入荷情報*秋谷茂郎さん
陶芸家の秋谷茂郎さんより久々に入荷。人気のスープマグ、1年前の企画展ですぐ完売してしまったアイテムです。追加でお願いしましたが、なかなか順番が回ってこず(笑)、ようやく届いた次第です。首を長〜くしてお待ちくださった方々、申し訳ありませんでした。
枯れた風合いのグリーンや花を引き立ててくれる青彩のピッチャーもおすすめ。濃淡のニュアンスがなんともいえない味わいがあり、静かに存在感を放ちます。秋谷さんの個展が、さいたまの市の「ギャラリー温々」さんで3月10日まで、開催中。3月6日〜12日は日本橋三越7階でグループ展も。秋谷さんファンは要チェックです。
入荷情報*工房イサド
いつまでも極寒の日々が続きますが、日差しはもう春。とうとう花粉がやってきたようで、マスクが手放せなくなりました。
「今冬は寒すぎて、霜にやられたり、野菜が上手く育たなくてねえ……」といつも行く加藤農園のおかあさんがぼやいてましたが、花粉が来ないな〜と喜んでいたら、寒すぎたせいだったんですね。先日、うかがった「工房イサド」の工場のような工房も寒かった〜。
しかも長年、扉をつけず、冷たい風が吹き込むなかお仕事されていたというからびっくり。扉をつけても、こごえる手をストーブであたためながら作業するのは同じ。「冬は思うように作業できなくて。早くあったかくならないかな〜」と本田さんがつぶやいてました。その工房イサドから、たくさんの作品が到着。なんと長さ1mほどもある特大カッティングボードは、パーティの多いお宅におすすめです!通常サイズの4〜5倍はありますが、お値段は意外とお手頃(写真上/15,750円)。
そのほかナイフを内蔵できる「ピクニックボード」(左)や、コースターや鍋敷きに活躍する丸形コースター、片手鍋型コースターなど、よりどりみどりです!
「かわいい布博」に行ってきました。
手紙社さんが、パリオ町田で開催されている「かわいい布博」に行ってきました。copse最寄りの大泉学園駅から町田まで、1時間以上の道のりを、昨日と今日の2度も! 実は3月14日(木曜)〜24日(日曜)予定している「おさんぽ日和展」にご参加くださる作家さんお二人が、偶然出店されているのでした。おひとりは、福岡でテキスタイルからオリジナルで手がけられているmakumo(マクモ)さん。
金曜のお店番で、絵描きの小関セキさんのお知り合いでつながったご縁でした。makumoさんの手がける動物柄をメインにしたファブリックは、意地悪そうなモチーフといい、ビビッドな色使いといい一度見たら忘れない存在感があります。絵とデザインを手がけるのは福山みきさん。バッグ類や、ポーチ、パジャマ入れなどアーティスティックな作品が魅力です。
そしてもうひと方、小金井のはけの朝市に出店されて知ったchappoさんは、東京•浅草橋に代々続く帽子職人。ひとつひとつ手仕事で丁寧に仕上げて帽子づくりをされています。なによりChappoのおふたりが素敵なんです!この日は須田さんはフェルト帽、パートナーの舩越由紀子さんはワンピに麦わら。こんな風にさりげなく、洋服の一部として帽子を着こなしたい! と思いつつ、帽子をかぶり慣れない身にはハードル高し。
来月copseの企画展中にいろいろかぶって試そうと密かに計画中です。「おさんぽ日和展」には、makumoさんのファブリックをchappoさんが帽子にしたコラボ作品も登場する予定。どんな帽子に仕上がるか楽しみです! ちなみにこの布博には、年末にご紹介したオッタエーカルの八重樫さんも出展中。明日、最終日ですが人気のマフラーも出るそうですよ。今冬ゲットできなかった方は、最後のチャンスかも! 「かわいい布博」は明日まで。お出かけできなかった方は来月、copseの「おさんぽ日和展」に乞うご期待!
