『身軽に暮らす』
台風でどこにも出かけられない日曜日。せっかくの連休におすすめの本のご紹介です。『身軽に暮らす』(技術評論社刊)は、〜もの•家•仕事、40代からの整理術〜のサブタイトルの通り、年齢を重ねながらどのように生活を整え日々を充実させているか、第一線で活躍の方々を取材したもの。本誌でもご紹介されているCHICU+CHICU5/31の山中とみこさんが送ってくださいましたが、60代で実家のある熊本に戻られた吉本由美さん、一日の生活スタイルが美しく定まっている編集者の山崎陽子さん、クローゼットは白い洋服だけ!住まいの隅々まで美意識にあふれる山中さん、……登場する方はどなたも素敵で、自分に必要なものがはっきり、きっぱりしているのです。みずからを見極めているから、年齢を重ねるほどに素敵に生きることができるのだと思いますが、どうも我が身を振り返るとほど遠く。でも勇気を持って無駄なことやものを削ぎ落とし身軽になれば、少しはましになるのかも知れない、と本を読みながら思いました。本書の後半にはものを減らしたり片付ける方法が解説されています。人生の最期を迎えるための方法まで書かれていて、とても現実的。
40代まっさかりとなり、人生の後半を生きるワタシのこれからを考えるきっかけとなりそうです。本はcopse店頭でも置いてますので、お茶を飲みながら手に取っていただけます。ちなみにCHICU+CHICUさんのかぼちゃパンツとスタイのセットや授乳ケープもおすすめ。来春には、大好きな洋服も紹介させていただける予定です。
*本日、天候によっては早めに閉店させていただくこともありますのでご了承くださいませ。
<9月~10月のcopseカレンダー>
八木橋昇展
台風接近中の不穏な雲行きですが行ってきました、吉祥寺のpoooLさんへ。八木橋昇さんに会いに閉店後、自転車をぶっ飛ばして。copseでもお取り扱いさせていただいていますが、粉引や耐熱器など幅広い作品が並ぶ個展は圧巻でした。目に留まったのが新作の呉須(ごす)の色彩。衝動買いでピッチャーを購入しまいましたが、やっぱりいいな〜とほれぼれ。写真では伝わりにくいのですが、この深いブルーがとてもいいのです。土を足でこね、蹴轆轤で成型するのが八木橋さんの作り方。そのいかにも力強い作業を聞いて、勝手にマッチョな方を想像していたら、意外や意外。「お体に気をつけてくださいね」といいたくなるほど線の細い、やわらかな物腰のやさしいお方なのです。ということで八木橋さんは明日も在店されていますので、ぜひ会いに行ってみてくださいね。明日のお天気心配ですが、吉祥寺は秋祭りの真っ盛り。八木橋さんは来週19日(木曜)〜29日(日曜)のポットとカップ展にもご参加くださいます。それにしてもpoooLさんのDMはいつも素敵……見習いたい。そうそう石神井の名店、knulpAA galleryが来週21日(土曜)〜再スタートされます。新住所→東京都練馬区石神井町1-21-16。オープニングは安達健展。新店舗と共にこちらも要チェックです。
明日の日曜カフェは、栗ごはん。田舎(和歌山)から今朝届いた栗を使います。そのほか野菜の揚げ浸し、新じゃがの煮っころがしなど。雨の予報ですがお待ちしています。
<9月~10月のcopseカレンダー>
佐藤朗さんの出張写真教室
マガジンハウス『hanako』をはじめ、雑誌や広告で活躍されているカメラマンの佐藤朗さんに写真教室をしていだきます。以前、『anan』のカメラ特集で使いたいので、写真を撮らせてもらえますか?とふらりとやってきたのが出会いのはじまり。その後「ちゃが馬七夕」や「井のいち」でも出張写真館をしていただき、地元カメラマンとしてご縁をいただいています。
佐藤さんは、カメラマンとしてのお仕事以外に、写真教室Felica Spicoを主宰。著書『もっとおいしく撮れる!お料理 写真10のコツ』(青春出版社刊)もあり、毎回開催する教室が好評を呼んでいます。本の撮影にはスノウドロップの伊奈さんが料理制作で、copseも小物をお貸し出しするなどご協力させていただきましたが、ようやくcopseで料理と雑貨をテーマにした写真教室を開催することになりました。教室の紹介のために佐藤さんが写真を撮ってくださいましたが、このダークな雰囲気、とても好きです。素敵な写真のおかげで募集翌日に午前の会が満席になったので、急遽午後も開催することになりました。関西から!?わざわざ参加してくださる方がいるらしいのですが、写真のイメージと違う…とがっかりされないか心配しています。汗 でも実物以上に素敵に見せる、というのも写真の技であり魅力ですよね。語り出すと止まらない、熱血!佐藤教授の講義も楽しみです。午前と午後、それぞれスノウドロップの食事つき。午後の会も残席わずかになりましたので気になっている方はぜひ、ご予約ください。
