞を軽減してくれる素晴らしい道路のように聞こえるのですが、よくよく見れば至近距離となる石神井公園にどれほどの悪影響を及ぼすか、幅40mという小学生や老人が1度では渡りきれない道路幅でどのように安全性を確保するのかなど肝心の説明がなく、都合のよいデータだけを集めているように見受けられました。説明の後の質疑応答を含めて感じたことと、外環の2の計画の問題点を私見ですがあげてみます。
①地域の環境を守り、立ち退き住戸を最小限にするため外環本線が地下化しました。にもかかわらずどうして地上部にも道路をつくるのでしょうか。
②都市計画に制定されたのは半世紀も前。緑地率の向上や消化困難区域(実は困難度はそれほど高くない)の解消、災害時の避難道路、渋滞緩和といった役割があり必要性があるとのことですが、計画当時と社会構造が大きく変わり、人口とともに車両も減少しています。巨額を投じて地上に幅40mの道路をつくる必然性が本当にあるのか、もっと議論された上で進められるべきではないでしょうか。
③平成22年〜23年の「話し合いの会」に参加された方から「このような計画を推進する意見はまったく出なかったのに」と怒りをあらわにしていました。さらに練馬区は素案を発表された後に取ったパブリックコメントを公表せず、公開提示の抗議も却下しています(東京都もパブコメを目を通してないそうです)。「地域の皆様の意見を聴きながら計画を進める」と何度もいうけれど、まったく住民の意見が反映されていません。
④大泉ジャンクションから三鷹市の東八道路までの約9kmの計画なのに、練馬区部分だけ切り離して先行するのは本来の意味をなさず不当。
道路が整備され、美しく暮らしやすい街ができることはもちろん素晴らしいことですが、今回の「外環の2」に関しては、その経緯と背景を知れば知るほど、進め方に大きな問題があるように思えます。50年も凍結されたのはそれなりの理由があったはずで、その結果が外環本線(外環道)の地下化で す。本来、住民の財産と地域環境を守るのが自治体の役割だと思ってましたが、どうやら練馬区は地域の財産や環境より道路行政を優先しているとしか思えません。石神井公園駅南の道路拡張にともなう壇さん宅の立ち退き問題もしかり、あまりに配慮のない計画に憤りを超えてあきれてしまいます。
明日22日(水曜)19時〜21時石神井中学校にて、再び「広く意見を聴く会」が行われます。私の見解は偏っているかもしれませんので、ぜひご参加していただきこの問題を考えていただけると幸いです。
「外環の2」について。
外環の2を知っていますか?というタイトルでブログに一度書いたことがありますが→◎、外環の地上部街路(外環の2)が動き始めました。外環道(外環本線)が地下化したことはご存知の方も多いと思いますが、外環の2はその側道として40年以上前に計画されたもの。大泉ジャンクションから三鷹市まで全長約9kmの道路です。外環本線が地下かした今、側道だけなぜ残っているのかが、そもそも疑問ですが、東京都や練馬区は南北道路の渋滞緩和やネットワーク網の構築をうたい計画を進行中。ただし、地元との話し合いが終わっているのは練馬区だけ。そして昨年末、猪瀬元知事の退任発表の翌日に、混乱にまぎれるように練馬区だけつくる案を発表しました。検討の進め方には「代替機能を含めて廃止」という選択肢もあるにもかかわらず、提案された複数案はいずれも道路幅に関する検討のみ。しかも一昨年の素案では公園を迂回した別ルートが提示されていたのに、今回はそれすら消えています。現在のルートは、石神井公園の西端、野鳥の森をかすめるルートとなり、整備中の元日銀グランドも計画地に入ります。太古からの貴重な植物がまだ残る三宝寺池からすぐの場所で、このような大型道路を作ることに大きな疑問を感じます。40年前とは変わり、成熟期にさしかかった現代はフローからストックへと大きく転換する時代。既存道路を活用するという発想もなく、巨額の税金を費やし新たな環境破壊と渋滞をもたらすだけの道路をなぜつくらなければならないのか、その意味を年末からずっと考えていますが暗澹たる気持ちになるばかり。わずか数十年の短い命を授かる私たちにできるのは、受け継いだ自然をできるだけ壊さず次の世代へとバトンを渡すことでしかないと思うのです。今後、広く意見を聴く会やオープンハウスを通じて計画が進められる予定です。賛否はともかく、この計画に一人でも多くの方に関心を持っていただけると幸いです。
