野田ひろみさんと石神井散歩
19日(日)と20日(月)の二日間、SARAXJIJIのデザイナー、野田ひろみさんが在店くださいました。copseのような小さな店に毎回、わざわざおこしいただけるだけでもありがたいことですが、同じように遠方から毎年SRAXJIJIの服を求めてたどりついてくださる方もいて、次々とご来店くださる方とのお話が楽しい2日間でした。久々に髪を長くされているという野田さん。初日(左)は、今年の新作wabi-sabiウォッシュリネンのストレートサンダパンツ(7分丈)に、定番のラフィーガーゼの厚手タイプ、Wフェイスのカットソーとストレートカーディガンを合わせて。wabi-sabiシリーズは、天然染料で染めているのが特徴で、趣のある色合いが魅力。天然染めらしい、ムラ感と奥行きのある色は、染色工場と試行錯誤を繰り返して完成させた色なのだそう。翌日(右上)は同じwabi-sabiウォッシュリネンのラップタックスカート。この日は、共通のお知り合いがいるということで、マンモスコーヒーさんに行ってみたい! ついでに石神井公園にも行きたい!というリクエストをいただきました。マンモスさんのコーヒー豆はcopseでも販売させていただいる、おなじみのお店。ただ、copseからマンモスさんはちょっと離れた難しい位置関係です。どうやってお連れすればよいかと悩んだ結果、レンタサイクルで向かうことに。石神井公園駅南口からすぐの自転車置き場で1日200円で自転車が借りられるって知ってました? 駅で朝10時にお待ち合わせをして、ボート池と大好きな三宝池にもご案内して、さらにひたすら南下。マンモスさんにご案内。帰りは、単独でcopseまでたどりついてくださいました。
せっかく東京に来られて、こんな石神井散歩でよかったのでしょうか……と思いましたが「そのお店がある地域がどんなところなのか知りたかったから」と。そんな風に店だけでなく地元を含めてご理解して、愛してくださるのはとてもうれしいことです。昨日の夕方はイラストレーターの大森木綿子さんが、ラフィーガーゼのストールカーディガンを素敵に着こなして遊びに来てくださいました。今回、大森さんのイラストでオリジナルバンダナもSARAXJIJIから登場していますよ! パッケージもかわいらしく贈り物にもおすすめです。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングができましたので、こちらが便利です→☆
初日終了!
どこまでも青空が広がる気持ちのよい一日。SARAXJIJI+風亜展がスタートしました。オープンと同時に、SARAXJIJIのファンの方が続々ご来店。去年もお越し下さった方が、本当に着心地がよくて〜、去年買ってファンになって〜と、少しずつ買いたしてくださるのをとてもうれしく思いました。今年で3回目、こんな風に大切な定番として愛されるのは、素材感のこだわるSARAXJIJIの服づくりを象徴している気がします。写真上はボタンの付け外しで、ラフにもエレガントにも着こなせるアシンメトリーカーディガン(12000円+税)で、こちらも定番のひとつ。今年登場したリネンのシャツ(13000円+税)も、あらたな定番服となりそうな予感です。はじめての風亜さんのアクセサリーも大好評。ブローチ8900円、ピアス6~7000円、ネックレス6900〜20000円という、手頃なお値段もさることながら、金属糸で編むという手法でひとつひとつ丁寧につくられた美しさは、新鮮かつ洗練されています。
ということで、狭い店内いっぱいに素敵な洋服とアクセサリーが揃っています。いずれも直接手にとって、触れてさらに魅力を実感できるブランドなので、ぜひこの機会に見ていただけると幸いです。今日19日(日)と20日(月)はSARAXJIJIの野田さんが熊本から在店のため、いらしてくださいます。素敵な野田さんにひとめ会いにお越しいただけると幸いです。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングができましたので、こちらが便利です→☆
