木工 | copse - Part 10copse 木工 | copse - Part 10
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2014.04.17陶器

今日から「朝ゴハン展」

IMG_6148新緑がまぶしく輝く朝。朝ゴハン展の初日にふさわしい一日のスタートです。昨日は朝から陶芸家の小川麻美さんとicuraの筒井則行さんが搬入にお越し下さいました。

IMG_6143

はじめてご紹介させていただく小川さんの作品は、白い器、黄色い粉引、黒の炭化の3種。小川さん、陶芸家のもとで修行したりすることなく、陶芸教室で勉強しながら作家になられたそう。ほぼ独学で作風を確立されているというのはすごいですね。「まだペースがつかめなくて」とおっしゃいますが、各所からオファーがどんどん増えて作品づくりに追われているようです。そんななかプレート皿、ボウルやマグなどたくさんの器をご用意いただきました! IMG_6141持ったときの厚みや料理映えするシンプルな質感など、さりげないけどどれも使いやすいものばかり。ピッチャーも素敵で、凛とした存在感を放っていました。初日の今日は小川さんもicuraさんも在店してくださるというスペシャルな一日。パンケーキのランチも! ともりだくさんで、狭い店内がどういうことになるかどきどきしておりますが、たくさんの作品とともにお待ちしております。

4 月〜5月

2013.10.31木工

仁城義勝さんの器

IMG_4254先日、岡山の仁城義勝さんから作品が到着しました。仁城さんは毎年1月〜2月に板から木型を取り、3月は粗挽き、4〜6月の乾燥した時期に木地を仕上げ、湿度の高い7〜9月に漆を塗り、1年近くかけて作品をつくりあげます。IMG_4234毎年決まったサイクルのもとに製作されるので、作品は一年に1度、前の年に注文した分だけいただけます。木地師と塗師が分業して作ることがことの多い漆の世界で、仁城さんのように木を挽くところから漆を塗るところまで一人で仕上げる方はとても珍しく、木目が透けて見えるの漆の風合いも特徴です。IMG_4236「一般的な溜め塗りの漆は、その上に装飾を施すためのもので、僕の漆は木を守るだけ最小限だから、漆が主役ではなく“木の器”なのだとおっしゃいます。それでも鈍く光る漆の光沢は美しく、ひとつずつ取り出すたびに艶やかな色合いに思わずため息がこぼれました。1年前、入れ子椀(2万3500円)をご注文いただいたお客様にも無事にお渡しできてほっとひと安心。この入れ子椀は托鉢のお坊さんの食器から発想を得たもので、一汁三菜の器として碗や皿、蓋となり、しかもひとつの器のなかに美しくしまえるといううスグレモノ。必要最小限に削ぎ落とされた道具としての魅力を感じます。IMG_4242漆を日常的に使うことに抵抗があると思う方も多いようですが、copseでは仁城さんのプレート(7寸皿6500円)に料理やお菓子を載せて使用しています。漆黒のなかに浮かび上がるように、食材を浮かび上がらせてくれるのが漆の魅力。みそ汁用から、丼用まで(6500円〜1万2000円)椀ものも少しずついただきました。おせちやお弁当用に活躍する丸いお重は2段で2万2000円です。IMG_4247

こうして一年に一度、仁城さんから作品が届くたび、店をはじめる前に新幹線とローカル線を乗り継いて、工房にうかがった日のことを思い出します。のどかな車窓の風景とは裏腹に、店をはじめる期待よりは不安に押しつぶされそうだった気持ちが、艶やかな漆の器とともによみがえります。その時、仁城さんがくださったお手紙は今でも宝物です。
「何かと大変なことも多々あると思いますが、くじけないでください。
使ってくださる方達の目線に立ち、心を尽くして人と人のつながりを思い、
日々の出会いを大切にすることで結果をいただけるのだと思います。
私にもしお手伝いさせていただけることがあればいつでも言ってやってください。
気を入れすぎないで、ゆっくりとやってゆけること心よりお祈りします」。
読み返すたびに涙がこぼれそうになりますが、そんな風にがんばってこれたでしょうか……あれから3年! 来月末にめでたく3周年を迎える予定です。この3年を支えてくださった言葉を、もう一度かみしめたくなります。
<11月〜12月のcopseカレンダー>
11月〜12月
2013.05.18

明日は「井のいち」!

