ヤオイタカスミのリネンの洋服+大隈美佳の器展
GW明けの週末。たっぷり休んだあとの一週間は長く、週末が待ち遠しい気がします。5月24日(木曜)〜27日(日曜)の「ヤオイタカスミのリネンの洋服+大隈美佳の器」展のお知らせです。大隈美佳さんは、copseでも人気の作家さん。昨年の個展では定番の動物シリーズだけでなく、白×黒をモチーフにした作品など幅広くご紹介させていただきました。デザインから縫製までご自身で制作されているヤオイタカスミさんの洋服は1年前から常設させていただいていますが、企画展に参加していただくのは初めて。シルエットが美しい洋服がたくさん届くと今からワクワクしていますお二人の作品はいずれも、子どもから大人まで楽しめるのが魅力。彩りも鮮やかな楽しい4日間になりそうです。そして、大隈美佳さんには昨年に引き続きワークショップをしていただけます!昨年は動物の箸置きづくりをしましたが、壊れやすいという問題が……。そこで今年ご提案いただいたのが小皿づくり。たたらの板をつくり型に打った後、黒化粧で絵付けするというもの。作品は大隈さんの窯で焼いて後日、お渡しいたします。
<大隈美佳さんとつくる黒絵の小皿>
- 5月25日(金曜)12時〜、15時〜(所要時間は1時間程度です)
- それぞれ定員5名
- 参加費2800円(材料費込み、おやつ付き)
直径10㎝程度の小皿を2枚制作します。お子さんと参加していただいても結構です。お問い合わせとお申し込みはinfo@copse.bizもしくは店頭まで。
グリーンウィーク
ゴールデンウィークというよりグリーンウィークと呼びたくなる日々。保育園もお休みになる祝日はお店を開けるのが難しく、悩んだあげくに4日間のお休みすることに。おかげで益子の陶芸市に、帰省したりと、萌えいずる緑を眺める日々を過ごせました。陶芸市に出かけたついでにandaduraの山本祐介さんのご自宅兼工房にもうかがわせていただきました。かつて陶芸家が使っていたという住まいは、木製建具がそのままの年代ものの木造家屋。
冬は厳しい寒さとのことですが、古びた小さなお住まいはほっと寛げる心地よさ。デザインから制作まで手がけている工房も見せていただきました。
そんなこんなで今週は、第2•第4火曜のスノウドロップのカフェからスタート。明日のランチはグレープフルーツの入ったちらし寿司、タケノコともやしと生ハムの春巻き、新じゃが木の芽ソース、独活のサラダ、新玉ねぎと甘酒のポタージュで850円です。お楽しみに!
緑の週末
GWのスタートにふさわしい爽やかな晴天。ほんの1週間前まで若葉だった森は、あっという間に深い緑に変わり、木漏れ日が心地よい緑のトンネルになりました。copseの営業は明日まで、勝手ながら来週はお休みさせていただきます。明日の日曜カフェは公園散歩に出かける方にもご利用いただけるよう、ランチボックスをご用意します。
明日のメニューは、玄米の炊き込みおにぎりと、ピーナッツときびご飯のおにぎり、タケノコのカツ+れんこん団子+おから団子3種の串揚げ、高野豆腐のきのこ煮、水菜と春菊の夏みかんサラダなどを予定しています。写真は前回のキッシュとパスタのランチボックス。店内でもお召し上がりいただけますが、お弁当でも楽しんでいただければ幸いです。
先日24日(火曜)にスタートした「スノウドロップ」の出張カフェは、どの料理も工夫と手間がかかっていて、copseの料理とはひと味違う味わいで楽しめました。次回は連休明けの5月8日(火曜)。ぜひお楽しみに!