明日からSARAXJIJI+風亜展
秋晴れの気持ちの一日。明日からいよいよSARAXJIJI(服)+風亜(アクセサリー)展がはじまります。
SARAXJIJIさんは、今年最後の展示会ということで、お買い求めいただけるアイテムをどっさり送ってくださいました!これまで受注のみでご対応されていた新作の天然染料によるワビサビシリーズのパンツやシャツもたくさん。ベーシックな色合いですが、とても深みのあるいい色合いに仕上がっていますよ。新作の白いリネンシャツやウールのオレンジ色のワンピも素敵。メンズもウールのシャツジャケットが加わって、これまで以上に充実の品揃えです。風亜さんからも素敵なアクセサリーがずらり。シルバーやゴールドの金属の糸で編んで仕上げるアクセサリーは華やかですが軽やかで、キラキラしすぎてないので日頃、アクセサリーに縁のない私も思わず、つけてみたくなります。ということで、たくさんのアイテムが揃いましたが今週お休みをいただいたおかげで、なんとか準備が整いました。19日(日)と20日(月)は熊本からSARAXJIJIのデザイナー、野田ひろみさんが在店くださいます。どんなに言葉を尽くして語るよりも、野田さんにお会いいただくだけでSARAXJIJIの魅力がわかるはず。ぜひお会いいただけると幸いです。
会期は26日(日)まで。会期中は休まず営業いたします。早くもクリスマスリースや鏡餅、来年のカレンダーなども揃えてお待ちしております!
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングができましたので、こちらが便利です→☆
今週の営業
今週末から、今年で3回目となるSARAXJIJIの洋服と、copse初の風亜のアクセサリーをご紹介する企画展。18日(土)〜の会期準備のため、大変勝手ながら今日と明日はお休みさせていただきます。写真は去年、好評だったSARAXJIJIさんのコート。今年は天然染めの新作も登場するようですよ。先ほど、SARAXJIJIさんの洋服が巨大な段ボール3箱がどさっと到着! しかもまだ追加でやってくるそうで、早くも狭い店はすでにただごとでない雰囲気です。汗 風亜さんはわざわざSARAXJIJIさんのアトリエに出向いて、今回の展示のために作品をつくってくださったそう。ということで18日の初日をお楽しみに!
Autumn Clothes〜SARAXJIJI×風亜〜
10月18日(土)〜10月26日(日)*期間中無休
服/SARAXJIJI アクセサリー/風亜
*19日(日)と20日(月)は野田ひろみさんが在店の予定です。
【入荷情報】CALICOのカンタ刺繡
秋晴れの気持ち良い日々がつづきますね。先日のCALICOのストールに引き続き、追加で入荷したカンタ刺繡のご紹介。
kantha(カンタ)とは、インドのコルカタ(西ベンガル州)とバングラディッシュに伝わる刺し子刺繡のことです。一見、織られたもののようですが、ひと針ひと針手で縫いあげたものなんですね。伸びやかに描かれた草花のモチーフがなんとも愛らしく、カンタ刺繡っていいなあ〜と思っていたら、なんと日本民藝館で「カンタと刺子ーベンガル地方と東北地方の針仕事」が開催中!これは見逃すわけにはいかない、ということで行ってきましたよ。19世紀末〜20世紀はじめのカンタ刺繡のコレクションが展示されていましたが、これが一枚一枚ストーリーがあって、本当に楽しかった! カンタ刺繡は母親が赤ちゃんのおくるみや、結婚する娘のために縫ったものらしいのですが、子どもが描いたような図柄が素朴なのに表情豊かで、お母さんのやさしい眼差しのようなあたたかみにあふれています。もともと古くなったサリーなどを何枚も重ねて刺繡を施したそうで、キルトのような厚みがあります。きっと縫うのも大変だったはず〜。糸も解いた布の糸を染め直して使われたそうですが、藍や茜で染めた色合いがまたインドチックな独特のコントラストでした。まるで一枚の絵のような豪華なカンタはお祝いのときに掛布として使われたものも多いそう。伸びやかな柄は、アートのように飾って楽しむのもおすすめ。透明感あふれるグリーンのプレーンカンタ(右/1万8000円+税)や、隙間なく刺繡を刺したバルバトカンタ(左/2万3000円+税)も、刺繡の美しさにうっとりです。11月24日まで開催の日本民藝館のカンタ展も、ぜひ出かけみてくださいね。