IMG_1777この数日天気予報を見てはため息をつく日々。曇ときどき雨のまま、降水確率が高くなり諦めモードになっていた昨日、雨から曇マークに変わりました。どうやら雨は回避できそうです。ほっ。

IMG_1772今日は朝から石神井氷川神社の奥庭“こもれびの庭”で、宮司さんが市の無事と盛況を祈ってご祈祷をしてくださいました。さわさわと風に揺れる木の葉の音と、鳥の声が響く中、宮司さんの声が溶け合って、心が洗われるようなひとときでした。昔から特別な日は“ハレ”、日常を“ケ”といいますが、ケガレを祓うためにハレの日があると聞いた話を思い出しました。うっそうとした木々に囲まれた神社に足を運ぶだけで清らかな気持ちになるだけでなく、1年のうちで大切な節目となっている気がします。今回、copseの場所は本殿手前の左角。ちょうど上の写真の狛犬の手前のあたりです。店頭でもおなじみの卵•乳製品不使用の焼き菓子を中心に、地元野菜を使ったピクルスやふりかけ、マーマレードが並びぶ予定。さらに今回はスノウドロップが煎り黒大豆の玄米パエリア350円を用意してくれますのでランチにぜひ。入荷したばかりのイサドさんのカッティングボードや、来週から企画展が始まるヤオイタカスミさんの洋服、今日届いたばかりのCHICU+CHICU5/31のベビーアイテムも持参しますので要チェックですよ! では明日、石神井氷川神社でお会いしましょう! *井のいち出店のため、お店はお休みです。

2013.05.15木工

【入荷情報】工房イサド

IMG_3120工房イサドさんからまたまた入荷しました。今回はオーダーしたまな板が登場!

まな板A/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

まな板A/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

まな板C/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

まな板C/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

 

まな板B/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

まな板B/長さ45×幅23×厚さ3.7㎝イチョウ8400円

厚さ4㌢ほどもある、一枚板を使ったりっぱなイチョウのまな板です。イチョウは油分を含んで水をはじくので、昔からまな板に使われてきた素材。弾力のある素材は包丁の刃を傷めることなく、腕にも負担が少ないと料理人も愛用しているといいます。

上からNo.1、No.2、No.3/いずれも直径23.5×1.8㎝+取手2.5㎝ナラ各7350円

上からNo.1、No.2、No.3/いずれも直径23.5×1.8㎝+取手2.5㎝ナラ各7350円

上No.4/30×11.5×1.5+把手10㎝タモ5775円 下No.5/27×11.5×1.5+把手5㎝タモ5460円

上No.4/30×11.5×1.5+把手10㎝タモ5775円 下No.5/27×11.5×1.5+把手5㎝タモ5460円

美しい素材をそのまま仕上げた白木の風合いは清々しく、使うのがもったいない!と思うほど。素材を刻む音も軽やかに、きっと料理が楽しくなるはずです。ただし1.7㌔程度とやや重量があるのでご注意を。

上からNo.6/7×23.5×0.7㎝タモ2500円 No.7/9.3×19×1.2㎝スギ2940円 No.8/12×23.5×1.5㎝タモ5040円 No.9/13.5×22.7×1.5㎝マツ4725円

上からNo.6/7×23.5×0.7㎝タモ2500円 No.7/9.3×19×1.2㎝スギ2940円 No.8/12×23.5×1.5㎝タモ5040円 No.9/13.5×22.7×1.5㎝マツ4725円

削り出しながら使える、一生もののまな板になりそうです。そのほかおなじみにカッティングボードや丸形のコースターも届いてます。スプーン類もかわいいですよ。

丸形コースター右側上(A)/直径11.5×1.2+把手5cmマツ2625円 右側中(B)/直径11×0.7+把手2.5㎝ベイスギ2625円 右側下(C)/直径11×0.7+把手2㎝スギ2625円 左側上(D)/直径11×1.2+把手3.5㎝キハダ3150円 左側下(E)/直径13×1+把手5㎝アメリカヒノキ3150円

丸形コースター右側上(A)/直径11.5×1.2+把手5cmマツ2625円 右側中(B)/直径11×0.7+把手2.5㎝ベイスギ2625円 右側下(C)/直径11×0.7+把手2㎝スギ2625円 左側上(D)/直径11×1.2+把手3.5㎝キハダ3150円 左側下(E)/直径13×1+把手5㎝アメリカヒノキ3150円

日曜はいよいよ「井のいち」。イマイチな天気予報にドキドキしていますが、イサドさんの作品も連れて行きたいと思っています!*19日は「井のいち」出店のためお休みさせていただきます。