*GWにつき5月3日(木曜)〜6日(日曜)はお休みさせていただきます。次回の営業は5月8日(火曜)のスノウドロップの出張カフェです。
スノウドロップ@copseはじまります。
いよいよ明日24日(火曜)から、スノウドロップ@copseがスタートします。スープ展に出張カフェをしていただいたのがご縁。はじまるにあたり、スノウドロップの伊奈さんからオープンの日のメニューとメッセージが届きました。
はじめまして。スノウドロップの伊奈です。これまで大泉学園駅南口すぐの自宅マンションで毎週金曜にカフェを開いていましたが、より多くの方に楽しんでいただきたいと思い、copseで月に2度カフェを行なうことになりました。古びた小屋のような雰囲気のcopseは私にとって大好きな場所。ゆったりと時間を忘れて寛げるcopseでカフェができることをうれしく思います。みなさまとの新たな出会いを楽しみにしています。
<4月24日のメニュー ランチセット850円>
- ふきと焼きあげのおこわ風ごはん
- 和野菜と甘夏の生春巻き(みつば、春菊、甘酒でつけた鶏肉など)
- うどの生ハム巻き
- 切り干し大根と菜花のペペロン
- ジャガ芋と春大根と甘酒のスープ 山椒のせ
*自家製ジンジャーエール300円、奈良の有機紅茶250円などもあります。
copseの日曜カフェのランチは、お肉やお魚(一部小魚など使用することはあります)など動物性のものを控えていますが、スノウドロップさんは、野菜を中心にしながら程よく取り入れるのが特徴。カフェ勤務の経験もあり料理のバリエーションやメニューの発想も豊かです。24日の初回以降、毎月第2、4火曜がスノウドロップ@copseとして、copseも通常営業となるとなるため11時30分にオープン。いつも通り店内の商品をご購入いただくこともできます。ランチは12時ごろからご用意する予定で、ラストオーダーは17時です。スノウドロップのカフェ、みなさまお楽しみに!
*ゴールデンウイークにつき5月3日(木曜)〜6日(日曜)は休業させていただきます。
週末のご報告
21日の土曜は、延期になったスケッチ散歩。またしても不安なお天気でしたが、なんとか降られず開催することができました。公園を散策して植物を観察した後、今回は園内のテーブルでスケッチ。前回から引き続き参加してくれた幼稚園児のあゆたくんは今回、水彩に挑戦、すっかり楽しみを見つけたようです。お友達4名で参加してくれた小学生が夢中に写生している姿も印象的でした。冬に戻ったような肌寒いお天気でしたが、屋外でのスケッチは気持ちよく、彩り豊かな作品が次々と生まれました。
22日の日曜は、お店をお休みして川越の氷川神社「ご縁市」に出店。この日も午後から小雨が降ったり止んだりの肌寒い一日でしたが、歴史ある神社の境内はのどかな雰囲気。決して出店数は多くありませんが地元の古道具屋さんや雑貨屋さんをはじめ益子の鈴木稔さん、二階堂明弘さんといった陶芸家や、折形デザイン研究所のShop様方堂、美しいデザインやクラフト本をつくる「ラトルズ」など、バリエーション豊富。お天気のせいか人もほどほどで、おかげで他のお店をゆっくり見たり、お話したり。午後は境内で模擬結婚式も行なわれて、年代を経た建物に映える白無垢姿にうっとり。わざわざ足を運んでいただいたcopseのお客様もいてうれしかったです。ご縁をつないでくださったラトルズの黒田さん、ありがとうございました。
市のこと。
今度の日曜(22日)は川越氷川神社の「ご縁市」。クラフト作家やデザイナーらが集う市で、今回が第2回目とのこと。出店者を公募するのではなく、人が人を紹介しながら輪を広げていくから「ご縁市」。ご近所の常連さんでもある出版社「ラトルズ」の代表•黒田庸夫さんからご紹介いただいて出店させていただくことになりました。先日、主催者の方がご来店くださり、ブログでcopseをご紹介してくださいました。西武線沿いとはいえ、遠方での市は初めてなのでドキドキ。たくさんのお菓子とジャムやピクルスなど保存食を用意してお待ちしています。
