【企画展】4月は「朝ゴハン展」
桜が急に満開近くなったかと思うと春の嵐。春はなんだかめまぐるしいですね。
今日は日曜ランチ最終日!というのに、あいにくのお天気で残念。
この4月は消費税増税もあって、いつにも増して落ち着かない春になりましたが、4月の企画展のお知らせです。
昨年も好評をいただきました「朝ゴハン展」。
今年は木工のicuraさんと陶芸家の小川麻美さんの作品をご紹介します。
icuraさんはオープン直後から取り扱わせていただいておりますが、小川さんは初めてのご紹介。icuraさんとコラボ作品を制作されていることを、小川さんのご友人でもあるお客さまから教えていただきお二人の企画展をさせていただく運びとなりました。ご縁に感謝です。
写真のパンケーキはスノウドロップさんにつくっていただきました。
会期中はスノウドロップのランチもご用意する予定。
昨年と一昨年、好評いただいた朝ヨガも4月27日(日曜)にしますよ。
詳細はまた追ってお知らせしますね。
早起きすると一日を元気に、スムーズに過ごせますが、「早寝、早起き、朝ゴハン」は、今年小学校に入学する息子にとって大きな課題。
小さいときから習慣にできればよいのですが、、現実はなかなか難しく小学生活がかなり不安……。
今日の日曜ランチは、ジャガイモと押し麦のパンケーキ、新玉ねぎとブロッコリーのコーンミール焼き、5種の豆のサラダ、菜の花のパスタ、石神井野菜のミネストローネの予定です。嵐のなか、お待ちしています。
日曜カフェのこと
3月に入っても真冬の寒さが続きます。日曜のみcopseのランチをお出ししていることはご存知の方は少ないかもしれませんが、オープン当初は月に1回程度イベント的にランチをお出ししていたのを、しばらくして毎週日曜のみ定期化したのが「日曜カフェ」のはじまりでした。昨年からはスノウドロップさんが木曜〜土曜と出張ランチをしてくださるようになり、ランチも定着してきましたが、勝手ながら日曜のcopseランチは今月末でお休みさせていただきます。最近は企画展でお休みすることも多いのですが、3月末の31日(日曜)が最後のcopseも「日曜カフェ」となります。いつも異なる料理をご用意していたので、なかなかメニューを紹介するタイミングもなく、31日もどんな料理になるかまだ未定。写真は昨日の日曜ランチ。フォカッチャ(一応自家製)と菜の花のパスタ、春菊のニンジンドレッシング、根菜のラタトィユでした。これからは木曜〜土曜のスノウドロップをご利用いただけますよう、よろしくお願いいたします!
【企画展】来週は「春をよそおう」展
冷たい雨の降る一日でしたね。明日からまたまた普段のcopseに戻ります。久々にスノウドロップのランチも再開です。明日6日(木曜)〜8日(土曜)のメニューは菜の花の天津飯/独活とえびの春巻き/ほうれんそうのゴマ和え/白きくらげのスープとメニューも春の雰囲気ですね。
そして来週は3月13日(木曜)〜「春をよそおう」展がはじまります。2月が短かったせいか、最近企画展続きのcopseですが、次回の企画展はCHICU+CHICU5/31の洋服、Sashikiの帽子、stoffaの裂き織バッグが登場。個人的に欲しいものだらけになりそうで、ちょっと怖いくらいな企画展です。撮影をしたのは2月の大雪の後の三宝寺池のほとり。残雪に注ぐあたたな日差しが、春を待ちわびる気持ちをいっそう感じさせてくれる写真になりました。モデルはお菓子スタッフの綾さん。インディゴのロングコートを素敵に着こなしてくださいました。そんなこんなで来週はまたランチがお休み。3月のランチ日も限られていますが、ぜひいらしてくださいね。
soso展〜暮らしのもと〜
2週連続大雪の週末になりました。予想以上の雪で、大変勝手ながら本日、臨時休業いたします。といっても店の前で雪かきしていると思いますが。
来週20日(木曜)〜「soso展」が始まります。sosoさんは愛知県一宮市でカフェとギャラリーをされていると同時に、木全俊吾さんは木と金属で家具や小物を、今川ゆきこさんは布ものを製作されています。ふとしたきっかけでホームページを見つけ、昨年思い切ってうかがったらさらにびっくり。築100年の実家を改装した空間に自作のキッチンやテーブルが溶け込み、心洗われる空間が広がっていました。「生活の場から生まれたものを、この空間のなかで見て欲しい」と、作品を浮かび上がらせる空間づくりに感動しました。厚かましく、ご相談差し上げたところ、遠方にも関わらず今回の企画展が実現することになりました。いつかcopseの空間で家具から小物まで、空間全体を楽しんでいただける企画展をしてみたいと思っていたのですが、その願いがようやく叶いそうです。sosoの空間に叶いませんが、copseがどんな変貌を遂げるかとても楽しみにしています。
山崎ナナさんインタビュー<前編>
copse初のYAMMA展に先立って、ヤンマ産業デザイナー、山崎ナナさんにインタビューさせていただきました。できるだけ生の声をお伝えしたく一問一答形式でご紹介します!
