野村亜矢展、最終日!
おだやかなお天気の三連休。盛況をいただいています野村亜矢展もいよいよ今日が最終日となりました。土鍋やグラタン皿も大小、まだ残っていますので、ぜひご覧いただけると幸いです。色数を抑えた野村さんの器で統一された店内は、いつもの雑然としたとは違い、凛とした空気が漂います。この眺めともお別れと思うと寂しい……次回のcopseでの個展は3年後!どうか、見納めにきてくださいね。見ごろを迎えた石神井公園の紅葉とともにぜひ。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングをご利用ください→☆
住まいの主役となる器
野村亜矢展につき23日の会期終了までお休みなく営業中。再訪くださる方もいたり、ありがたいことです。そういえば私も初めて、野村さんの器と出会った個展に2度うかがいました。一度はカップを購入したのですが、どうしても忘れられずに会期終了間際にもう一度。目的はそろばんの玉を思わせる円錐の花器でした。幸いにも目指す器を手に入れることができ、浮き立つ気持ちを抑えきれず、家に帰るなり棚の上に飾って、にんまり。古い簞笥の上で、まるでオブジェのような存在感を放って、家のなかが少しばかり素敵になったいい気分でした。その翌日、あの大震災が起こりました。店は幸い何事もありませんでしたが、なにより心配だったのが野村さんの花器のことでした。どうして買ったばかりの器を飾ってしまったのだろう、あんな不安定な器、きっと床に転がり落ちて割れているに違いない……。泣きそうになりながら家にもどると、倒れてはいましたが奇跡的に留まっていたのでした。以来、棚の上の定位置に収まって、宝物のような存在になっています。これまで器はテーブルで楽しむもの、実質的な用途を満たさない、ただ飾るだけの器にお金を費やすなんてもったいないとさえ思っていましたが、器ひとつで住まいが豊かに変わることを教えてくれました。そんな楽しみを多くの方に知っていただきたくて(私が知らなかっただけですが)、花器やランプシェードまでトータルで紹介できる個展は念願でした。
そういえば野村さん、学生時代に陶芸か版画かで進路を悩まれたこともあったそう。真っ白な土に砂を混ぜ、削ったり色をつけたりしながら素材感豊かなシャープにして生み出す造形は、一枚のアートに匹敵する存在感があります。ちなみに我が家と同じ花器は今回の展示にも登場しています。ほかにもランプシェードや花器もいろいろ。会期は23日まで休まず営業していますので、インテリアを彩る器を探しに、ぜひいらしてくださいね。
*今週のランチは20、21、22日の3日間です。
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野村亜矢さんの器で冬支度
あたたかな小春日和が続いていますが、朝晩はめっきり冷え込むようになりました。寒くなると自宅キッチンにオーブンがないことを悔やみます。この間のオープニングパーティでも登場した野村さんのグラタン皿を見て、さらに後悔がピークに。このグラタン皿、まるでこんがりと焼きあがったお菓子のようなテクスチュア。テーブルに加わったときは歓声があがりましたが、器まで食べてしまいたくなるほどおいしいそうな風合いです。耐熱の器はオーブンはもちろん、グリルパン感覚で直火にも使えるのが魅力。熱々の料理をキッチンからテーブルにそのまま出せば、湯気もごちそうに。ということで、野村亜矢展ではグラタン皿や土鍋がたくさん揃っています。土鍋は直径30㌢以上もの特大サイズから、ポトフやグリルチキンにも使えそうな高さのある小型の楕円など、バリエーションも豊富。スープマグもいろいろありますよ。23日(日)までの会期中はお休みなく営業します。これから寒くなる季節に備えて、お気に入りの器で食卓をあたたかく囲んでくださいね。
*今週のランチは20、21、22日の3日間です。
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野村さんの器でパーティ
野村亜矢展2日目の今日も抜けるような青空が広がっています。昨日の初日は野村さんも駆けつけてくださり、終日copseに在店してくださいました。野村さんが個展をされるのは年2回のみ。「手びねりだから、とにかく数をつくれなくて」と申し訳なさそうに話す言葉に、あらためて貴重な機会をいただいたことを、ありがたく思いました。都内での個展も1年半ぶりということで、わざわざ遠方からお越し下さるファンの方も。そして夜はささやかなパーティをさせていただきました。 大きな土鍋にはトマト風ポトフ、耐熱皿には冬野菜がごろごろ入ったクリームグラタン!料理が入ると、さらに器が素敵に映え、おいしく楽しいひとときとなりました。東京ワイナリーさんのフレッシュなワインもおいしくいただきました。野村さんの土鍋は、本日より神楽坂「フラスコ」で開催のスタジオ木瓜•日野明子さんと茜やの柳本あかねさんの企画展「鍋、楽しんでますか?」でもご紹介されているそうですよ。週末はぜひ野村ワールドを楽しみに、copseにお出かけくださいませ。
*13日〜23日の会期中のランチ日は20、21、22日の3日のみです。ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
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明日から野村亜矢展です!