<広く意見を聴く会>
1月16日(木)19時半〜21時 練馬区立勤労福祉会館
1月19日(日)18時〜19時半 上石神井小学校
1月22日(水)19時半〜21時 石神井中学校
今日から土曜までのスノウドロップのランチは紫カリフラワーや聖護院大根を白みそと酒粕で仕上げたポトフ/焼きキャベツのゴマ和え/炒り大豆ご飯/かぶとカマンベールのフライです。寒いですが、あたたまりに来てくださいね。
初詣
新年早々三連休の月曜は、店休でcopseのメンバーで新年会&氏神さまの石神井氷川神社に初詣。久々に着物を着ました。
晴れがましい気持ちで選んだのは菊菱のピンクの小紋に青海波の帯です。「なんだか子どもっぽい!?」と思いながら、その昔デザインが気に入って京都の古着屋さんで買った帯ですが、おめでたい気分にぴったり。午年の今年は、これまで撒いた種が実りはじめる時期だそうで、4年目のcopseとしてはぜひあやかりたいところ。宮司 さんにご祈祷していただき、ありがたいお話をうかがうだけで、厄払い&招福万来の気持ちになりました〜。
ご祈祷いただいた後は、おやつを食べながら清水圭子さんによるニンジンを使ったアロマクリームのワークショップ。今年から木曜のお店番となった清水さんは、ハーブやアロマを使って各所でワークショップをされているセラピスト。かかとのカサカサに効果大のニンジンクリームをご指導くださいましたが、季節に応じてアロマやハーブでケアする方法をご存知なのです。作り方はニンジンを刻む→ごま油に入れて約30分間湯煎する→ガーゼで漉す→蜜蝋を入れて再び湯煎→アロマオイルを加える→容器に移して完成と難しくありませんが、分量のさじ加減が微妙。清水さんは2月1日(土)に石神井町のknulpAAさんでハンドクリームのワークショップをされる予定。いつかcopseでもワークショップを願いしたいと思います!
ヤンマ展ワークショップ
1月30日(木)〜2月9日(日)のヤンマ産業さんの洋服展→◎、にあわせて2月4日(火)に会津木綿のバッグづくりを予定しています。ご指導くださるのは鎌倉の手芸店「木木」の蒔田良美さん。さっそく試作品をつくりました〜と写真が到着! すっごく可愛いです! サイズは幅30㎝ほどでバッグインバッグにもなる大きさ。バッグの両面、持ち手共にヤンマの洋服で残った会津木綿を仕様しています。リバーシブルで口の部分に刺繡がアクセント。試作品は表は縞柄、裏は無地にしていますが、無地×無地も素敵ですよ〜とのこと。生地のバリエーションも豊富なので、生地選びも楽しそう。バッグの口の部分はラフィア糸(自然素材のため太さ細さにむらがあるそう)を使ってブランケットステッチを応用した刺繡を施しています。「しっかりとした雰囲気を持っている会津木綿の一部に手刺繍が加わることによって、その人その人の味が滲みでていくことと思います。初めての方も刺繡の楽しさを発見してくれるはず〜」と蒔田さん。ラフィア糸以外もご用意くださるそうですが、刺繡のラフな感じがアクセントになっていいですね! 所要時間は3時間を予定。無心になってチクチクするひとときを楽しみましょう。
<ワークショップ>
2月4日(火) 鎌倉「木木」さんの「ヤンマの生地でバッグをつくろう」
11時〜/14時〜 各5名 参加費(3150円)*11時〜は満席。14時〜残席1名さまのみ受付中です。