コプス:ヤンマ展のお知らせをブログやフェイスブックにアップして以来、連日のようにお問い合わせがすごいです。受注できる商品できますか?とか、大好きなヤンマの服でバッグがつくりたい!とか。
ナナ:ありがたいですね〜。今回は、会津木綿だけですが会期中受注もしますので!
コプス:うれしいです。私もスカートを愛用していますが、履き心地もよく大好きです。実はヤンマ産業のこと、あまり知らない気がして。ヤンマのスタートはいつでしたか?
ナナ:2008年ですね。現在のように洋服を展開するようになったのは2009年の春ごろでした。
コプス:洋服をつくられる前は何をされていたんですか?
ナナ:え〜っと(遠い目をして)、いつからお話すればいいかな。もともと、舞台美術や衣装の仕事をしていたんですね。東京藝大の在学中からはじめて、卒業後もそのままフリーランスで。オペラや時代劇、現代劇などジャンルは問わず。舞台にはプロデューサーや監督がいて、そのイメージや予算をもとに私が衣装のスケッチを描き、製作まで行います。洋服をつくるという発想はなく、あくまで“衣装”の感覚。舞台でいかに美しく見えるかとか、動いたときに効果的に見せるのはどうしたらいいかと考えながらつくりました。シルエットや全体の雰囲気といった大きな部分をイメージしてから、ディテ—ルをデザインしていくのですが、そのプロセスは今、洋服をつくるようになっても同じですね。
コプス:なるほど舞台のお仕事がベースになっているんですね。そういえばこのEKIの空間もまるで舞台のようです。でも舞台のお仕事から、どうしてヤンマが始まったのですか?
ナナ:舞台の仕事は面白いけど結構大変で忙しいときは2〜3人のスタッフと仕上げることも。子どもが生まれたこともあり違う事をしようと思いました。でもアパレルを始める気はなくて、どうしてもデパートやバーゲンとか苦手なんですよ。そこに並ぶ商品をつくることなんて出来そうにないな……と、流行とか考えるのも苦手だし……ということで、最初はバッグなどの布雑貨をつくって、以前から好きだった店で扱ってもらいました。製造段階で、工場で大量生産ではなく、ご近所の高齢の方に縫製をお願いして、少量生産で行こう!というのは初めから決まっていたので簡単なものから始めました。すると、あるときお客さんから洋服はできないの?といわれて、“できますよ〜”と、つくったのが丸首シャツとキュロット。今も定番のアイテムですが、これが思いがけず好評で。
コプス:最初につくったものが今も定番になっているというのはすごいことですね。
ナナ:洋服を買いに出かけても、「これがなければいいのにな〜」とか「これが余計なんだよな〜」と感じることが多かったので、「すべてそぎ落とそう」と、これ以上ない!というほどシンプルにつくっています。マイナーチェンジもしましたが、ほぼ最初のままですね。
(後編はこちら→◎)
ヤンマ展@copse
今年最初の企画展は、ヤンマ産業の洋服展です。昨年末、ご近所の南田中にショールームをオープンされたヤンマさん。洋服だけでなく、クラフトやおいしいものがたくさん集うオープニングイベントに行かれた方も多いはず。ヤンマのデザイナー、山崎ナナさんからも「copseで聞いて〜と、たくさん来てくれましたよ!」とご報告いただきました。そんなオープニングの熱気さめやらぬなか、1月30日(木)〜2月9日(日)の10日間「ヤンマが街にやってきた!」と題してcopseでも(勝手に)オープニングイベント@ヤンマ展をさせていただきます。シンプルでいながら女性らしいシルエットや、会津木綿をはじめビビッドなリネンが魅力のヤンマさん。