明日から野村亜矢さんの個展が始まります。昨日届いた荷物は段ボール8箱分!マグやスープマグはもちろん、花器もグラタン皿も土鍋も、さらにランプシェードもという欲張りを通り越して、わがままというか厚かましい要望を見事に叶えてくださり、たくさんの作品をつくってくださいました。涙 手びねりでつくられた作品は、マグでさえひとつひとつ違うデザイン。これほどの作品をつくるのにどれほどの時間を費やしてくださったのかと思うと胸が熱くなりました。思いのほか花器をたくさんいただいたので花材を探しに西荻のcotitoさんにうかがったらイメージにぴったりの枝ものがたくさん! ということで、どうにか準備が整って明日の初日を迎えることができそうです。野村さんも安城からわざわざcopseに来てくださるので、どうか会いに来て下さいね。18時〜はささやかなオープニングパーティを予定。お料理の担当はいつものスノウドロップさん。大きな土鍋でトマトポトフを、グラタン皿で柚子クリームグラタンをつくってくださるそうですよ。ワインは、来月本格オープンの東京初のワイナリー東京ワイナリーさんのできたてワインをいくつかご用意する予定です。作品はもちろん、パーティも楽しみにお越し下さいね。
*13日〜23日の会期中のランチ日は20、21、22日の3日のみです。ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
*はじめてcopseにご来店の方は西武池袋線大泉学園駅からの道のりブログをご参照ください→● 車でおこしの方は近くのUR団地パークサイド石神井の5号棟付近に8台分のコインパーキングができましたので、こちらが便利です→☆
11月13日〜野村亜矢展
11月は陶芸家の野村亜矢さんの個展をさせていただきます。はじめてcopseでご紹介させていただいたのは2年前の花器をテーマにした企画展で。 日々花の雨宮ゆかさんに「草花が映える器」と教えていただいたのがきっかけでした→◎ 工房にもうかがって、お母さまの器店と隣接したすばらしい環境に感動したことは今もしっかり覚えています→● きっと木々も大きくなってお庭が森のようになっていることでしょう。野村さんにはその後、ご飯茶碗展にもご参加いただいたり→◇、少しずつご縁をいただいていましたが、出会いを重ねるほどに独特のフォルム感や石ころを思わせるテクスチュアに魅了されてきました。花器やスーボウルはもちろん、耐熱皿やランプシェードなど、幅広いアイテムを手がける野村さん。ただし、手びねりでひとつひとつつくるので、気の遠くなるほど時間と手間がかかります。そのため個展も年に数回しかできない……ということで、2年前からお願いしていたこの個展が、ようやく開催の運びとなりました。涙 とてもとても楽しみです。初日の13日は野村さんもいらしてくださるとのこと。copseオープン4周年を迎える今月、初日の13日は18時〜4周年を兼ねた、ささやかなオープニングパーティをします。野村さんに大きな土鍋やグラタン皿をお借りして、スノウドロップの伊奈さんにおいしいものをご用意していただく予定! ぜひお気軽にお越し下さいませ。
野村亜矢さんのカップ
一日雨のふるこんな日は、中休みのような静かな一日でした。早くお知らせしないとなくなりそうなので、野村亜矢さんの作品をご紹介。野村さんは愛知県安城市で作陶されています。以前、うかがったその工房は、お母さまが営む「花と器 野むら」の隣にあります→◎。ちょうど冬枯れの季節でしたが、きっと今ごろうかがえば広々とした庭がうっそうとした森のようになっているはず。静謐な佇まいの建物には、のどかな周囲とは異なる凛とした空気が漂っていました。野村さんは美大で陶芸を学ばれた後、瀬戸の陶磁器メーカーに就職されました。「でも轆轤の作品を並べると自分ものか、誰が作ったのかわからなくて」と、独立は轆轤をやめ、手びねりで作品をつくることにしたといいます。三角や四角の高台の器も手びねりだから生まれる造形。さらに表面に細かなキズをつけ石ころのような風合いを出すのが特徴で、手の跡が残る作品は、手にもなじみよく、素朴でいながらオブジェのようです。
轆轤のように数はできませんが、手間ひまかけてつくられた作品はふたつとして同じものがなく、異なるフォルムや色彩とともに使う楽しみとなります。野村さんには来秋、個展もお願いしていますのでどうかお楽しみに!26日(木曜)、27日(金曜)はランチ営業日です。週替わりは牛すじのクッパ!
