【6月の企画展】「今日も浴衣日和!」
<6月8日(木)〜17日(土)>
日傘に下駄、浴衣、花火大会!陽射しの強まる日々、夏が近づいてきました。
今年も明治27年の創業、日本橋人形町の三勝の浴衣を中心に展示を行います。昔ながらの注染で染めたきりりとした浴衣は、
袖を通すだけで気持ちも引き締まり、いつもと違う気分を楽しめます。
今年は長野で山ぶどうの蔓を取るところから、編み上げるまでされている
筒井幸彦さんの山ぶどうかごと一緒にご紹介。浴衣に似合う小ぶりなものを中心につくってくださる予定です。
また、騎西屋の銀細工、kajiestaの下駄も到着しますよ。
フルコーディネートさせていただきますのでぜひ楽しみにお出かけください。
彗星菓子手製所の和菓子カフェ、すみれ堂の着付け塾、足元が気になる季節の
お手入れ講座とフットケアなど、盛りだくさんなワークショップもお見逃しなく!
<今日も浴衣日和>
6月8日(木)〜17日(土)*会期中無休
三勝(浴衣)
騎西屋(帯留め、かんざし)
筒井幸彦(山ぶどうかご)
6月11日(日)
「彗星菓子手製所」の和菓子カフェ
12時/13時/14時/15時/16時/17時 各4名予約優先
アートのように美しい和菓子を店内でお召し上がりください。
初夏の和菓子2種とお茶つき(1500円)
6月15日(木)10時〜
一日で完璧!「すみれ堂」の浴衣着付け塾 3500円+tax
プロの着付け師としてご活躍のすみれ堂さん。一日で着られるようになれるスパルタ着付け塾です。
6月18日(日)「いにしえフットケア和ぐ」の日々のお手入れ講座とフットケア
いにしえからの知恵を生かした手わざ法で、筋肉に負担をかけることなく
本来のしなやかな身体に戻すケアをご指南いただけます。
下駄美人になるためにフットケア
10時〜 お手入れ講座「夏を迎えるための日々のケア」参加費4500円
13時〜 フットケア(①と②のいずれか。ご希望の時間を要予約)
①角質ケア(¥2500+レデュサー代¥900)。ミニマッサージも追加可
②ひざ下マッサージ(¥3000)
お申し込みはcopse にお願いいたします。
【レポート】浴衣展終了!
今日は着付け講座。
午前と午後の2回、艶やかな浴衣姿の方々と楽しいひとときでした。
途中から、浴衣をお探しの方も来て試着大会。
みんなであーだこーだ言いながら、一緒にとっておきの一枚を見つける時間が一番楽しいですね。
浴衣を着るほどに、晴れやになる表情を見るだけで、こちらも嬉しくなります。
本日をもちまして浴衣展、無事終了。
お越しいただきました方々にはお礼申し上げます。
一足早く夏気分を満喫しました!
次の営業は16日(木)。久々にランチも再開。しばらく常設展が続きます。
梅雨空が続きそうですが、また遊びにいらしていただけると幸いです。
【企画展】今年は浴衣で暮らしたい!
とうとう関東も梅雨に突入したようですね。
今週は浴衣展開催のため11日(土)まで休まず営業しています。
先日の彗星菓子手製所の和菓子カフェも盛況をいただきました。
五感で楽しめる目にも涼やかなお菓子の数々、和のものはなんと繊細で美しいことかと感動した次第。
移ろう季節をまるごと楽しむという意味で、和菓子と和衣に通じるものを感じます。
浴衣展も折り返し。
「どんな浴衣を選べばいいかわからない〜」とみなさんおっしゃいますが当然のこと。
浴衣といってもいろいろ。まずはお祭りか、食事会とか、もしくは夏きものとして楽しみたいなど、着ていくシーンをイメージしていただき、それから試着大会スタート!
仕立上りのもののなかから気になる柄ゆきの浴衣を着ていただきます。
大柄が好きか、無地感覚のものがよいかなど。
好きなものと似合う柄にギャップがあったりするのですが、いくつか着てみるとだんだん方向性が明確になります。
既成サイズがしっくり着こなせない場合は、結局着付けにくかったり、着崩れやすくなるので、反物からお仕立てされることをおすすめしています。
気に入る柄がなくても今後、呉服店や百貨店で探す時の目安となるかと思いますので、ぜひコプスの試着大会を体験していただけましたら幸いです。
浴衣展は11日(土)まで。
*12日は着付け講座のみオープン(事前にご連絡いただけましたらご覧いただけます)。10時〜の会に1名お席が空いております。
【企画展】浴衣展始まりました!
