スープ展はじまりました。
凍える寒さが続きます。頰をさすような冷たい風の吹くなか、スープ展の初日のきのう、さっそくたくさんの方にお越しいただきました。今回は、八木橋 昇さんの器、工房イサドの木の道具、ひびこの織物のコラボレーションを楽しんでいただけるのがポイント。とくに彩り豊かなテーブルマットやコースターなど、布ものが加わるだけで、店のなかがあたたかみを増すようで楽しい気分になります。
工房イサドさんにはスープスプーンを作っていただきましたが、「どんなスプーンをイメージしていますか?」
と聞かれ、恐れ多くも巨匠に下手なスケッチをFAXすると、まさしくイメージ通りに手にぴたりとなじむ、可愛らしいスプーンが届きました。
八木橋さんの器は、これまで土鍋しか扱わせていただいていませんでしたが、今回は小さなカップやスープ皿、グラタン皿など大小、さまざまな器が到着しています。寒い中恐縮ですが、楽しんでいただけるとうれしいです。
スープ展のお知らせ
雪や雨の多い曇り空の日々が続きます。鉛色の空を見上げるだけで寒々しくなりますね。そこで2月2日(木曜)〜12日(日曜)はスープ展を開催します。蹴轆轤でつくる八木橋 昇さんの耐熱器をはじめスープ皿、最近スプーンづくりにはまっているという工房イサドからはスープに使いたいスプーンやカッティングボードなど、繊細な色と柄を織りで表現する織物作家のひびこさんのテーブルマットや鍋つかみなど、あたたかなテーブル回りのものが勢揃いします。
2月5日は大泉学園駅の近くで毎金曜だけ自宅カフェをしているスノウドロップが、12日はcopseの前身でもあるやまばと食堂のユニットが、スープをテーマにランチをご用意します。ランチの内容などは追ってお知らせします。
なお、1月30日の味噌づくりの会と、2月14日のおじろ角物のワークショップは定員に達しましたので募集を締め切りました。ありがとうございました。
料理と木の器展
来週末の16日(土)と17日(日)は、フルタヨウコさんの料理と木の器のカフェイベント。
料理だけでなく器も楽しめる内容にしたいと考え、4人の木工作家の方にご協力をいただくくことになりました。先週から今週にかけては、打ち合わせをかねて作家さんの工房やご自宅にうかがいました。 写真は、埼玉の田園の真ん中で製作されている「工房イサド」さん。以前から古材を使われたり、新しいのに古びた佇まいにひかれていました。どのように仕上げられているのかうかがうと、手のひらにすっぽり入るくらいの小さなカンナを見せてくれました。
木の表情に合わせて木取りして、削って仕上げていく……。一見、単純な作業のようですが、その手法や道具はさまざま。西本良太さんは、「キレイにしすぎると木じゃなくなる気がする」と、エッジを効かせながらも、最小限にしか手を加えていないのだそうです。PLOVERworksの須藤健さんの「家具のような大きなものとは違う、手のひらのなかでカタチを創っていくのが楽しい」という言葉も印象的でした。4人に共通しているのは、手で確かめながらカタチを作り上げるところ。プレートやカッティングボード、まな板、スプーンやフォーク、お箸など、食卓まわりの道具を中心に、4人のさまざまな作品が揃うぜいたくな2日間になりそう。
いつもより遅い桜が、もしかしたら来週末まで残ってくれるかもしれません。
4月のイベント
4月になってようやく春めいてきました。 例年になく遅い桜も咲き始め、昨日は公園でお花見をしている人の姿を見かけました。4月のイベントをご紹介。4月16日(土)17日(日)は、フルタヨウコさんの料理と木工作家の器を楽しむカフェイベント。4月21日(木)〜24日(日)は大隈美佳さんの作陶展「かぞくのうつわ」を予定しています。
4月16日(土)17日(日)のカフェイベントは、料理人のフルタさんの料理を、木工作家の器でいただくというもの。工房イサドさん、西本良太さん、icuraさん、プローバーワークスさんという4人の作家さんにご参加いただきく予定です。4人の異なる風合いを見比べて楽しめるだけでなく、実際に手に取って使えるというのは、滅多にない機会だと思います。メニューはただいま検討中。決まり次第ご報告します。
4月21日(木)〜の大隈さんの展示では、23日(土)のワークショップが楽しくなりそう。大隈さんと一緒につくるのは、動物のはしおき。左は大隈さん作、下は大隈さんの息子さんが作られたものだそう。13時〜、14時半〜、16時〜の3回、各5名定員(1組1500円)で予定していますので、お申し込みをお待ちしております。