http://textilefabrics.jp/#wrap
生きることは食べること。
『野菜のポタージュ』の器展が無事終了しました。最後は、著者である石澤清美さんのワークショップ「ポタージュのある食卓」。午前と午後の2回、お義母さまから本書を紹介されて一緒に、食べることにご興味のあるカップルさん、食生活を見直したくて……とさまざま方がご参加くださいました。野菜の素の味を大事にしたいと、石澤さんが追求したポタージュ。野菜をじっくりゆっくり煮込むと野菜の甘みが増すこと、健康でいることは季節と同様、ゆらぎながら中庸を保つこと、春を迎えるためにゆっくり力を蓄える冬に、力強くやさしい里芋が合うように、地元で採れた旬の野菜をいただくことの大切さなどお話しくださいました。最初のころは2時間ほど煮込んでつくっていたという石澤さん。おいしく手軽にどうすればできるか追求され、膨大な時間と試行錯誤を経てシンプルなレシピにたどりつかれことがよくわかりました。なにより、「毎日作り続けて欲しい」というのが石澤さんの願い。作る人の立場に立ったレシピなのです。この日ご用意してくださったのは、かぶと里芋のポタージュ、菜の花のペーストで作ったケークサレ、地粉のパン、かぶの葉のサラダ、にんじんと雑穀のレモン和え。実は、石澤さんのポタージュをいただくのは初めてでしたが、ひとくちいただいたときの淡い味わいにびっくり! ちょっと薄いかな〜と思うのですが、だんだんと野菜の風味がふわりと香り旨味が残る、本当にやさしい味わいでした。会期中の10日間、毎日せっせとお出ししたポタージュは塩気が多かったなあと反省。シンプルゆえ、つい塩を入れたくなりますが、控えめにすることで野菜の素の味が生きてくるんですね。
しかも、高尾山のどんぐり粉で作ったクッキーや、ダイダイをピールにしたチョコと自家製のハーブティーのおやつまであり大満足! ハーブティーもご自宅の庭の木の果実の皮を干したものなど入れていれているので香りが抜群。日ごろから手間ひまを掛けていらっしゃるからおいしいものが楽しめるのだな〜と。なにげないひと手間がおいしさの秘訣なのだとつくづく。「食べることは生きること、そのものだから」と、いう言葉を実感しました。ワークショップには本の制作に関わった方々も参加してくださり終了後、7刷のお祝いと企画展の打ち上げ。スタッフの方々の素晴らしいチームワークにも支えられ、素晴らしい企画展とワークショップをさせていただけました。この場を借りて御礼申し上げます。
常設展に戻りましたが、ポタージュ展の器たちはまだしばらく見ていただくことはできますので、会期中来店できなかった方もぜひ足をお運びくださいませ。忘れないうちに、今度の日曜カフェのランチで、石澤さん直伝のかぶと里芋のポタージュをお出ししたいと思います!
ロータス•ブルー@『野菜のポタージュ』の器展
今回、会場構成を担当してくださったのは『野菜のポタージュ』のスタイリングを手がけたロータス•ブルーの渋谷優子さん。
いつもは古道具や骨董を専門にしていらっしゃいますが、縁あって、料理本のスタイリングを初めて手がけられました。
本書に登場する和洋の古い器たちは、非売品も多いのですが、購入できるものもご用意くださっています。たとえばP97のカリフラワーのポタージュに使われた江戸期のくわらんか(上)。
撮影に使われた品とは異なる金直しの品ですが同じ柄のもので6000円。明治期のなます皿3900円(下)も同様、縁までびっしり絵付けされている器は、ポタージュを入れても柄がアクセントになって楽しめます。松葉柄の古伊万里の湯のみ各8000円など、100年以上を経たものなのに洗練されて見える染め付けって凄いなあとつくづく。
あたたかみのある食卓に似合うアイテムも。深みのある小豆色の徳利4000円、沖縄の黒釉の徳利12000円は花入れとしても活躍しそうです。