丸形カッティングボード直径19.5×2.2㎝+把手5㎝セン6090円/スプーン右から①9.8×4㎝セン2310円 ②9.8×4㎝タモ2310円 ③9.8×4㎝タモ2310円 ④13×4㎝ナラ3675円

丸形カッティングボード直径19.5×2.2㎝+把手5㎝セン6090円/スプーン右から①9.8×4㎝セン2310円 ②9.8×4㎝タモ2310円 ③9.8×4㎝タモ2310円 ④13×4㎝ナラ3675円

ジャムスプーン右から A/16×2.5㎝ナラ1890円 B/16×2.5㎝チェリー1890円 C/16×2.5㎝チェリー1890円 左は小さなスプーン10.7×2.2㎝タモ1575円

ジャムスプーン右から A/16×2.5㎝ナラ1890円 B/16×2.5㎝チェリー1890円 C/16×2.5㎝チェリー1890円 左は小さなスプーン10.7×2.2㎝タモ1575円

2013.02.24

入荷情報*工房イサド

IMG_2848いつまでも極寒の日々が続きますが、日差しはもう春。とうとう花粉がやってきたようで、マスクが手放せなくなりました。

「今冬は寒すぎて、霜にやられたり、野菜が上手く育たなくてねえ……」といつも行く加藤農園のおかあさんがぼやいてましたが、花粉が来ないな〜と喜んでいたら、寒すぎたせいだったんですね。先日、うかがった「工房イサド」の工場のような工房も寒かった〜。

IMG_2855IMG_2850IMG_2854

しかも長年、扉をつけず、冷たい風が吹き込むなかお仕事されていたというからびっくり。扉をつけても、こごえる手をストーブであたためながら作業するのは同じ。「冬は思うように作業できなくて。早くあったかくならないかな〜」と本田さんがつぶやいてました。その工房イサドから、たくさんの作品が到着。なんと長さ1mほどもある特大カッティングボードは、パーティの多いお宅におすすめです!通常サイズの4〜5倍はありますが、お値段は意外とお手頃(写真上/15,750円)。

IMG_2852そのほかナイフを内蔵できる「ピクニックボード」(左)や、コースターや鍋敷きに活躍する丸形コースター、片手鍋型コースターなど、よりどりみどりです!


2012.02.09

いのちを支えるスープ

スノウドロップさんの日曜カフェは、早い時間から多くの方にご来店いただきありがとうございました。あとでゆっくりいただこうと最後の一食を残していたら、閉店前に「こんな時間にランチはないですよね〜」と、いつもご来店くださるマキさんからお電話。出張から戻り、駅前で何か食べようと思いながら、だめもとでお電話してくださったそう。重い荷物を抱えてたどり着いたマキさんに最後の一食をお出しすると、「あー、しみわたる〜。元気になりました」と、和やかな表情で寒空のなかを帰っていかれました。

“つくるべきようにしてつくられたつゆもの、スープは、一口飲んで、肩がほぐれるようにほっとするものです”

敬愛する料理家、辰巳芳子さんの言葉のように、スープには、どこかいのちを守り支える大切な食事という響きがある気がします。

写真は、日曜にカフェをする「やまばと食堂」の試食会のもので、和洋ご用意するランチの洋のスープセット。和のスープは根菜を重ね煮して、塩と少しの醤油だけで仕上げたものを。洋はかぶのクリームスープと、それぞれのスープに合わせてランチを2種ご用意します。どちらのスープも控えめなほどにシンプルなのに、コクがあってびっくり。丁寧に時間と手間をかけることがおいしいスープをつくる秘訣なのかもしれません。

<12日のやまばと食堂ランチメニュー>                     「和のスープランチ」根菜重ね煮スープ、大根カツ、青大豆ハンバーグ、水菜としめじの和え物、塩麹のにんじん漬け、おにぎり2種(ひよこ豆入り玄米、青菜とじゃこご飯) 「洋のスープランチ」かぶのクリームスープ、ベジミートローフ、にんじんの丸ごとグリル、サツマイモのハニーマスタード和え、水菜としめじ和え、パン(白ごまパン、シュトーレン)各800円                               そのほかサングリア(白)、ホットワイン(赤)、スイーツ類もご用意いたします。

「スープ展」もあと4日。工房イサドのカッティングボードが好評いただき、入荷した分はほぼ完売してしまいましたが、今日再入荷いたします。ランチにも使わせていただいている八木橋さんのスープ皿や耐熱器も人気です。ご来店お待ちしています。