今回は受注形式のアイテムだけでなく、即ご購入いただける洋服もあります! さらに鎌倉「木木」さんの会津木綿でミニトートをつくるワークショップや、食通のナナさんレコメンドの群馬のnuanさんのほっかほかの中華まんや、房総のオーガニックカフェ「シンパカフェ」のお弁当なども。nuanさんの中華ちまきを以前いただいたときは、おいしくてびっくり。無農薬の野菜や無投薬の肉など素材にもこだわって、点心も皮からつくられているそうです。シンパカフェのお弁当もイベントでいただきましたが、野菜オンリーなのにバリエーションあふれる味わいが感動ものでした。と、花より団子になりがちですが、ヤンマさんの洋服は春に向けてぜひプラスしたいアイテム。ちなみにショールームはイベントのみ年2〜3回オープンするのみ。オープニングに行きそびれた方はもちろん、オーニングにいってすっかりファンになった方もぜひヤンマ展@copseにいらしてくださいね。
「ヤンマが街にやってきた!〜ヤンマ産業ショールームオープン記念@copse〜」
会期/1月30日(木)〜2月9日(日)*会期中無休
<イベント>
2月2日(日)12時〜 「nuan」のほっかほかの中華まん&ランチボックス
2月8日(土)12時〜 「シンパカフェ」の房総の野菜ごはん
<ワークショップ>
2月4日(火) 鎌倉「木木」さんの「ヤンマの生地でバッグをつくろう」
11時〜/14時〜 各5名 参加費(3150円)
ヤンマさんの会津木綿の生地を使ってリバーシブルのミニトートをつくります。ご参加希望の方はinfo@copse.bizもしくはcopse店頭まで。
greuのドライフラワー
ようやくお天気が回復した三連休。雨に洗われた森が、真っ赤に染まっていました。昨夜のディナー営業も無事終了。ペンダントライトがテーブルを灯す様子がなんとも美しく、静かな光に包まれた幸せなひとときでした。本日は、企画展「森の料理店」最終日にして今年最後の営業日。
最後になってしまいましたがgrueのドライフラワーのご紹介。「森の料理店」のテーマにあわせて素朴で香りが楽しめるようなリースをおねがいしたら、イメージにぴったりのものをたくさんつくってくださいました。ワンポイントのリースはブルーがアクセント。生ヒバのクリスマスリースはドアに飾ると“顔”になる存在感のある作品。麦や穀物を束ねたリースなどが森の気分を盛り上げて、とてもいい空間に仕上げてくれました。今日のランチはキノコとジャガイモのマカロニグラタンほか、蒸し野菜などご用意しています。公園のお散歩ついでにぜひお寄りくださいませ。
増渕篤宥さんの器
珍しく雨続きの3日間。
いよいよ企画展「森の料理店」も日曜までとなりましたが、追加していただいた器もあり、まだまだ素敵なものがたくさんあります。
耐熱皿はブルーと黄色。土曜のディナー営業ではグラタンをお出しするのに使わせていただいてますが、料理を入れたときも器の色合いがアクセントになります。増渕家で5年間、毎日のように野菜やお肉を焼いて使用しているという器も店頭に飾っていますが、「こんな風にカッコよく育てたい」と注目してくださる方がたくさん。耐熱の使う楽しみが、この一枚に凝縮されています。
浅型の土鍋は底がフラットの洗練されたフォルムが特徴。シンプルですが和洋を超えた存在感があり、幅広い料理に活躍しそうです。明日は最後のディナー営業日です。スノウドロップさんの素材にこだわったお料理の数々は先週も好評でした。ビオワイン、ホットワインもご用意してお待ちしています。明日の夜はお天気回復しますでしょうか?ぜひ夜のcopseをお楽しみに。
今日から「森の料理店」
今日から企画展「森の料理店」のスタートです。