木のボウル6800円やフランスのバスケット16000円、スープンなどさまざまな国や年月を超えて、土っぽい器の多い店内に調和しています。いよいよ会期も日曜までとなりました。
*2月13日(水曜)の石澤清美さんによる「ポタージュのある食卓」のワークショップですが、午前の会にキャンセルができました。追加募集をしております。ワークショップの詳細はこちらをご参照ください→☆
余宮 隆さんの器@『野菜のポタージュ』の器展
世の中にしのぎの器は数あれど、余宮さんのしのぎの力強さは別格です。荒削りのようでいてシャープでモダン。
鋭い鋼で、一気に削り取ったような潔さと勢いにあふれています。なかでも今回、人気はポタージュマグ。まさにポタージュのためにあるような、ぽってりとした独特のフォルムが余宮さんファンにも新鮮で目をひくようです。しのぎのカフェオレボウルも人気アイテムのひとつですが、個人的にはパワフルでスケール感のある余宮さんの器を大ぶりな鉢もので楽しみたい気がします。
飴釉、粉引、緑釉、灰釉、刷毛目などいずれも味わい深く、フォルムはシンプルですが表情豊かなテクスチュアに、ぐいぐい引き込まれます。昨年は登り窯を完成させ、ますます土味あふれる器づくりを追求されている余宮さんの器をぜひ、手に取ってみてください。
増田 勉さんの器@「『野菜のポタージュ』の器展
以前から使わせていただいた増田勉さんの器。控えめですが使うほどにしっくりなじむ風合いがよく、とくにマットな黒釉の器が気に入ってます。ポタージュ展でも黒釉の五寸鉢が登場。今回の企画展でも平皿からボウル、鉢物、湯のみなど黒釉の作品をたくさん送っていただきました。黒といっても土や釉薬で表情がさまざまですが、どれも料理が映えそうで、使いやすいサイズ感も絶妙です。
もともと油絵を専攻し美術の教員としてお仕事をする傍ら、朝鮮の古い器に魅せられ作陶しながら両立生活をされたという経歴の持ち主。50歳を機に退職され、陶芸家として本格的に活動を開始されました。
昨年、藤野の工房におじゃましましたが、広々とした元倉庫に整然と作品が並ぶ様子はショールームと見まがうほど。
釉薬もみずからつくり、大きな窯で焼き上げていますが、年齢を重ねても試行錯誤を繰り返しながらご自分のものづくりを追求されている姿が印象的でした。
黒釉も素敵ですが、粉引や石皿もすばらしく、どれも簡素でやさしいぬくもりにあふれています。今回は耐熱器も送っていただきました。2〜3人用の黒い土鍋(直径20×高さ8㎝)9450円、野菜をたっぷり煮込みたくなるスープポット(直径22×高さ15㎝)15750円。まだまだ寒い日々に活躍しそうです
。
古賀雄二郎さん@『野菜のポタージュ』の器展
ロータス•ブルーの渋谷優子さんのおすすめにより今回お願いしたのが古賀雄二郎さん。
初めての出会いでしたが、幅広い器づくりと確かな手技に驚かされました。
藁灰釉のブルーみ帯びた色彩から、黄瀬戸のような灰釉、こっくりとした飴色の黒釉も素敵だし、あたたかみのある白磁も……と迷ってしまうほど。やはり人気は、しいたけのポークリゾットにも使用されている五寸皿2940円。黒釉をたくさん送ってくださいましたが、残りわずかとなりました。
各色ありますのでチェックしてくださいね。
宮岡麻衣子さん@『野菜のポタージュ』の器展
『野菜のポタージュ』の器展の器たちをご紹介します。まずは表紙にも使用されている宮岡麻衣子さん。古い染め付けや古伊万里に感化された趣のある白磁や染め付けには、凛とした美しさがあります。
写真に撮ると真っ白に見えますが、青みがかったニュアンスのある色彩で見ていると引き込まれそうな奥深さがあります。フォルムの美しさ、薄づくりの軽やかさに洗練が漂います。