市といえば来月20日は石神井氷川神社の第2回「井のいち」です。井では現在「井」のサポートメンバーを募集中。そもそも「井」とは、石神井、大泉、井草周辺に点在する店を紹介する小さな地図つきフリーペーパーのこと。その発展系が井のいちなのです。が、いかんせん小さな店のショップの集まりで、毎回限られた予算しかなく運営は厳しい状況です。一緒に「井」を盛り上げたい!という方がいましたらぜひ、サポートメンバーとなっていただけると幸いです。
*22日(日曜は)川越氷川神社の「ご縁市」出店のため、勝手ながらcopseは休業させていただきます。
【ワークショップ】花あしらいのワークショップ
「春がきた」展の器に花を生けてくださったのが草花研究家の雨宮ゆかさん。野原に楚々と咲く花を使ったさりげない花飾りのおかげで、器の美しさが一層引き立ちました。先日は雨宮さんに教わる「住まいを彩る花あしらい」のワークショップを開催、実際に家でどのように花を飾ればよいか“使える”アレンジ講座をしていただきました。
まずは大まかなポイントをうかがった後、即実践。
使用したのは「春がきた」展でご紹介した花器。まず、自分が生けたい花器を展愛からセレクト。作品h完成した後は活け田た花を先生がチェック。
さすがゆか先生、ご指導も的確で、「自然にシンメトリーなものはありません、非対称になるように」「写真を撮るときはタテにフレーミングすると納まりがいい」など、明快なアドバイスにみなさん目から鱗だったようです。最後はささやかなランチを囲んで和やかなひとときを過ごしました。
1歳半のお子さんと参加してくださったFさんは、「帰宅早々家じゅうの花器にさっそく飾りました!」と写真を送ってくださったり、「帰宅した夫が“花があるっていいね”と言ってくれました」「庭の草花も飾れるんだ〜と気付きました!」という方など、うれしいご感想やご報告が続々。住まいに花を飾るだけで気持ちは清々しく変わるもの。どんな花をどう飾るか……花との関わりが、心地よさを測るバロメーターとなりそうです。
野村亜矢さんの花器
今回の企画展で初めてご登場いただいた陶芸家の野村亜矢さん。愛知県安城市の工房にうかがったときの話は以前に書きましたが、草花作家の雨宮ゆかさんの「どんな花も引き立ててくれる」とお墨付きもあり、ぜひご紹介したいと思ったのでした。驚かされたのは本当に生けやすいということ。花留めが器と一体にデザインされていて、差し込むだけで生けられ、深さがあるので安定感も抜群。大きさのある器は取り外し可能の花留めを付け、外せば食器としてテーブルで活躍します。存在感のあるフォルムやテクスチュアが素晴らしいだけでなくは、簡単かつ美しく飾るところまで考えられて作陶された、花を飾る楽しみを教えてくれる器です。我が家ではお気に入りのチェストの上が定位置ですが、未だ花を生けたことはなく。静かに存在感を放っています。
春らんまん
先週にひきつづき、雨宮さんが新たに花を生けかえてくださいました。花が変わるだけで風景が変わるようで、清々しい気持ちになります。公園の緑も芽吹いて春まっさかり。ですが、土曜はお天気が崩れる予報で、2つのワークショップを予定していいるといのに、なんとも不安な週末です。「やまさき薫さんのシルクスクリーン教室」(12時〜17時、エコバッグつき700円)は予定通り行ないますが、「松澤由佳さんといくスケッチ散歩」は21日(土曜)に延期させていただくことになりました。今週はダメだけど、来週なら!という方はまだ空きがありますのでご参加くださいませ。大人2000円、学生1000円(お弁当つき)です。