今週のスノウドロップの週がわりランチは、たことすだちのパスタ/ヤンソン氏の誘惑(アンチョビポテトグラタン)/牛蒡とオリーブのサラダ/ピーナッツ南瓜のスープです。
<Felica Spicoの出張写真教室>
日時/10月22日(火曜)10時〜/14時〜(キャンセル待ちのみ受付中)
参加費/6000円(テキスト『もっとおいしく撮れる!お料理 写真10のコツ』代、食事代含む)
定員/各6名
*料理や雑貨の撮影について教わります。所要時間は4時間。カメラはコンパクトカメラやミラーレスなどなんでもOKですが、携帯(スマホ含む)のみは受け付けておりません。
お問い合わせとお申し込みは店頭もしくはinfo@copse.bizまで。
ポットとカップ展
今月19日(木曜)からポットとカップをテーマにした企画展を行います。題して「お茶にしませんか〜ポットとカップ展」。今回お願いしているのは秋谷茂郎さん、野村亜矢さん、八木橋 昇さん、安永正臣さんといったこれまでお世話になっている方に加えて、あらたに鈴木 環さん、矢尾板克則さんというベテランの方々にもご参加いただきます。矢尾板克則さんは、リネンの洋服をご紹介させていただいているヤオイタカスミさんのご主人さまですが、アーティスティックな作品をいつかご紹介したいなあと思っていたところ、機会をいただくことに。ポット(急須)は立体的なフォルム感があって、作る方によってカタチもさまざまなので、どんな作品が揃うか、いまからワクワクしています! マグカップやフリーカップ、湯のみなども多数到着する予定。狭い店内に、魅力的な作品がずらりと並ぶ充実の企画展になりそうです。
<9月〜10月のcopseカレンダー>
MAMMOTH COFFEEのコーヒー講座
竜巻が起こったり、台風が早々と消滅したり。なんだかヘンな天候が続きますね。
9月は「ポットとカップ展」を予定。久々に器の企画展です。9月19日(木曜)〜29日(日曜)の企画展に合わせて、30日(月)に開催するワークショップのお知らせ。
今回はcopseのカフェでもつかわせていただいている、上石神井のコーヒーショップ「MAMMOTH COFFEE」の店主、河野武史さんに出張していただき、おいしいコーヒーについて教えていただきます。ご紹介を兼ねて「MAMMOTH COFFEE」のご案内。青梅街道沿いにあるお店は、カフェも併設しています。通りを眺める窓辺にゆったりとテーブルがレイアウトされていて、さりげなくコーディネートされたアンティークの調度品がいい雰囲気。
「マンモスコーヒーのチーズケーキもおいしいよ〜」とウワサを聞いたので、コーヒーとケーキをいただくことにしました。まったり濃厚なケーキも、もちろん自家製。それにしてもマンモスさんのコーヒーは後味も絶妙。おいしい理由を尋ねたら「豆の鮮度にこだわっているから」なのだそう。店頭で、豆だけの購入も可能です。30日のコーヒー講座は、お店と同じくKONO式の淹れ方を教わります。おいしいコーヒーの飲み比べもしてくださるそうですよ。会期終了後ですが、展示はそのままご覧いただけますので器とコーヒーの両方、お楽しみに。
<MAMMOTH COFFEEのおいしいコーヒー講座>
日時/9月30日(月曜) 11時〜
定員/8名(満席になりました。キャンセル待ちのみ募集しています)
参加費/1500円
お申し込みは店頭またはinfo@copse.bizまでお願いします。
新米到着
今日から9月。朝から抜けるような青空が広がって、またもや猛暑日になりそうです。和歌山から熊野米の新米が到着しました。本日の日曜カフェはこの新米でランチをお出しする予定。地元•加藤農園で山盛りになっていたトウモロコシで炊き込みご飯にしたいと思います。ということで、トウモロコシごはん/ナスと豆腐の揚げ出し/かぼちゃとひじきのカレー炒め/焼き万願寺唐辛子/タコときゅうり、海藻の酢の物/モロヘイヤのみそ汁と、超和食なメニュー。夏バテぎみの方におすすめです。ちなみにお米は2kg1200円、5kg2800円。梅干しの製造過程で出る廃液を除草剤に使うなど、こだわっていますが、生産から流通までお米屋さんが主体に運営しているためお手頃価格になっています。カレンダーも9月〜10月に一新。9月は「ポットとカップ展」(9/19〜29)、10月はSARAXJIJI展(10/10〜20)を予定しています。詳細は追ってアップしますのでお楽しみに☆
<9月〜10月のcopse営業日カレンダー>
今週は葡萄サンドイッチ