「ポットとカップ展」初日!
毎回、初日はドキドキのバタバタですが、
今回はいつもに増して。なんとか一日終えてほっとしています。企画展前日にも関わらず、昨日の今頃は←こんな状態でしたが、どうにか間に合いました〜棚!おかげで大量の作品をしっかり見ていただけるようディスプレイも完璧! なんとはなしに器屋らしくなりました。
昨日は安永正臣さんの焼締や白磁が到着、今朝は秋谷茂郎さんがポットやカップをご持参くださいました(右下)。
八木橋昇さんの器(左)も、見事に壁の色と溶け合って。終日、楽しみにしてくださっていたお客様が次々にいらしてくださいましたが、
「こんなにたくさん揃っているなんびっくりしました〜! どれにしようか迷ってしまう〜」といってくださり棚をつくってよかった。あ、もちろん素晴らしいのは、棚ではなく作品なのですが。それにしても、いつまでたってもぎりぎりのこの性格、なんとかしたい。
店頭ではMAMMOTH COFFEEのコーヒー豆も販売させていただいております。マイルドとダーク、100g各470円です。マイルドはコーヒーで、ダークはアイスコーヒーや豆乳ラテでお出ししておりますので、まず味わってみたいという方は、ぜひcopseでコーヒーブレイクを楽しんでくださいね。
<お茶にしませんか?〜ポットとカップ展>
9月19日(木)〜29日(日)*会期中無休
参加作家/秋谷茂郎、古賀雄二郎、鈴木環、野村亜矢、矢尾板克則、八木橋昇、安永正臣
*今週は企画展につきランチはお休み。来週24日(火)、26日(木)、27日(金)のみランチ営業いたします。
<9月~10月のcopseカレンダー>
明日から「ポットとカップ展」
台風一過。美しい夕映えとともに、さわやかな風に秋の到来を感じます。
あたたかな飲み物が恋しくなる季節。明日からいよいよ「ポットとカップ展」がはじまります。昨日から続々作品が到着。
早くも膨大なポットとカップに囲まれてあっぷあっぷしています。今回、初めてご紹介する矢尾板克則さんの作品(左)は、マットな色彩で手描きしたアーティスティックな作風が魅力。毎日使うものだからこそ、一点もののオリジナルを選びたいという気持ちになります。白いヤカン型のポットをはじめ、今回特別にヤカン(直火可能)も作ってくださったのは鈴木環さん(右)。
手びねりのフォルムが楽しい野村亜矢さん、野菜のポタージュ展でもご紹介した古賀雄二郎さんの黒釉のポットなどなど。どれもこれも魅力的なものばかりです。それぞれの作家さんについてはまた追々ご紹介させていただきます。
<お茶にしませんか?〜ポットとカップ展>
9月19日(木)〜29日(日)*会期中無休
参加作家/秋谷茂郎、古賀雄二郎、鈴木環、野村亜矢、矢尾板克則、八木橋昇、安永正臣
*今週は企画展につきランチはお休み。来週24日(火)、26日(木)、27日(金)のみランチ営業いたします。
ポットとカップ展
今月19日(木曜)からポットとカップをテーマにした企画展を行います。題して「お茶にしませんか〜ポットとカップ展」。今回お願いしているのは秋谷茂郎さん、野村亜矢さん、八木橋 昇さん、安永正臣さんといったこれまでお世話になっている方に加えて、あらたに鈴木 環さん、矢尾板克則さんというベテランの方々にもご参加いただきます。矢尾板克則さんは、リネンの洋服をご紹介させていただいているヤオイタカスミさんのご主人さまですが、アーティスティックな作品をいつかご紹介したいなあと思っていたところ、機会をいただくことに。ポット(急須)は立体的なフォルム感があって、作る方によってカタチもさまざまなので、どんな作品が揃うか、いまからワクワクしています! マグカップやフリーカップ、湯のみなども多数到着する予定。狭い店内に、魅力的な作品がずらりと並ぶ充実の企画展になりそうです。
<9月〜10月のcopseカレンダー>