日曜カフェは巻き寿司やおいなりさん、おでんのランチをご用意。テイクアウトも可能です。
なお22日(日曜)は川越氷川神社にて「ご縁市」に参加するためお店はお休みさせていただきます。
「春がきた」展はじまりました。
桜も日ごとにほころんで、満開近くなりました。今日は近くの小学校の入学式。晴れ晴れとした親子を見送りながら、背筋が伸びる思いがしました。
本格的な春の到来とともに、きのうから「春がきた」展もスタート。きのうは朝から草花研究家の雨宮ゆかさんが来店して花を生けてくださいました。楚々とした野の花が彩る店内は、さながら小さな野原のよう。石ころのような風合いを帯びた野村亜矢さんの器は、雨宮さんの生ける野の花とも相性抜群。
中坊優香さんは桜色や瑠璃色、アクセントに色を差したものなどフォルム感のあるピッチャーを中心に、星耕硝子の伊藤嘉輝さんからは、水泡が美しいキューブ状のガラス器、八木橋昇さんや秋谷茂郎さんのブルーや粉引の花器など、さまざまな器と花のコラボレーションを楽しんでいただけます。
壁を彩るやまさきさんのアートや、ひびくらさんの布ものなど、にぎやかな展示をぜひ楽しんでいただけると幸いです。お花見日和になりそうな週末。日曜カフェは豆腐の具沢山キッシュ、白ごまパン、菜の花とじゃこのショートパスタ、切り干し大根とひよこ豆のトマト煮、ピクルスのランチをご用意する予定です(750円)。テイクアウトも可能なので、お花見ランチにもぴったり(予約可能)。お花見ついでにぜひ春爛漫のcopseにお立ち寄りくださいね。
ワークショップのご案内
「春がきた」展にあわせてワークショップを行ないます。
- 絵本作家•松澤由佳さんのスケッチ散歩〜春バージョン〜 4月14日(土曜)11時〜。2000円(DMで2500円と告知していますが2000円です!お弁当つき)定員6組 以前、秋のピクニック展でも開催した。植物に詳しい松澤さんと公園(三宝寺池周辺)を散策しながら落ち葉や花を観察して、ご持参いただいた色鉛筆やクレヨンでスケッチを楽しみます。今回はちょうどお花見の季節になりそうで、お花見とダブルで楽しんでいただけそうです。学生は1000円、未就学児は無料。お弁当は別途700円でお申し込み可能です。
- やまさき薫さんのシルクスクリーン教室 4月14日(土曜)12時〜17時随時/一刷700円 「春がきた」展のDMを制作してくださったやまさきさん。企画展中、アート作品やオリジナルのポストカードもご紹介する予定ですが、シルクスクリーン教室を開催してくれます。いくつかご持参くださる版からひとつ選び、5色程度の色から好きな色を選びます。A4サイズのエコバック付き。好きなTシャツやバッグなどを持ち込んでいただいてプリントするのも楽しいですよ。
- 「日々花」雨宮ゆかさんの暮らしを彩る花あしらい 4月17日(火曜)11時〜/3500円(軽食つき、花材込み)定員6名 花教室「日々花」を主宰し、草花研究家として雑誌などでもご活躍の雨宮さんに、花の選び方から花器と花のバランス、棚や食卓など場所ごとの花の飾り方などご指導いただきます。
お申し込みとお問い合わせはinfo@copse.bizもしくは店頭にお願いします。
先日、雨宮さんのお宅にお打ち合わせにうかがいました。建築家の中村好文さん設計のお住まいは、川崎市の丘陵地帯にあり森の小屋の雰囲気。庭はこれからつくられるそう。ご主人はカメラマンの雨宮秀也さんで、オープン当初から写真を撮っていただいたりcopseもお世話になっています。なのでお住まいですがスタジオと兼用。シンプルな住まいのそこかしこに飾られた花が美しく彩りを添えていました。今回は単なるフラワーアレンジではなく、花と器のバランス、場所に合わせてどんな風に花を飾ればいいかなど“使える”花あしらい講座となる予定。乞うご期待!