ギラギラと照りつける日差しに夏の到来を感じる6月2日目。本日より浴衣展が始まりました!人形町「三勝」さんのアイテムを中心に、浴衣や夏衣をご紹介する今年の浴衣展。どれがよいのかイメージがつかない〜と悩まれる方が多いですが、着ていきたい場所をイメージして選ぶのも一考。大柄に紺白で染め抜いた浴衣は夏祭りに、鮮やかな色を挿した華やかなアイテムはパーティに、小柄模様の小紋感覚の浴衣なら着こなし次第でちょっといいレストランにも行けます。半幅帯もたくさん。帯合わせで印象が変わるので、お持ちの浴衣に帯をプラスするのもおすすめです。小物も装いをひきたてる大切なアイテム。騎西屋さんの彫金の帯留めやかんざしは、ため息がこぼれるほどの美しさ。アクセサリーの感覚で、確実にお洒落度がアップします。カジさんの下駄も可愛くて足元のアクセントに最適です。4日(土)の彗星菓子手製所の和菓子カフェ、今回の展示にちなんだ夏衣をイメージした涼やかなお菓子を作ってくださる予定。どんなお菓子がいただけるか、とても楽しみです。
*copseに初めてお越しの方は大泉学園駅から道のりブログをご参照ください→● 大泉学園駅より徒歩約10分。車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングがあります→☆
「夏の浴衣暮らし」
6月2日(木)〜11日(土)*会期中無休
(12日は着付け講座の方のみオープンですが、事前にお問い合わせいただけましたらご覧いただけます)
6月4日(土)12時〜16時
「彗星菓子手製所」の和菓子カフェ
6月12日(日)10時〜(残席1)/13時〜
「すみれ堂」の浴衣着付け塾 3500円+tax
【企画展】「夏の浴衣暮らし」展
< 6月2日(木)〜11日(土) >
あっという間に6月も目前!今年が半分終わろうとしています。着物の暦では6月から単衣の季節。袷(あわせ)から衣替えの季節です。もっとも最近は温暖化のせいでGWごろ、単衣に替える人が多くなりましたが、正式には6月と9月が単衣、7月と8月が盛夏と、めまぐるしく衣が変わります。一年のうちで2ヶ月ほどしか着られないとはなんとも贅沢ですが、こまやかに衣を変えて暑さを乗り切る、先人の知恵なのでしょう。素材や季節の醍醐味に満ちた夏こそ着物。ということで2年ぶりの浴衣展を6月2日(木)〜11日(土)開催します。今年は、人形町の老舗「三勝(さんかつ)」さんのアイテムを中心にご紹介。三勝さんは明治27年の創業。江戸時代から伝わる、長板を使った型染めの技法「長板中形(ながいたちゅうがた)」を今に伝える名店です。驚くべきは、今も昔の型を使って浴衣を染めていること。膨大なストックから、配色や生地を変えながら染めているそうで、昔のものと思えない洗練されたデザインが目をひきます。技はもちろん、意匠もまた時代を超えて引き継がれているんですね。なんとデッドストックの超破格、1万円(仕立済み)のアイテムも!自分サイズに仕立てたいという方のために反物もあります。各種浴衣をはじめ小千谷縮など夏着物のほか、子ども用や男性の浴衣もラインナップ。騎西屋さんの彫金のかんざしや帯留め、カジさんの小粋な下駄も揃います。ぜひワードローブに浴衣を加えて、今夏を満喫してください!