今日からcopseは通常営業。木曜〜土曜のスノウドロップの週替わりランチは葡萄とクリームチーズ、ナッツのサンドイッチ/ナスと豆腐、自家製味噌のミートグラタン/ピーナッツかぼちゃの冷製スープなど。葡萄はなんと地元•大泉産! スノウドロップの伊奈さんが昨日、葡萄農園巡りをして手に入れた採れたて葡萄を使います。写真は練馬区で葡萄の栽培歴30年の武蔵野ぶどう園。相原弥平さんが「高尾」という品種を広めたのが始まりだったそう。葡萄はこれからの季節かと思いきや、収穫は終わり間近という、貴重な逸品。太陽の光をいっぱいに浴びてできた旬の味わいを、ぜひ楽しんでみてくださいね。今週末は和歌山から「熊野米」の新米も到着する予定です。和歌山もお天気続きで昨年より味も収穫量もアップしているとのこと。まだまだ暑い日が続きますが、空にはうろこ雲。暑くても確実に季節は移ろっているんですね。実りの秋はもうそこまで来ています。
<8月〜9月のcopseカレンダー(家マークは営業日)>
夏休みのご報告
2週間の夏休みをいただきましたが今週木曜からcopseは再開します。東京を離れあちこち遊び歩いたせいか、未だいつものペースを取り戻せず。休みすぎてぼーっとしています。
しかも、喉が枯れてしわがれ声。しゃべりすぎなのか、怒鳴りすぎなのか(笑)、休み明けは声が枯れていることが多い気がします。休暇のついでに、和歌山•熊野の「子ども民宿」を尋ねましたので、今日はそのレポート。
熊野川を渡り細い山道を登りながら不安になったころ、ぽっかりと拓けた山の中に、その民宿はありました。古民家の前庭に畑が広がる光景を眺めていると、時間が止まったような不思議な気持ちがするくらい。
ちょうどお客さんが到着したばかりの忙しいなか、FEVE CAFE小野かずみさんとセイジくんが出迎えてくれました。6月に来てくれたときとは打って変わって、日焼けして真っ黒になっていました! かまどのおくどさんや、木のお風呂も見せていただきましたよ。子どもは気がつけば虫を追いかけたり、ヘビの脱皮を見つけたり、あちこち走り回っていました。何がある訳ではないけれど、山と一体となった自然すべてが子どもの遊び場なんですね。来年は、わんぱく仲間と泊まりに行きたい!と思いました。子ども民宿は9月23日まで営業中。これから夏休みの方も要チェックです。
<8月〜9月copseカレンダー(おうちマークの日はオープン)>
夏休みのお知らせ
昨日の凄まじい豪雨にびっくり。1cmほど空いていた窓のスキマから、いつの間にか雨が吹き込んで部屋の片隅がびしょぬれになっていました。台風並みの嵐でしたね。ひと雨ごとに涼しくなってくれればよいですが、まだまだ猛暑は続きそう。 写真は日曜のランチのカッペリーニです。ちゃが馬で出した料理と同じ……と思いながら、あまりの猛暑につるりとした料理しか思い浮かばず、ワンパターンですいません。しかしながら、加藤農園の完熟トマトのおいしさは格別。真夏のこの時期だけの楽しみです。さて、今週からcopseは夏休み。2週間の夏休みをいただきます。次の営業日は8月29日(木曜)です。長いお休みをいただき恐縮ですが、久々の休暇を満喫したいと思います。
今週は「冷や汁定食」
今週のスノウドロップの週替わりランチは「冷や汁」が登場。たっぷりのすりゴマが入った冷たい汁に、麦ご飯を入れていただきます。簡単にいえば、みそ汁ご飯。うちの息子がよくやります。今朝も「ご飯食べたくない〜」といいながら、炊きたてのご飯を、みそ汁にドボン。笑 そんな自然反射的な発想から生まれた料理なのでしょう。さらさらとのどごしも心地よく、ゴマや味噌の風味が食欲をそそる料理は懐かしく、ほっとする味わいがします。肉詰めゴーヤやナスとオクラのバジルソース掛けといった料理と共に。猛暑の日々ですが日曜まで営業していますのでぜひ、いらしてくださいませ!来週からcopseは夏休み。休み中は東京を離れてリフレッシュする予定ですが、イベントのお知らせです。
8月19日(月曜)に三宝寺池の自然観察会があります。案内役は“やとじい”こと区学芸員の平田英二さんと、「石神井公園野鳥と自然の会」の久保野隆一さん。朝9時半に「石神井台みどり地域集会所」に集合して、三宝寺池の成り立ちのお話をはじめ、貴重な野鳥と昆虫の写真と解説をうかがったあと、三宝寺池を散策するというもの。なんと三宝寺池には3万年前の氷河期から生き残ってきた草木があるそうですよ。身近な公園の成り立ちと共に、公園のすぐ脇に計画されている40m幅の道路「外環の2」の問題を知ってもらおうという企画。お申し込みはcopseでも受付中。休暇中で参加できず残念ですが、とても興味深いイベントなのでぜひ参加してみてくださいね。