ヤンマさんの会津木綿の生地を使ってリバーシブルのミニトートをつくります。ご参加希望の方はinfo@copse.bizもしくはcopse店頭まで。
ヤンマ展@copse
今年最初の企画展は、ヤンマ産業の洋服展です。昨年末、ご近所の南田中にショールームをオープンされたヤンマさん。洋服だけでなく、クラフトやおいしいものがたくさん集うオープニングイベントに行かれた方も多いはず。ヤンマのデザイナー、山崎ナナさんからも「copseで聞いて〜と、たくさん来てくれましたよ!」とご報告いただきました。そんなオープニングの熱気さめやらぬなか、1月30日(木)〜2月9日(日)の10日間「ヤンマが街にやってきた!」と題してcopseでも(勝手に)オープニングイベント@ヤンマ展をさせていただきます。シンプルでいながら女性らしいシルエットや、会津木綿をはじめビビッドなリネンが魅力のヤンマさん。今回は受注形式のアイテムだけでなく、即ご購入いただける洋服もあります! さらに鎌倉「木木」さんの会津木綿でミニトートをつくるワークショップや、食通のナナさんレコメンドの群馬のnuanさんのほっかほかの中華まんや、房総のオーガニックカフェ「シンパカフェ」のお弁当なども。nuanさんの中華ちまきを以前いただいたときは、おいしくてびっくり。無農薬の野菜や無投薬の肉など素材にもこだわって、点心も皮からつくられているそうです。シンパカフェのお弁当もイベントでいただきましたが、野菜オンリーなのにバリエーションあふれる味わいが感動ものでした。と、花より団子になりがちですが、ヤンマさんの洋服は春に向けてぜひプラスしたいアイテム。ちなみにショールームはイベントのみ年2〜3回オープンするのみ。オープニングに行きそびれた方はもちろん、オーニングにいってすっかりファンになった方もぜひヤンマ展@copseにいらしてくださいね。
「ヤンマが街にやってきた!〜ヤンマ産業ショールームオープン記念@copse〜」
会期/1月30日(木)〜2月9日(日)*会期中無休
<イベント>
2月2日(日)12時〜 「nuan」のほっかほかの中華まん&ランチボックス
2月8日(土)12時〜 「シンパカフェ」の房総の野菜ごはん
<ワークショップ>
2月4日(火) 鎌倉「木木」さんの「ヤンマの生地でバッグをつくろう」
11時〜/14時〜 各5名 参加費(3150円)
ヤンマさんの会津木綿の生地を使ってリバーシブルのミニトートをつくります。ご参加希望の方はinfo@copse.bizもしくはcopse店頭まで。
新年のごあいさつ
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。毎年のことですが、長いお休みをいただいて申し訳ありません。ようやく明日から今年のスタートです。昨年に引き続き、今年も福袋! 洋服から器や雑貨まで、1万円と5千円の福袋をご用意しました。「この洋服に似合うのはこの器」とか「水筒+スケッチブック+水彩絵の具」など、ライフスタイルをイメージしながらセットするのも楽しい作業でした。copseの福袋は中身が見えるのが特徴。2倍以上は入っているので欲しいものがあればかなりオトクなはず! 乞うご期待!
年末年始の間にも新入荷のものが続々到着しております。11月にANDANURAさんをご紹介したら→◎あっという間に長財布が完売。今回はひとまわり大きな通帳の入るタイプも入荷しました。ほかにも八木橋昇さんの黒呉須のカップ&ソーサー(5150円)や、星耕硝子のワイングラス(3150円)、icuraのさくらのプレート(8400円)とコースター(840円)、SARAXJIJIからはトルコブルーのアンシンメトリーカーディガン(11550円)やラフィーガーゼのタートル(12600円)など。いずれもcopse定番の方々ですが、いつ手に取っても良いと思えるものを今年もご紹介していきたいと思います。まずは福袋!copseにお急ぎくださいませ!