明日9日(木)から11日(土)のランチは銀杏ときのこのご飯/パクチー唐揚げ/ポテトサラダなど。来週、再来週のランチはお休みしますので、今週ぜひお出かけくださいね。
SARAXJIJI×風亜展のお知らせ
今年で3度目となるSARAXJIJI 展のお知らせ。SARAXJIJI(サラジジ)は、デザイナーの野田ひろみさんが手がける洋服のブランド。素材感にこだわるのはもちろん、着姿を美しく見せるカットソーやスカートなど、幅広いアイテムを提案しています。昨年、一昨年とお世話になりながら、なかなか熊本のアトリエにうかがえずにいましたが、念願かなって今春うかがってきました。SARAXJIJIの洋服をはじめ、陶芸家の器や古道具が美しくレイアウトされたアトリエは、野田さんの美意識がぎゅっと凝縮されていて、以前はインテリアのお仕事をされていたという方らしいセンスにあふれていました。DANSKOの靴からお菓子まで、セレクトされたアイテムが並んでいるので、ぜひお近くの方は一度足を運んでみてくださいね。定番のリサイクルコットンのカットソーは、季節替わりの今の季節の必需品。しなやかな風合いながら、温かみがあって手放せません。この素材の気持ち良さを感じて欲しいと思って、秋が深まるこの季節に受注会をいつもお願いしていますが、年々人気が高まって、デリバリーが追いつかない様子ですが、今年は万全の体勢でご準備してくださっているようですよ。
今回は、絹糸をはじめ綿、金、銀などの糸と天然石をアクセントに用いてアクセサリーをつくる風亜さんもご参加くださいます。風亜(ふうあ)さんのアクセサリーは糸をベースにしているので、金属アレルギーの方にも安心して使っていただけます。しかも、つけていることを忘れるほど軽やか! 秋のお洒落が楽しくなる企画展になりそうです。
Autumn Clothes〜SARAXJIJI×風亜〜
10月18日(土)〜10月26日(日)*期間中無休
服/SARAXJIJI アクセサリー/風亜
*19日(日)と20日(月)は野田ひろみさんが在店の予定です。
*16日(木)17日(金)は準備のためお休みさせていただきます。
【入荷情報】CALICOのストール
copseでもお世話になっているヤンマ産業さんが中心となって先日、ワーペンウエフト2014が行われました。ヤンマさんの展示会と同時に行われたのがインドの手仕事布ブランドCALICOさんの展示でした。CALICOは、2012年にスタートした小林史恵さんと増住有希さんによるデザインユニット。現在世界の手織布の95%以上がインドで生産されていますが、賃金の格差拡大によって次代の担い手を失いつつあるそう。CALICOさんはインドの手織り産業の持続的発展を支援するためにも、村々でつくられてきた手紡ぎ•手織り布、刺繡布をはじめとする布づくりをデザイン•プロデュースして日本で紹介しています。石神井公園のクヌルプAAさんで行われたこの展示会が素晴らしかった! カンタ刺繡(写真左上)やジャムダニ織り(右上)など、ひとつひとつの布の力強さに、ぐいぐい引き寄せられるようでした。しかも、手紡ぎ、手織りの布はほどよく空気を含んで、首にまいたときもふわりとやわらか。糸を紡ぎ、手機りする文化は日本でも各地に当たり前のようにありましたが、今は昔。着物から洋服へとライフスタイルが代わり、大量生産が当たり前になり、そのほとんどがなくなりました。振袖すらペラペラのシルクにインクジェットプリントして量産されているのが現実。でも、それって振袖なのかな? どうも別物にしかみえず。手絞り風、手刺繡風につくられているだけで、まったく別ものです。振袖も浴衣も、素敵なものを着ているな〜と思って聞くと、古いものということが多々。工業化や技術革新のおかげで世の中は進化を遂げていますが、でもこれって豊かになったといえるのかな? 手仕事にしかできないことがあるということに、失われてしまってから気づいたりします。日本からものづくりが流出•消失すると同時に、豊かな染織文化が廃れてしまったように、インドでも同じことが起ころうとしている……CALICOのお二人の活動は、最後の砦ともいうべきインドで、豊かな布の文化を守るという大きな意義を感じます。