「春がきた」展
なかなか来ない……と足踏みしがちだった今年の春。ようやく木々が芽吹きはじめ、春の訪れを感じられるようになりました。気がつけば来週からは4月です。4月5日(木曜)〜15日(日曜)は「春がきた」展を開催します。会期直前ではありますが、ようやくDMも完成。これまでにないイラストをメインにしたDMは、企画展にも参加していただくやまさき薫さんに製作していただいたもの。ざらっとした質感の紙にシルクスクリーンに似た“リソグラフ”で印刷した風合いの魅力を、PCの画面上で伝わらないのがなんとも残念です。しかも今年から、企画展のご案内をメールで配信しており……楽しみにしていただいている方には申し訳ありません。当日はやまさきさんのアートやポストカードも販売する予定なので、ぜひ現物を楽しみにいらしてくださいませ!企画展のメインとなるのが、陶芸家やガラスの作家さんにつくっていただいた花器。先日、今回初出展してくださる陶芸家の野村亜矢さんの工房におじゃましてきました。愛知県安城市ののどかな田園地帯に、突如現れる凛とした平屋の建物にまずびっくり。工房とお母さまが営む「花と器 野むら」が併設されていて、珪藻土壁に李朝や骨董家具が調和する店内に、娘の亜矢さんの作品をはじめ田鶴濱守人さんらシンプルで力強い気鋭の作家の器が並んでいました。「自分の世界をつくるには建物からつくらないと」と建築家と一緒に作り上げたとうかがって、男前なお母さまの言葉と空間にほれぼれしました。野村さんの器は手びねりで、鉋やノミで削って独特のテクスチュアに仕上げるのが特徴です。あえて時間と手間がかかる手びねりで作陶される理由を尋ねると「轆轤でつくると自分と人のものと見分けがつかない気がして。自分らしさを表現するための方法としてたどり着いた」というお返事がかえってきました。家に帰って、野村さんの器を眺め、その丁寧なものづくりをあらためて実感。copseの空間に野村さんの作品がどんな風に映えるか今から楽しみです。
新しいことがはじまる予感
「土と木の出会う場所」展には多数のご来店ありがとうございました。いつもご来店いただいているお客様はお気づきかもしれませんが、今月から新たにスタッフが加わりました。土日を中心にお手伝いいただくことになった大友珠里さんです。クラフトに詳しく、お料理も上手。日曜カフェもレベルアップが期待できそうです。日曜カフェといえば、「MAMMOTH COFFEE(マンモスコーヒー)」さんのコーヒー豆を使用させていただくことになりました。上石神井からすぐの青梅街道沿いにこんな素敵なカフェ&コーヒー豆ショップがあるとは知りませんでした。おいしいコーヒー豆を近くで入手できるところがないかな〜と思っていたので、うれしい出会いです。教えてくださったのはスープ展で出張カフェをしてくれたスノウドロップさん。スノウドロップさんは4月24日(火曜)から、毎月第2、第4火曜にcopseで定期的に出張カフェをしてくれることになりました。ということで、日曜のほかに火曜も(第2、第4のみですが)カフェを楽しんでいただけることになりました。平日にカフェをしてほしい!とご要望いただいたOさん、もっと営業日を増やして〜とご提案くださったFさん。お待たせいたしました。そんなこんなで、いろいろ新しいことがはじまりそうな春のcopseです。
春めいて。
久しぶりの休日。公園にでかけると、草むらに咲く小さな花に春の訪れを感じました。日一日と春めいてきましたが、まだまだ一進一退。最近は週末ごとに雨になったり寒さがぶり返したりと春が遠い気分です。秋谷さんと花塚さんの個展も2週目に入りました。完売になったアイテムもありますが、まだまだたくさん揃っています。