明日からスノウドロップのランチも再開です。明日〜土曜のランチは、豚肉入り五目おこわ/百合根入りシュウマイ/蒸し野菜 白味噌たれ/大根とあんぽ柿の漬物/春雨スープ。お正月気分の中華風ランチ楽しみにいらしてくださいませ。
一年のご挨拶
今夜はクリスマスですが、copseはひと足早く22日で今年の営業を終了させていただきました。早々と申し訳ありません。昨日はcopseのメンバーで納会。金曜のお店番をしてくださっていた
小関セキさんがお引っ越しにともないお店番を卒業することになったので、お疲れ会も兼ねて。小関さんといえば長年『井』の表紙の絵でもおなじみ。この度
ヤンマ産業さんにナシの絵が採用され、商品タグとしても活躍することになりました〜すばらしい!三周年感謝祭ではピアニカでも音楽家としても活躍してくれたりと、あふれる才能の持ち主。小関さんが加わってくださったおかげでさまざまな可能性や出会いを広げるきっかけとなりました。
そんな御礼の気持ちも込めての宴席でしたが、相変わらず暴れん坊たちをどやしながら、なぜかトナカイまで乱入&子どもは半袖という騒然とした状況。それでも、仲間とともに一年をともに振り振り返りながら、テーブルを囲むのは幸せなひとときです。
今年は春からスノウドロップの出張ランチの回数が増えたおかげで、copseも大いににぎわいました。少しずつ皆の力を結集させて、これからもより楽しい場所にできればと思います。どうぞ来る年もよろしくお願いいたします。
*来年は1月9日(木)〜の営業となります。お休み中のお問い合わせはメールinfo@copse.bizにお願いいたします。
greuのドライフラワー
ようやくお天気が回復した三連休。雨に洗われた森が、真っ赤に染まっていました。昨夜のディナー営業も無事終了。ペンダントライトがテーブルを灯す様子がなんとも美しく、静かな光に包まれた幸せなひとときでした。本日は、企画展「森の料理店」最終日にして今年最後の営業日。
最後になってしまいましたがgrueのドライフラワーのご紹介。「森の料理店」のテーマにあわせて素朴で香りが楽しめるようなリースをおねがいしたら、イメージにぴったりのものをたくさんつくってくださいました。ワンポイントのリースはブルーがアクセント。生ヒバのクリスマスリースはドアに飾ると“顔”になる存在感のある作品。麦や穀物を束ねたリースなどが森の気分を盛り上げて、とてもいい空間に仕上げてくれました。今日のランチはキノコとジャガイモのマカロニグラタンほか、蒸し野菜などご用意しています。公園のお散歩ついでにぜひお寄りくださいませ。
増渕篤宥さんの器
珍しく雨続きの3日間。
いよいよ企画展「森の料理店」も日曜までとなりましたが、追加していただいた器もあり、まだまだ素敵なものがたくさんあります。
耐熱皿はブルーと黄色。土曜のディナー営業ではグラタンをお出しするのに使わせていただいてますが、料理を入れたときも器の色合いがアクセントになります。増渕家で5年間、毎日のように野菜やお肉を焼いて使用しているという器も店頭に飾っていますが、「こんな風にカッコよく育てたい」と注目してくださる方がたくさん。耐熱の使う楽しみが、この一枚に凝縮されています。
浅型の土鍋は底がフラットの洗練されたフォルムが特徴。シンプルですが和洋を超えた存在感があり、幅広い料理に活躍しそうです。明日は最後のディナー営業日です。スノウドロップさんの素材にこだわったお料理の数々は先週も好評でした。ビオワイン、ホットワインもご用意してお待ちしています。明日の夜はお天気回復しますでしょうか?ぜひ夜のcopseをお楽しみに。