ポタージュ展はじまりました。
お待たせいたしました!いよいよ本日から「『野菜のポタージュ』の器」展がはじまりました(10日まで会期中無休)。オープン前に本誌の担当編集者であるマイナビの成田晴香さんがご来店。今回の企画展にご尽力くださり、誰よりも楽しみにしてくださっていたのが成田さんでした。ひと目見ておきたかったんです!と、お忙しい合間を縫って小桜の花束を抱えて来店くださいました。
ガラスの花器に飾ると春が訪れたような明るい気分に。ロータス•ブルーの渋谷さんが体調不良をおしてしつらえてくださった店内を、何度も丁寧に眺めてくださる姿が印象的でした。4名の作家さんの作品を中心に、土ものが多い店内で異彩を放つのが宮岡麻衣子さんの白磁や染め付け(写真右)。骨董店で古い染め付けに出会い、その後古伊万里のやわらかな肌に魅了されたという宮岡さん。李朝の白磁とも違和感なく調和しています。
本誌で使われた黒釉の五寸皿をはじめ、大皿や土鍋までたくさんのアイテムを送ってくださったのが増田勉さん。シンプルで懐深い作品は、長い教鞭生活を経て作家になられたというご経験のせいかもしれません。愛知県で作陶される古賀雄二郎さんは、登り窯をご自分でつくるところから藁灰釉や灰釉、粉引、黒釉、白磁とバリエーションが豊富で、どの作品も完成された美しさがあります。
余宮隆さんのしのぎや飴釉の存在感は抜群で、作品に勢いがありパワーにあふれています。そして展示のポイントとなっているのが額に飾られた本誌のページ。秋や冬の扉ページや、「私の朝は、野菜のポタージュで始まります」という言葉からはじまる、もっとも大切な最後のページをメインに、アクセントとして飾ることでより石澤さんがお伝えしたいと考えたポタージュの魅力を立体的に伝える事ができる展示になりました。たくさんの写真でご紹介してくださっている渋谷さんのブログはこちら→☆ 美しいビジュアルをレイアウトした本にはかないませんが、新旧の取り合わせや、作家の器に触れることでそれぞれのポタージュのある楽しみを見つけていただければと思います。今日は菜の花のポタージュをお出ししましたが、明日は冬かぼちゃと冬キャベツの予定。あたたかなポタージュとともにお待ちしています。
*2月2日のcimaiのパンの販売は13時〜の予定です。天然酵母とイーストのパンの両方を販売します。数に限りがありますので売り切れの際はご了承くださいませ。
copseへの道のり
copseは東京23区の西北端、しかも駅前ではなく住宅街のなかにあります。
ときどき「石神井台」という住所からひとつ手前の石神井公園駅で下車される方もいたり。
ご迷惑をするこのないよう駅からの道順をご案内します。
最寄り駅は西武池袋線大泉学園駅です。急行は止まりません。
石神井公園で急行から各駅に乗り換えるか、準急で池袋から約15分。
改札を出て(改札はひとつです)蕎麦屋さんのすぐ脇のエスカレーターを下り、
大泉学園駅南口に出ます。
タクシー乗り場のあるロータリーを、線路沿いの小道に入ってください。
ちょうど階段下にある「みずほ銀行のキャッシュコーナー」が目印です。
線路沿いの道を直進します。
「餃子の満州」のある踏切に出たら右折。
どんどん住宅街になりますがひたすら直進します。
学芸大付属小中学校の正門が見えます。
学校のフェンスに沿って左折。
フェンス沿いに道がカーブしています。
緑地につながりますがさらに直進。
歩道が終わるころ交差点の向こうに商店街が現れます。
商店街というには寂しい通りですが、一応小さなスーパーやラーメン屋さんが並んでいます。
駅から徒歩10分くらいです。
緑豊かな石神井公園はcopseから歩いて5分ほどの場所。
遠いな〜と思われる方も多いと思いますが、
どうかお散歩気分でいらしてくださると幸いです。
いよいよ明日から!