陶芸家の増渕篤宥さん、木工作家の中矢嘉貴さん、金工作家の中村友美さんの作品を中心に、あたたかな食卓を提案する企画展です。毎回、引っ越し並みの大移動ですが、今回はテーブルの数を増やして、ランチや土曜のディナーを楽しんでいただこうと計画。各テーブルにランプシェードを配灯したり、なかなか大変な作業でした。荷解きは深夜。ですが、これいい!と、どんどんテンション高くなるほど、素敵なものばかり。しかも土と木、金属を組み合わせると、より素材感が際立って魅力的に。
増渕さんは、耐熱器のほかトクサや白薩摩もご用意くださいました。徳利は、そのまま飾りたくなる(自宅にも飾っています!)フォルム感で花入れとしても楽しめるもの。白薩摩の取り鉢は鍋料理や小鉢として活躍しそう。土鍋はパエリアにも使えそうな和洋対応可能な浅型のフォルムが特徴。黄色と青があります。
中矢さんはランプシェードのほか、器やカトラリーケース、印鑑ケース、コーヒーフィルターケースなど。工房のある富士山麓の素材を生かした生木の作品は同じものが二つとなく、個性豊かです。
中村友美さんからは、サーバースプーンのほか、新作の小さな鍋、銅の薬缶、定番のカトラリーなど。中村さんの作品、古道具にも通じる魅力があり小さなスプーンひとつとっても素敵。ということで、それぞれの作家さんから渾身の作品が届き、今年最後にふさわしい見応えのある企画展になりそうです。お見逃しなく!
ランチは野菜のテリーヌ/粕汁風クリームスープ/赤バジル酵素ドレッシングサラダ/ごぼうご飯です。会期中の土曜は、ハーブチキンのディナーコースをご用意して夜営業を行います。ハーブチキンは要予約。コースで一人2500円です。
12月12日〜22日は「森の料理展」
師走に入り落ち着かない日々ですが、穏やかな陽光にほっと心が和みます。12月12日(木)〜22日(日)は企画展「森の料理店」を開催(期間中無休)。
中矢嘉貴さんのランプシェードをはじめとする木の作品、陶芸家•増渕篤宥さんの耐熱を中心にした器、中村友美さんのサーバースプーンやカトラリーなど、あたたかな灯りの下で集うテーブルをイメージした企画展です。中矢さんも増渕さんもcopse初登場!の作家さん。富士山の近くに工房を構える中矢さんは、乾燥前の“生木”を使って加工されているのが特徴。木は乾燥させてから加工するのが一般的ですが、中矢さんは乾燥前の木を薄く削り、乾燥段階のゆがみを利用して独特のフォルム感のある作品に仕上げていきます。
宮崎県小林市で作陶されている増渕さんは精緻な装飾作品で知られる存在。美術工芸品としての魅力を備えた器は存在感も抜群ですが、今回
はラフに使える耐熱器が中心。とくさ柄や白薩摩といった普段使いに活躍する器も素敵なので、ぜひご紹介したいいのですが、どうでしょう!? ただいま、素焼きの真っ最中らしい増渕さん、最後まで全力投球で作陶してくださっていますので、乞うご期待! 会期中は森の料理店の名にふさわしく、店内はレストランのような内装に変身する予定。会期中の14日(土)と21日(土)は、ディナータイム営業(18時〜21時)も。ランプシェードの光を楽しみながら、お過ごしいただければ幸いです。なお会期中、ランチ(12時〜14時)も連日ご用意する予定です。詳細は追ってお知らせします。
「森の料理展」12月12日(木)〜22日(日)*会期中無休
参加作家/木工•中矢嘉貴 陶芸•増渕篤宥 金工•中村友美
ドライフラワー•グリュ 料理•スノウドロップ
ディナー営業12月14日(土)、21日(土)*できればご予約お願いします。
<ディナータイム>料理/ハーブチキンのディナーコース2500円(パンケーキのオードブル、スープ、地元野菜のバーニャカウダ、ハーブチキンのセット)ほかにアラカルトもご用意 ドリンク/ビオワイン、酵素ジュースなど