ANDADURA入荷のお知らせ
益子で革小物をつくるANDADURAさんの作品が入荷しました。最近,好評いただいているのが長財布(2万2050円)。私も3年近く愛用していますが、中央に小銭入れがあり、カード入れと札入れが左右についていてたっぷり収納できます(写真は3年使用の私物)。
最初は三つ折り財布を買うつもりだったのに、長財布に魅せられ恐る恐る購入しましたが、バッグのなかでもスマートに収まるのでとても気に入っています。
黒に見えますが色はネイビー。ほかにもブラウンとキャメルがあり、どの色も素敵ですが、ノーブルな色合いといい細身のフォルムといい、吸い付くような手触りといい、3年経った今も財布を出すたびにちょっと自慢げな気持ちに。お財布ひとつでこんな幸せな気持ちになるものかと思うほどです。
他にもふくよかな小銭入れや、お札スペースが2カ所ついた三つ折り財布(2万2050円)、真ん中に小銭,左右にカードや二つ折りのお札を入れられる超シンプルなミニ財布(8400円)、
手のひらサイズの小銭入れ(ファスナーつき6300円/三角タイプ6090円)、スリムなペンケース(5880円)など入荷しています。どれもこれも、見た目以上にたくさん入るのに、ファスナーをしめればすっきり。おおざっぱな私の心強い味方です。先日は奥様のお誕生日に、お嬢さんと相談のうえANDADURAの財布を選んでくださったご主人さまがいらっしゃいました。2度も足を運んでくださいましたNさま、ありがとうございました。奥さま、お気に召してくださいましたでしょうか。
グリーンウィーク
ゴールデンウィークというよりグリーンウィークと呼びたくなる日々。保育園もお休みになる祝日はお店を開けるのが難しく、悩んだあげくに4日間のお休みすることに。おかげで益子の陶芸市に、帰省したりと、萌えいずる緑を眺める日々を過ごせました。陶芸市に出かけたついでにandaduraの山本祐介さんのご自宅兼工房にもうかがわせていただきました。かつて陶芸家が使っていたという住まいは、木製建具がそのままの年代ものの木造家屋。
冬は厳しい寒さとのことですが、古びた小さなお住まいはほっと寛げる心地よさ。デザインから制作まで手がけている工房も見せていただきました。
そんなこんなで今週は、第2•第4火曜のスノウドロップのカフェからスタート。明日のランチはグレープフルーツの入ったちらし寿司、タケノコともやしと生ハムの春巻き、新じゃが木の芽ソース、独活のサラダ、新玉ねぎと甘酒のポタージュで850円です。お楽しみに!
冬のおくりもの
12月に突入して、今年も残すところわずかとなりました。節電のご時世、家々のイルミネーションも控えめ。激動の一年のしめくくりをこれまでにない複雑な気持ちで迎えている方も多いかと思います。さまざまな思いを抱えながら、それでも一日一日は静かに過ぎていくものです。
12月のcopseは贈り物にふさわしい小物が登場。ひとつはホームスパンのショール。ホームスパンは羊毛を用いた毛織物のことですが、もとはイギリスから伝来した技法。ハリスツイードなどで知られていますが、軽くて温かく風合いのよい織物です。手で紡ぎ、染織し、手機で織るという昔ながらの技法で今もホームスパンをつくる清野(せいの)工房は、意外にも上石神井の住宅街の一角にあり、ご両親がはじめたホームスパンを今は娘の詳子(みつこ)さんが中心となって継承しています。本当に手に取ると驚くほど軽くて、ふかふかとあたたか。複雑かつ鮮やかな色彩にも驚かされます。
さらにもうひとつ、益子に工房のあるANDADURAの革小物。「やわらかな革の風合いを表現したい」という山本祐介さんの作品は、ふんわりと丸みをおびて、手にすいつくようになじみます。シンプルなデザインながら新鮮さを感じるのは使い勝手のよい機能を探り、見事にカタチにしているところ。手のひらにすっぽりはまる、引っ張るだけで出し入れできる小銭入れや、ファスナーを開ければ机の上でトレーのようにして使えるペンケースなど、さりげない工夫が心地よく、使う度にうれしい気持ちになります。
そのほかgrueのセンスあふれるリースもあります。がんばった自分に、お世話になった方への贈りものにしていただけると幸いです。