2012.02.03

スープ展はじまりました。

凍える寒さが続きます。頰をさすような冷たい風の吹くなか、スープ展の初日のきのう、さっそくたくさんの方にお越しいただきました。今回は、八木橋 昇さんの器、工房イサドの木の道具、ひびこの織物のコラボレーションを楽しんでいただけるのがポイント。とくに彩り豊かなテーブルマットやコースターなど、布ものが加わるだけで、店のなかがあたたかみを増すようで楽しい気分になります。

工房イサドさんにはスープスプーンを作っていただきましたが、「どんなスプーンをイメージしていますか?」

と聞かれ、恐れ多くも巨匠に下手なスケッチをFAXすると、まさしくイメージ通りに手にぴたりとなじむ、可愛らしいスプーンが届きました。

八木橋さんの器は、これまで土鍋しか扱わせていただいていませんでしたが、今回は小さなカップやスープ皿、グラタン皿など大小、さまざまな器が到着しています。寒い中恐縮ですが、楽しんでいただけるとうれしいです。

2012.01.23

スープ展のお知らせ

雪や雨の多い曇り空の日々が続きます。鉛色の空を見上げるだけで寒々しくなりますね。そこで2月2日(木曜)〜12日(日曜)はスープ展を開催します。蹴轆轤でつくる八木橋 昇さんの耐熱器をはじめスープ皿、最近スプーンづくりにはまっているという工房イサドからはスープに使いたいスプーンやカッティングボードなど、繊細な色と柄を織りで表現する織物作家のひびこさんのテーブルマットや鍋つかみなど、あたたかなテーブル回りのものが勢揃いします。

2月5日は大泉学園駅の近くで毎金曜だけ自宅カフェをしているスノウドロップが、12日はcopseの前身でもあるやまばと食堂のユニットが、スープをテーマにランチをご用意します。ランチの内容などは追ってお知らせします。

なお、1月30日の味噌づくりの会と、2月14日のおじろ角物のワークショップは定員に達しましたので募集を締め切りました。ありがとうございました。

2011.04.09

料理と木の器展

来週末の16日(土)と17日(日)は、フルタヨウコさんの料理と木の器のカフェイベント。

料理だけでなく器も楽しめる内容にしたいと考え、4人の木工作家の方にご協力をいただくくことになりました。先週から今週にかけては、打ち合わせをかねて作家さんの工房やご自宅にうかがいました。             写真は、埼玉の田園の真ん中で製作されている「工房イサド」さん。以前から古材を使われたり、新しいのに古びた佇まいにひかれていました。どのように仕上げられているのかうかがうと、手のひらにすっぽり入るくらいの小さなカンナを見せてくれました。

木の表情に合わせて木取りして、削って仕上げていく……。一見、単純な作業のようですが、その手法や道具はさまざま。西本良太さんは、「キレイにしすぎると木じゃなくなる気がする」と、エッジを効かせながらも、最小限にしか手を加えていないのだそうです。PLOVERworksの須藤健さんの「家具のような大きなものとは違う、手のひらのなかでカタチを創っていくのが楽しい」という言葉も印象的でした。4人に共通しているのは、手で確かめながらカタチを作り上げるところ。プレートやカッティングボード、まな板、スプーンやフォーク、お箸など、食卓まわりの道具を中心に、4人のさまざまな作品が揃うぜいたくな2日間になりそう。

いつもより遅い桜が、もしかしたら来週末まで残ってくれるかもしれません。

2011.04.03

4月のイベント

4月になってようやく春めいてきました。          例年になく遅い桜も咲き始め、昨日は公園でお花見をしている人の姿を見かけました。4月のイベントをご紹介。4月16日(土)17日(日)は、フルタヨウコさんの料理と木工作家の器を楽しむカフェイベント。4月21日(木)〜24日(日)は大隈美佳さんの作陶展「かぞくのうつわ」を予定しています。

4月16日(土)17日(日)のカフェイベントは、料理人のフルタさんの料理を、木工作家の器でいただくというもの。工房イサドさん、西本良太さん、icuraさん、プローバーワークスさんという4人の作家さんにご参加いただきく予定です。4人の異なる風合いを見比べて楽しめるだけでなく、実際に手に取って使えるというのは、滅多にない機会だと思います。メニューはただいま検討中。決まり次第ご報告します。

4月21日(木)〜の大隈さんの展示では、23日(土)のワークショップが楽しくなりそう。大隈さんと一緒につくるのは、動物のはしおき。左は大隈さん作、下は大隈さんの息子さんが作られたものだそう。13時〜、14時半〜、16時〜の3回、各5名定員(1組1500円)で予定していますので、お申し込みをお待ちしております。

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