前置きが長くなりましたが、クヌルプAAさんで拝見して、copseでもご紹介したい!と少しですが、置かせていただくことになりました。早々にCALICOさんがお届けくださいましたが、ご飯の器展開催中につき、小出しにしか紹介できませんでしたが、それでも次々に目に留てくださる方が多々。布好きの心を刺激してくれ、手に触れるだけで幸せな気持ちになるのは、日本人に布文化のDNAが根付いているからだという気がします。そういえば20年以上前、はじめての海外旅行がインドだったのは、染織に興味を抱いたのも一因だったような……そんなことを思い出しながら、インドにまた行きたくなりました。
『井 08』発行
台風横断の日曜、風雨が増して荒天になりそうですね。フリーペーパー『井』8号が先日、発行しました。今回のテーマは“涼む”。石神井の名店そば店「なかやしき」さんは石神井公園で、ヤンマ産業の美人スタッフこぎんちゃんは会津木綿の洋服で、とさまざまな涼む夏のご紹介。料理ページは6月にオープンした「クラクラ」。copseでも一昨年前、重ね煮講座をしていただいた→◎上野麻子さんがフードディレクションをされています。料理講座のときも目から鱗のおいしさでしたが、クラクラのランチやディナーの料理も、野菜たっぷりで早くも評判。ご紹介されている南瓜の冷たいスープ、ゴーヤとじゃがいものかき揚げも、簡単かつ夏にぴったり。エッセイみたいな文章も、意外でしたがパワフルに夏をがんばる料理人の雰囲気が伝わってとても良かったです。裏表紙には無印良品の広告が!今月末、石神井公園駅ビルにオープンするそうで、これまた楽しみです。ということで、copseもちょこっとご紹介してくださってますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。copse店頭ほか、掲載店で絶賛配布中です。雨が激しくなってきましたが通常営業しておりますので、雨にも負けずおこしいただけると幸いです。
【入荷情報】ヤンマ第二弾
台風一過、真夏の太陽が顔を出しましたが、まだまだ梅雨明けしないよう。7月もなかばを過ぎましたね。みなさん、夏休みのご予定はいかがでしょうか?先月に引き続き→◎、ヤンマ 産業さんからバカンスにぴったりなワンピが入荷しましたよ。真っ赤な会津木綿のワンピ(19000円+税)、袖を通すだけで元気になれそうですね。夏は一枚で、中に一枚合わせれば冬も楽しめるオールシーズンなところも魅力。
淡いパープルのリネンのワンピ(17000円+税)はノースリーブ&ローウエストのデザインがキュート。前回は、いまいち評判がよくなかったので(苦笑)、今回はドライフラワーgrueの内藤さんに着ていただきました。梅雨明けを待たずして、夏を満喫したいですね。
【入荷情報】ヤンマ産業の洋服
1〜2月に企画展をしていただきましたヤンマ産業の洋服が入荷しました!
長らくお待たせいたしましたが、オーダーしてくださった方にもようやくお渡しすることができました。コプスでお願いしたアイテムも順次到着。ヤンマさんらしい、ビビッドな色のものもたくさんお願いしたので早くも夏の気分です。
グリーンのシャツと合わせた会津木綿の真っ赤なスカートはちょっと憧れでした。この赤!素敵ですよね。松阪木綿のストライプ柄のパンツもいい感じ。はで縞というネーミングの縞柄のキュロットは、インパクトのある柄ですが履くと意外と違和感なく。
会津木綿の切り替えワンピも素敵です。ということで、ほかにもヤンマさんの洋服たくさん到着していますので、要チェックです!
今週は久々にランチ復活! 今週のメニューは揚げ野菜とアボガド豆乳のせにゅうめん、ちりめん山椒のおにぎり、きゅうりとくらげの酢の物など、夏らしい一品ばかり。土曜日まで、ご用意しておまちしています。