まだまだ厳しい寒さが続きますが、やわらかな日ざしに春の訪れを感じるようになりました。いよいよ明日から「『野菜のポタージュ』の器展」がはじまります! おいしそうなポタージュが並ぶDMを配るたび、おいしそ〜、いくつもスープをいただけるの?と何度か聞かれましたが、あくまで今回の企画は器が主役ですのでお間違いなく。笑 本誌に登場する作家のなかからご紹介する、表紙の宮岡麻衣子さんをはじめ、古賀雄二郎さん、増田 勉さん、余宮隆さんの4名の作家さんの器が続々到着しました。写真の飴釉の大皿は余宮さんの作品。「古い器にも調和する、シンプルだけど力強さのある器」をと、スタイリングを手がけたロータス•ブルーの渋谷優子さんが選んだ作家さんは、土はもちろん釉薬、窯など原始的ともいえる方法を追求して真摯に作品づくりをされている方が多い気がします。だからこそ時代やスタイルを超えた存在感を備えた器が生まれるのでしょう。誌面に登場した器のほかにも作品をご紹介することで、作家さんの魅力に出合える機会となればと思います。もちろん撮影に使用した古い器も展示しますのでお楽しみに! 渋谷さんが昨日と今日の2日がかりでスタイリングしてくださっている店内が、どんな風に変身するかも楽しみです。期間中は日曜カフェのランチはお休みさせていただきますが、日替わりでポタージュをご用意する予定。お味見程度ですがあたたかなポタージュをご用意して、みなさまをお迎えしたいと思います。
*2月2日のcimaiのパンは13時〜店頭にて販売を予定しています。数に限りがありますので、完売次第終了とさせていただきます。DMに天然酵母パンと記載していますが、イーストのパンも入荷します。
ワークショップ「ポタージュのある食卓」
1月31日(木曜)〜2月10日(日曜)の『野菜のポタージュ』の器展に合わせて、著者の石澤清美さんが2月13日(水曜)にワークショップをしてくださいます。石澤さんは料理編集者を経て料理研究家になられたという経歴の持ち主。ちなみに石澤清美さんのお名前で検索すると、塩麹や保存食、基本の料理からパン、お菓子までずら〜りと著書が出てきます。「さまざまな料理法がありますが、いいところを取り入れながら体を養う食事を提案したい」と以前お会いしたときにお話されていましたが、その思いがどの本にも託されているのでしょう。なかでもこのポタージュ本は、石澤さんが疲れを抱えていたときに毎朝、野菜のポタージュスープをいただくことで元気を取り戻したご経験から生まれたレシピです。右の写真は本書のなかから、カリフラワーのポタージュ(器は江戸期のくらわんか)。
今回のワークショップでは、ポタージュスープの作り方はもちろんですが、体を養う食卓の整え方、季節の野菜の力についてお話しくださいます。デモンストレーションがメインの料理教室とは違いますので、ご注意くださいませ。ポタージュスープも試食程度とおっしゃってましたが、ご用意くださるそうです。先日21日付けの読売新聞ではインタビューを含めて本が取り上げられ、注文が殺到。欠品中につき現在増刷中とのことですが半年で6刷ってすごいことかも。copseでも絶賛発売中! なのでお求めの方はどうぞ。ちなみに匿名ですが、「みみ姉さんの台所」というご自身のブログもあり、日々の料理のことなど更新されています。「心と時間に小さな余裕がある時に出合えれば、それが作るべき日」なんていう、潔く男前で短いエッセーみたいな文章にもひかれます。
<石澤清美さんのワークショップ「ポタージュのある食卓」>
- 2月13日(水曜)
11時〜/14時〜(募集は締め切りました。キャンセル待ちのみ受付中です)各定員6名
- 参加費 3000円(試食付き)
- お申し込みはinfo@copse.bizにお願いいたします。
*会期前に満席になりましたので、あらたに14時〜の会を設けました。午後の会、受付中です。
スノウドロップの仕事初め
今年は年始のお休みが長かったので、スノウドロップさんの出張カフェも明日が仕事始めとなります。先週からの雪が、路肩や畑にまだまだ残りますが、今夜から明日にかけてまた雪の予報。あいにくのお天気になりそうですが、カフェ営業いたしますので、どうかいらしてくださいませ! 当日にならないとランチメニューが確定しないcopseの日曜カフェとは違って、いつも事前にメニューを送ってくださる伊奈さんはすばらしい(当たり前!?)。明日のランチは豆腐ハンバーグ、空豆と海老の春巻き、金柑とロマネスクのサラダ、キャベツのスープとのことです。