「夏の浴衣暮らし」
6月2日(木)〜11日(土)*会期中無休
(12日は着付け講座の方のみオープンですが、事前にお問い合わせいただけましたらご覧いただけます)
6月4日(土)12時〜16時
「彗星菓子手製所」の和菓子カフェ
アートのように美しい和菓子を店内でお召し上がりください。
6月12日(日)10時〜/13時〜
「すみれ堂」の浴衣着付け塾 3500円+tax
プロの着付け師としてご活躍のすみれ堂さんが、一人で着られるようご指導くださいます。
*お申し込みおよび詳細はcopse <info@copse.biz>にお問い合わせくださいませ。
すみれ堂の着付け教室
昨年に引き続き、きもの展の締めはすみれ堂さんの着付け教室です。すみれ堂さんも、藤井絞ご愛用。淡い紫色のお召しの浴衣は絞り、虹色の半幅帯も藤井さんです。今年もすみれ堂さんのご指導は、丁寧かつ的確。今年は私もレッスンに参加させていただきましたが、胸元がイマイチ納まりが悪いな〜という悩みを「伊達締めの位置が低いのかもしれません」とご指摘。教えていただいたように伊達締めを締めるとキレイに着こなすことができました。そのほかにも裾をきれいに見せる方法など、ポイントをわかりやすく解説くださいました。左上の写真は去年買った浴衣を自分で着られるようになりたいとご参加くださったTさん。「わ〜できた!」とうれしそうな表情がとても印象的でした。大人っぽいドレッシーな浴衣で参加してくださったOさんも、せっかくだからと、浴衣のままお帰りになりましたが、たまには浴衣もいいなあ〜と思ってくれたらうれしいです。白×ブルーの藤井絞をお召しのRさんは、一年前まではきもの初心者だったのに、着付け教室に参加してくださった後、神楽坂のすみれ堂さんのレッスンに通い、和裁にも通い、今ではすっかりきもの通。お召しの浴衣もご自分で仕立てたそうで、「たくさん仕立てると指で触れるだけで良し悪しがわかるんです。藤井絞の生地はすごくいい!」と教えてくれました。来年にむけて浴衣貯金をしてくれるという方もいるし、来年もまた浴衣展をしたいと思います。
夏きものの楽しみ
夏きもの展もいよいよ明日までとなりました。素敵ね〜と見てくださる方が、週末に近づくほどに多くなっているようで、とてもうれしく思います。その方に似合う柄や、着ていく場所によって、おすすめする品って変わるんですね。あたりまえのことですが、あまり魅力を感じていなかったものでも、合わせる方によってすごく素敵に見えることがあって、毎日新鮮な発見があります。ということで、コーディネートとともにおすすめアイテムを一挙紹介! 夏に着たいシーンを考えると、まずはお祭りなどのイベント。目にも涼やかな風情あふれる浴衣がひとつあると気分も盛り上がります。左上のあじさい柄の紺白浴衣は伝統的な定番アイテム。正統派ですが、品があってやっぱりいいなあと思います。
ただし浴衣は湯かたびら。高貴な方が入浴する際に着るきものが、始まりだそう。そのため浴衣で、電車に乗ってお出かけ〜というのは少々難しいかもしれません。そこで浴衣のほかにも、お出かけ用も欲しいところ。ピンクや赤のラインが入った小千谷縮(左上)や、洋服感覚で着れる格子の綿麻きもの(右)、藤井絞のグリーンを大胆に染めた絞り(左)は、モダンな雰囲気で活躍しそうです。もちろん現実は、2枚も無理! そこで浴衣としても、きものとしても楽しめる柄を選べば、一枚で着回すことができます。たとえば、生成り地に柄も控えめに百合の花をあしらった浴衣(右)は、上品な柄ゆきできもの感覚で着こなせそう。藤井絞りの紺地に飛び絞り(右の2点)は、帯を変えるだけで浴衣に、きものにと楽しめます。男性ものも少しご用意。こちらの藤井絞りの立巻(たつまき)絞りは、男性におすすめした逸品。ちょい悪おやじに着てもらいたい〜。個人的にはDM用に仕立てた雪花絞り→◎の色違いバージョンの冒頭の3色の雪花絞りがやっぱり好きかも。ほかにもまだまだ、素敵な浴衣やきものがあってご紹介しきれませんが、ぜひ明日までcopseの浴衣やきものに会いに来てくださいませ。
*初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。
きもの美人になりたい。
今日は三原佳子さんの日本刺繍講座でした。刺繍はもちろんですが、密かに楽しみにしていたのは三原さんのきもの姿でした。マルファクトリーの麻のきものに、みずからデザインされた帯を合わせたいつもながらの装い。ダークトーンの色合わせが絶妙で、シックなのに華があります。
店内にレイアウトした色とりどりの夏きものを見ながら「いつもと違うきものを着たい〜と思って買っても、結局着ないんですよね」とぽつり。20代の頃からスタイルが変わらないのですから当然でしょう。そのせいか三原さん、10年以上前の印象と今も、何ら変わらない……おそらく、10年後も変わらないに違いない!などと確信したり。自分のスタイルを持っている人は、年齢に左右されない強さを持っています。右は長時間のワークショップを終え、はす向かいの八百屋さんでお買い物をする三原さん。
雑然とした店先にも違和感なく調和してほれぼれします。私が三原さんの装いにひかれるのは、きものが普段着だった時代の匂いを感じるから。毎日のように着て、汚れれば濃い色で染め替えながら少ないきものを着回し、シンプルななかに隠れたお洒落を楽しむ。かつて慎ましく生きた庶民のきものはこんな風だったのではないかと思うのです。実際、三原さんもシーズンごとに限られたきものを使い回して、染め替え、繕いながら布の寿命をまっとうするまで装っています。肝心の日本刺繍講座ですが、copseのワークショップのなかでも1、2を争う難関でした。
3㎝角程度なのですが、所要時間は最低でも4時間!しかも丁寧かつ厳しく三原さんがご指導くださいましたので、まさに三歩進んで二歩下がる〜的な、手直ししながらの作業でした。右の写真は、長時間のワークショップを終え、はす向かいの八百屋さんでお買い物をしているところ。目指すはらっきょ!ご指導いただいた三原さん、本当にお疲れさまでした。
昨日は、帯留めやかんざしを製作してされている騎西屋の関口まゆみさんが来店。関口さんも、はんなりとしたきもの美人! 自作のかんざしで髪をまとめて、素敵でしたよ。きもの姿を目にすると、やっぱりいいなあと思います。そのためには、まずは着付け!23日(月曜)はすみれ堂の着付け教室もありますので要チェックですよ!