とくにオブジェ的な花塚さんの作品は、これまでシンプルなアイテムが多かったcopseで異色ともいえる存在。毎日のように眺めているうちに、小さな世界に暮らしているような気分になるから不思議ですね。
しかもキーフォルダーから箱もの、家型のオブジェ、時計、子どもイスなどアイテムもバリエーション豊か。卒業や入学など節目の季節、贈り物にも喜ばれそうです。最終日の日曜は、お二人も来店してくださる予定。ぜひご来店くださいませ(日曜カフェはお休みします)。
土と木の出会う場所
3月も半ばというのに冷たい風が吹いて真冬の寒さです。今日から、陶芸家•秋谷茂郎さんと、木工作家•花塚光弘さんの二人展「土と木の出会う場所」がはじまりました。秋谷さんからは人気のマグや湯のみなど、普段使いに活躍する器を中心に、花塚さんからは家や人を象った寄木細工の作品がたくさん届きました。秋谷さんが在店したくださった初日は、秋谷さんファンが続々来店。にぎやかな一日となりました。初となるお二人のコラボ作品にも、さっそく注目が集まり、次々お嫁入りしていきました。
花塚さんからは安曇野名物「おざんざ」という、酵素入り麺や、大きな「灰入りおやき」も到着。日曜はこのおざんざで湯麺とおやき、野菜の天ぷらなどのランチをご用意したいと思います。いつものランチでは、卵や乳製品を控えていますが、このおざんざには長野県産の卵が使用されていました。もし、控えていらっしゃる方がいましたら別な麺もご用意いたしますので、その旨お知らせくださいませ。
3月の企画展
3月になってもまだまだ春が遠い今日このごろ、なんともかわいい作品が届きました。寄木細工の手法で家や人をモチーフにしたオブジェは、3月15日〜25日まで作品展をしていただくあづきクラフトの花塚光弘さんの作品は、これまでのcopseにはないアーティスティックな雰囲気。まるで森のなかの小さな世界を写したような木工作品は、精巧かつあたたかみにあふれ、眺めているだけで楽しくなります。実は花塚さんは、陶芸家の秋谷茂郎さんのご友人。オープン以来、人気の秋谷さんの作品展を、花塚さんとの二人展として開催させていただくことになりました。
今回は秋谷さんの器に花塚さんが蓋を制作した二人のコラボレート作品も登場。
小物入れのようにしても使えるだけでなく、蓋はコースターとしても使えるというのがポイント。表も裏もないほど細やかにつくられた花塚さんの手技に驚かされます。秋谷さんの器は、copseの定番で、粉引のカップや湯のみは入荷するたびすぐに完売となる人気アイテム。たっぷりとした大きさながら美しいフォルムのポットも評判で、深く趣のある青彩も、なんともいえないニュアンスがあって素敵です。ぜひ秋谷さんファンはお見逃しなく!
今日はひなまつり。明日の日曜カフェは、お寿司、茶碗蒸し、うどやふきのとうの磯辺揚げ、蛤のお吸い物など、ひなまつりランチをご用意します。
ベビマ&ヨガのご案内
2月を締めくくる日に、あっと驚くどか雪。湿った雪はつもるのも早いですが、溶けるのも早いですね。まだまだ寒いですが、昨秋以来久々にcopse恒例のベビーマッサージ&リトルキッズヨガを行ないます。ベビーマッサージはハイハイまでの赤ちゃんが対象(2ヶ月〜8ヶ月くらい)で、子どもの五感を刺激するベビーオイルを使ってマッサージを行ないます。キッズヨガは伝統的なヨガのポーズを基本にしたストレッチで、親子で身体を動かします。いずれもcopseのおいしいランチつきです。
<ベビーマッサージ&リトルキッズヨガ> 日時/3月13日(火曜) 「リトルキッズヨガ」(対象/1歳前後〜2歳半)10時半〜12時 「ベビーマッサージ」(対象/2ヶ月〜8ヶ月ハイハイ前の赤ちゃん)13時〜15時半
- 各2500円(ランチつき)お子さんの食事をご要望の方はその旨お知らせください。
- 場所はcopse別館(石神井台2丁目)で行ないます。
- 定員各6組。