*スノウドロップの出張カフェは2月12日はお休みします。次回は2月26日の予定です。
『野菜のポタージュ』の器展
今年最初の企画展は『野菜のポタージュ』の器展です。『野菜のポタージュ』(マイナビ刊)は昨年9月に発行された料理書。“1週間分まとめてつくる からだを整える季節のスープ”とサブタイトルにあるように、料理研究家の石澤清美さんが、ご自身の身体と対話しながら季節の野菜を組み合わせてたどりついた、シンプルでいながら滋味深いレシピ本です。この本のスタイリングを手がけたのが、ロータス•ブルーの渋谷優子さん。昨年11月の中坊優香展でも古道具とスタイリングをお願いして、新旧を絶妙にコーディネートするセンスには脱帽させられました。本書ではコレクションする古い器だけでなく、現代作家の器を合わせてシンプルな料理をバリエーション豊かに引き立てています。「古い器と調和する現代作家の器を吟味して選びました」という渋谷さんがセレクトされた作家さんは、時代を超えた力強さを備えた器づくりをされている方ばかりで、余分なものを限りなく省いて味わいを追求したポタージュと見事に調和しています。必要以上に飾りたてることなく、でもページを開くほどに心がじんわりあたたまる。そんな本書の世界を体感できる企画展ができないかと思い、渋谷さんをはじめ石澤さん、マイナビのご協力をいただき実現することになりました。ちなみに本書は発売から半年を経た今も5刷と好評発売中。きっとその魅力を多くの方が本から感じているからではないかと思います。
左は本書の写真をお借りして製作した企画展のDM。写真右上から時計回りに古賀雄二郎さん、増田勉さん、宮岡麻衣子さん、余宮隆さんの4名の陶芸家の作品を中心に展示販売するほか、渋谷さんがコレクションする古い器を含めてスタイリンングしてくださいます。著者の石澤清美さんのワークショップもと盛りだくさんな内容です。
『野菜のポタージュ』の器展
- 1月31日(木曜)〜2月10日(日曜)*会期中無休
- 参加作家 陶芸/古賀雄二郎 増田勉 宮岡麻衣子 余宮隆 金工/中村友美 企画協力/渋谷優子(敬称略)
<関連イベント>
- 1月29日(火曜)手前味噌の会(会期前イベントとなります)
- 2月2日(土曜)cimaiのパン販売 *DMに天然酵母パンとありますが、イーストのパンも販売します。
- 2月13日(水曜)著者•石澤清美さんのワークショップ「ポタージュスープのある食卓」参加費3000円(軽食付)定員6名 身体を養うための食卓の整え方や、季節の野菜についてお話をうかがいます。
以上、お申し込みと詳細は店頭もしくはinfo@copse.bizにおねがいいたします。
新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます!年明けから10日近くたちましたが、新年のご挨拶。年末年始はゆっくりお休みできて、リフレッシュできました。が、お正月を田舎で過ごし、久々に帰宅したと思ったら、息子が机の角に頭をぶつけ出血。額に2針縫う災難となりました。気の重い年明けですが、当たり年だね!といわれて、なるほどいいことが起こりそう〜と思うから単純ですね。明日からいよいよcopseもスタート。新年の気分を楽しみたいと、13日までの4日間、福袋をご用意することにしました(完売次第終了)! 洋服から器まで、5000円、1万円の2種類ですが、内容は盛りだくさん!ぜひ楽しみにおこしください。
今年も楽しい企画をご用意して、盛りだくさんな一年にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!
年の瀬のごあいさつ
今年も残すところ数日となりました。copseは23日が年内最後の営業日。最終日の夜はメンバーで打ち上げ。総勢6名!持ち寄りとは思えない、豪華な食卓となりました。なかなか一緒に集まる機会がないので話しが尽きず、気がつくと日付が変わるころになっていてびっくり。気の置けない仲間とともに、ようやく終わったという安堵感も手伝って、開放感に包まれたひとときでした。酔っぱらいながらも、来年に向けての課題を熱く語ったりして。半分くらい忘れてしまったけれど(笑)よりよい店にしたい!という気持ちをひとつにスタッフ一堂がんばりますので、どうか来年もよろしくお願いいたします!