「すみれ堂の一日で完璧!着付け教室」
6月23日(月曜)11時〜/13時〜/15時〜 定員各4名
参加費/3500円+税
すみれ堂主宰の立川直子さんが半幅帯を中心に着付けをご指導くださいます。きものや浴衣がない方はレンタルでご用意してくださいます(1000円+税)。
*初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。
京の雅、江戸の粋
店内は、藤井絞さん絞りの浴衣ですっかり艶やか→◎。その一角で静謐な存在感を放っているのが、三原佳子さんの作品です。17日に日本刺繍のワークショップをしていただく三原さんは、井荻で「日本刺繍 露草」を主宰されており、この工房でも教室をされていますが、今回はじめて!?一日限りの刺繍講座をしてくださることになりました。製作する刺繍の見本と一緒に、店頭で作品もご紹介しております。モダンにデザインされた半幅帯や名古屋帯は、切りばめした布に細かく刺繍がほどこされているのがポイント。刺繍の方なのに、あえて刺繍の存在を主張しない控えめなデザインに感動! 色数を抑えてグレートーンでコーディネートをされる三原さんの装いと同様、作品も独特の色使い。色を指定して染めているという帯揚げにも、その感性は徹底されています。店頭でも大注目の三原さんの作品ですが「この方、東京の方でしょう〜。関西の人はこんな色合わせはしないわよね〜」とおっしゃる方の言葉になるほど、と思いました。京の雅、江戸の粋。とよくいいますが、関西と東京の色彩感覚はかなり違う気がします。今回あらためて藤井さんと三原さんという対照的な二組に、きもの時代から脈々と続いてきた文化の東西を垣間見た気がしました。艶やかな色合いは、きものでしか着こなせない楽しみ方。一方、繊細な色を組み合わせる装いは洋服にも通じる洗練があってどちらも魅力です。
右はワークショップの作品見本。生地の色味や色合わせはさすがです!「ひょうたん」や「雲に月」は比較的初心者向き、「富士と波」はかなり高度なようなので、ちょっとハードル高いそうです。直前ではありますが、明日の三原さんのワークショップ、まだお席に余裕がありますのでよろしければご参加くださいませ!
「三原佳子さんに教わる日本刺繍入門講座」
6月17日(水曜)10時〜/14時〜 定員各4名
参加費/袱紗6000円+税 名刺入れ5000円+税(袱紗は裏地と仕立て代でプラス4000円+税、名刺入れ800円+税が別途必要になります)。
*持ち物は縫い針と糸切りばさみです。
*初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。
今日から「夏きもの展」
激しい雨が降り続くなか、無事に設営完了しました。はじめてご紹介させていただく京都の藤井絞さんの絞りをはじめ、小千谷縮、綿浴衣などなど、今年のラインナップはなかなか充実しております。手頃なものもたくさんあるので、きっと百貨店なんかで探すより気に入ったものを見つけていただけるはず! きものなんて、どうせ着ないし〜という方も、大歓迎〜。
手仕事の魅力に出会いにぜひ、いらしてください。本日より6月22日(日)まで、休まず営業しています
。
*きもの展会期中、ランチはお休みです。初めてcopseにご来店の方は大泉学園駅から店までの道のりブログ→◎をご参照ください。車でお越しの方は「東大泉つばき緑地」前のコインパーキングが便利です。