- バスタオルとフェイスタオルをお持ちください。
お問い合わせとお申し込みは店頭もしくはinfo@copse.bizまでおねがいします。
竹籠づくり
スープ展も無事終了。イベントの最後を飾ったのは、おじろ角物のワークショップでした。定員の8名を10名に拡大していただいても、まだキャンセル待ちをいただくという大盛況の竹籠づくり。みなさん、楽しみにしていらしてくださいました。竹籠は日本各地で作られていますが、このように角張った“角物”を作っているのは、おじろさんのところだけだそう。まずは底から、次に側面と竹を交互に編んでいき、最後に取っ手をつけて完成です。最後の作業は金槌で叩いたり、ドリルでねじ留めしたりと、店内は工房のような雰囲気に。小さなお子さん連れの方もいましたが、2〜3時間で無事完成。小さな竹籠は子どもにもちょうどいいサイズで、さっそくお買い物かごに。間近で制作を拝見すると、編む作業はもとより、下準備の大変さを実感。丁寧かつ地道な作業から美しい籠が生まれるのですね。何より小代夫妻の丁寧かつ軽妙な解説のおかげで、和やかなひとときが過ごせました。ありがとうございました。
いのちを支えるスープ
スノウドロップさんの日曜カフェは、早い時間から多くの方にご来店いただきありがとうございました。あとでゆっくりいただこうと最後の一食を残していたら、閉店前に「こんな時間にランチはないですよね〜」と、いつもご来店くださるマキさんからお電話。出張から戻り、駅前で何か食べようと思いながら、だめもとでお電話してくださったそう。重い荷物を抱えてたどり着いたマキさんに最後の一食をお出しすると、「あー、しみわたる〜。元気になりました」と、和やかな表情で寒空のなかを帰っていかれました。
“つくるべきようにしてつくられたつゆもの、スープは、一口飲んで、肩がほぐれるようにほっとするものです”
敬愛する料理家、辰巳芳子さんの言葉のように、スープには、どこかいのちを守り支える大切な食事という響きがある気がします。
写真は、日曜にカフェをする「やまばと食堂」の試食会のもので、和洋ご用意するランチの洋のスープセット。和のスープは根菜を重ね煮して、塩と少しの醤油だけで仕上げたものを。洋はかぶのクリームスープと、それぞれのスープに合わせてランチを2種ご用意します。どちらのスープも控えめなほどにシンプルなのに、コクがあってびっくり。丁寧に時間と手間をかけることがおいしいスープをつくる秘訣なのかもしれません。
<12日のやまばと食堂ランチメニュー> 「和のスープランチ」根菜重ね煮スープ、大根カツ、青大豆ハンバーグ、水菜としめじの和え物、塩麹のにんじん漬け、おにぎり2種(ひよこ豆入り玄米、青菜とじゃこご飯) 「洋のスープランチ」かぶのクリームスープ、ベジミートローフ、にんじんの丸ごとグリル、サツマイモのハニーマスタード和え、水菜としめじ和え、パン(白ごまパン、シュトーレン)各800円 そのほかサングリア(白)、ホットワイン(赤)、スイーツ類もご用意いたします。
「スープ展」もあと4日。工房イサドのカッティングボードが好評いただき、入荷した分はほぼ完売してしまいましたが、今日再入荷いたします。ランチにも使わせていただいている八木橋さんのスープ皿や耐熱器も人気です。ご来店お待ちしています。
スノウドロップの日曜カフェ
日曜はスノウドロップさんの出張カフェ。さっそくおいしそうなメニューが届きました。
- 日本の野菜のミネストローネ
- 酒粕入り豆腐クリームスープ
いずれかのスープ1種と、里芋と自家製柚子バター、ルッコラの白和え、かぶと金柑のあっさり漬け、酒蒸しパンがついて800円です。自家製ジンジャーエールや甘酒なども用意してくださるそう。なお、ランチは12時頃から用意した数がなくなるまで営業します。テイクアウト対応可。お楽しみに!