*年内の営業は終了いたしました。来年は1月10日(木曜)から営業いたします。お問い合わせはinfo@copse.bizまでお願いいたします。
陶磁器のアクセサリー
明日が今年最後の営業日という22日。12月1日にワークショップをしてくだった岡田ちひろさんが、お忙しいなか作品を送ってくださいました。息子がつくったのはクリスマスのオーナメント。さっそく紐を通して、 ツリーに飾りクリスマスに間に合いました!参加してくださった方々も早々にピックアップに来てくださり、作品を見せていただきました。白×ブラウンに色を統一した箸置きの作品、星や雪でさまざまなアレンジをされた方、それぞれテーマを決めて、ディ
テールまで丁寧につくられています。かわいく包んで、ひとりひとりにお手紙まで書いてくださいました。ひと足早いクリスマスプレゼントをいただいた気分。岡田さん、どうもありがとうございました!
手前味噌の会
先日、1月に仕込んだ味噌をおそるおそる開けたら、なんと大成功!おいしい麦味噌ができていました。麦味噌は1年ほどかけてじっくり熟成させるので、まろやかなやさしい味わいが特徴です。今年最初のワークショップにして大好評だった味噌づくりのワークショップを来年も行います。ご指導は前回同様、中田はるさん。今年もキャンセル待ち続出の予感なので、お早めにお申し込みください。
<手前味噌の会>
- 日時/1月29日(火曜)
11時〜、13時〜(満席につき締め切りました。キャンセル待ちでよろしければお申し込みくださいませ)
- 定員/各4名
- 参加費/2500円(2kg分を仕込みます)
- 持ち物/保存容器(2kg分収納可能な容器) エプロン
*お申し込みは店頭もしくはメールにてお願いします。
*年内の営業は12月23日(日曜)まで、来年は1月10日(木曜)からです。
あわてんぼうのサンタさん
♪あわてんぼうのサンタクロース クリスマス前にやってきて〜 急いでリンリンリン……という歌を息子が毎日うたっています。アマゾンで注文した本が早々に届いたので、つい「あら、あわてんぼうのサンタさんがやってきたね〜」と渡してしまった私。ああ、クリスマスの当日もプレゼントいるよな〜とまた新たな悩みが増えました。皆さん、クリスマスの準備はいかがですか? ちなみに写真は我が家のツリー。もみの木の代わりは、いつも部屋の片隅に置いているエバーフレッシュ(ねむの木)。折り紙を厚紙に張り付けたオーナメントと電飾をつけた即席ツリーです。いよいよ年も押し迫りcopseの営業も土日の2日間です。
「冬のおくりもの展」も好評をいただき、オッタエーカルさんのショールもラスト1枚を残すのみとなりました。個人的には一番気に入っていたブルーのショール、とても素敵ですよ。雑誌『リンネル』でも紹介されたそうで、連日のようにお問い合わせをいただいたり人気を実感。早い者勝ちかもです。ほかにポットウォーマーも多数入荷しています。
ちょうど八木橋昇さんから土鍋やグラタン皿など耐熱器も到着しました。耐熱の器は調理してそのままテーブルに出せるのがいいですね。ころんとした土鍋(1万6800円)は一見こぶりですが、高さがあり普段使いに活躍しそうです。オーバルのグラタン皿(8400円)はオーブンにも直火にも使えてそのままテーブルに出せるので一つで2役!深さもありグラタンだけでなく煮込み料理にも重宝します。土曜は最後のバール。スノウドロップ伊奈さんからメニューが届きました。「根菜たっぷりミートローフ700円」「レモンと魚介のパスタ800円」「れんこんのミートソースのポットパン600円」「バーニャカウダ700円」などなど、手間ひまかけたお料理をリーズナブルな値段でご用意してくださいます。イベント目白押しのお忙しい時期とは思いますが、ぜひ最後の機会におでかけください。店頭ではオリジナルのシュトーレンのほかジンジャーシロップ、ピクルスなどもご用意しています。パーティのおもたせにも活躍しますよ。
*年内の営業は12月23日(日曜)まで。来年は1月10日(木曜)からとなります。